カクヨムコン5反省会『いかに読者をキモチヨクさせられるかを考えよう』


 こんばんは、風嵐むげんです。最近、職場に『医療従事者の皆さんありがとう』という名目で色々な差し入れが届くんですよ。タリーズからコーヒーとか、地元の企業からめちゃくちゃ美味しい飲むヨーグルトとかどら焼きとか。ローソンでも差し入れじゃないんですけど、スイーツが半額だったり。


 他人の優しさにほっこりする反面、「今度はプリンが食べたい」だの「羊羹が食べたい」だの好き放題言い始めた同僚の図太さが頼もしく思います。私はアイスが食べたいです。


 さて、まんまと地元企業に餌付けされる毎日ですが、本日カクヨムコン5の結果が出ましたね。なんか読者選考で落ちた時にも反省会した気がするのですが、当時の自分どれだけ病んでたのってくらいあれで読み返したくなかったので改めてやります。反省なんて何回やっても困りませんからね。


 まず、参加作品はこちらです。


『異世界で文化祭を 〜三百万円稼いで、囚われの王子さまを救出するのだ!』https://kakuyomu.jp/works/1177354054891434016


 我ながら完成度としては高いと思うのですが……やっぱり流行りじゃなかったですね。これのプロットを練っていた頃はちょうど本好きの下剋上という作品にどハマリしていた頃で、「私もこんな作品を書きたい!」ってフガフガしてましたw今思えば、それがまず駄目だったなとw


 改めて見たら、この作品レビュー一個もなかったですね。まあ完結出来ていないので書きようがないのでしょうが。恐らく読者の皆様的にはレビューを書くような代物ではなかったのでしょう。じゃあ、その理由は何か。


 考えてみましたが、『読者がキモチヨクなれる要素が少なかった』せいかもしれません。前に読んだ指南書にも書いてあったのですが、読書というのは『謎を解き明かしていく快感を追っていく娯楽』なんですって。


 ミステリー小説で考えるとわかりやすいですね。探偵が密室殺人事件にぶち当たった。読み進めていくにつれ、まずは凶器が何かを知る。次に、被害者が何者かを知る。アリバイがない人物は誰かを聴き込む。そうして試行錯誤の末に密室トリックの謎を解き明かす。最後に犯人を暴く。つまり、ミステリー小説は大きな謎を暴くだけのお話ではなくて、小さな謎を一つずつ解明していくお話なんです。


 これはミステリーだけじゃなくて、他のジャンルにも当てはまります。勇者は魔王を倒せるのか、主人公は憧れの先輩と付き合えるのかなどなど。そういう謎を解き明かしていく要素が私の作品にはなかったのと、それを補えるような要素が無かった。それが敗因でしょう。


 現に、この作品最初の方はまあまあ読まれてたんですよ。それが急に読まれなくなったのは、そういうことでしょう。


 あとはねー、やっぱり自転車更新をいい加減にやめたいw毎回のように締め切りギリギリっていう状況がまずよくない。ちょっとマズイな、って思っても書き直す時間がなかったりするし。今度参加する時はある程度書き溜めるか、完結させてから公開したいですね。


 まあ、それがいつになるかはわかりませんが……。なんにせよ、カクヨムコン5お疲れ様でした。そして受賞された方、おめでとうございます。

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