第4話



【6話】


リボンの家の作業場に集まる3人。


機体の修理も終わり、余ったお金で新たに機体背部にバーニアを設置。


ふんばり型の左足にはタイヤを内蔵してバーニアダッシュを可能にする。


そこに再び次回の対戦相手のスカウトマンが現れる。


情報漏洩をふせぐためにリボンは断ろうとするが


愛奈がスカウトマンを引き入れようとしたので、あわててカーテンで機体を隠すリボン。


男は試合会場をもっと見ませんか?と誘う。


愛奈は賛成。メガネは情報が増えると喜び、試合会場へ


リングの下の9本の柱は地面とつながっておらず、間に玉が入って衝撃を和らげている。


良く見ると柱と玉は少し離れていて、レアメタルの強力な磁石によるものと男は説明する。


そうしないと柱は試合の衝撃で折れる事があるらしい。


別れの時に男は自分の会社がこの夏、新たに運営するプールのチケットを渡す。


試合の準備も終わり、思い出を作ろうと3人は喜んでチケットを受け取り、翌日プールへ。


入口にはスカウトマンがいて挨拶をする3人。


プールには色々なアトラクションがあり、落としっこゲームを発見。


面白そうなので3人はやってみる事に。


その内容はプール中央に巨大なスポンジが浮いていて


上に2人が乗り、落とし合うゲーム。結果は愛奈が圧勝。


調子にのった愛奈はスカウトマンを連れてきて落としっこゲームを始める。


スカウトマンは愛奈にはじき飛ばされてプールに落ちる。


そして試合の日


リングには象のような相手の機体。重さは3トン。耐電、耐水で攻めどころが無い上に


生えたツノはリングの床でさえも破壊できるほど強力。重いと通常は動きは鈍るが足は


リングを支える柱のように、間に超伝導の磁石が入っていて軽やかに動く。


この情報は相手チームのホームページに記載されているもので。


機密情報を公開する事を不思議がるメガネだが愛奈に情報を伝える。


試合が始まり、サイのように突進してくる相手に


ただ逃げ回るだけの愛奈はメガネの指示を待つ。


一度でもツノ攻撃を受ければそこで試合は終わってしまう。


こちらの攻撃は厚い装甲にはばまれ、リーチモードも無意味。


滑らす事もトリモチで止める事もできない。


逃げ続けていると審判団からは単純に逃げていると判断されて


有効打撃マイナス10ポイントの注意の判定が下される。


これは相手に会場の見学させたり、プールのオープンをする余裕があるよねとリボンが言う。


その言葉で考え始めるメガネ。


リングの下の9本の柱、プールの落としっこゲーム。相手チームのホームページ。


ひらめいたメガネはタイムをかけ、愛奈に指示を与える。


試合再開後にブーストの羽を広げて相手をおびき寄せる愛奈。突進してくる相手。


相手のツノが愛奈の機体に当たる寸前でブーストで宙を飛ぶ愛奈の機体。


巨大なツノはリングの床をホームページに記された通りに破壊。


その繰り返しで床は割れ、2本の柱だけが支える床が作られ、その上に相手の機体が残る。


大きく傾いた床に巨体は対応できず滑り


さらに愛奈の機体がブースト全開で相手の機体を場外に落とす。


試合が終わり相手チームと愛奈のチームが整列、握手を交わす。


と思われたその時、握手するはずの手は地をつき


相手チームの顧問であるスカウトマンの土下座に変わる。


どよめく場内。どうかうちの高校に来て下さいと震える肩に涙。


あれだけの地位の人のその行動に疑問を覚えるメガネ。巨体の機体に記された謎のマーク。


相手に情報を教える謎の行動。


解けない問題に興味を抱くように


スカウトマンに興味を持ち始めるメガネ。


祝勝会はリボンの自宅で山盛りのハンバーガーに愛奈は興奮。


自宅に届けられた優勝賞金の1億円。


3人はスカウトマンの話に進み、リボンは愛奈も入学できるなら受けると結論。


メガネはまだ考えが決まらない事を2人に伝えた。


【7話】


入学の日、愛奈とリボンは中学の制服でスカウトマンの高校の門をくぐる。


その後にメガネの姿。そこにスカウトマンが現れて学校案内をするという。


この学校は高校、大学、ロボット工学の専門学校が同じ校舎にあり


生徒はキャンパスでくつろいでいる。


制服も、始業式も、終業式もなく、受けたい授業を好きな時に受けて


単位を取得する大学に似た形。


高校生でも大学生や専門生と同じ授業を受けられ、会社の試験を通れば入社も可能。


学食は全て無料。マクドナルドも出店していてコンビニもある。


特待生のカードがあれば校内の支払いは無いのでコンビニ内のどれでも持ち帰れる。


各部室にはお風呂場と仮眠室もあり


ロボット研究部などは快適に遅くまで作業ができる。


大学生との学校生活に心躍る愛奈はスカウトマンに部活のかけもちは可能かを尋ねるが


スカウトマンは自由にしていいと答える。


特待生の3人に唯一与えられた義務はロボット研究部に入る事なので


入部するために向かう。どんな先輩達が向かえるのだろうとドキドキする3人だったが


部室の扉を開くと誰もいない。ここは高校生の部の2軍の部室で部員は愛奈ら3人だけと


スカウトマンから説明される。


学校には好きな日に来て好きな時間に帰ってかまわないという


言葉を残してスカウトマンはその場を去る。


部室にある数々の作業機器に心躍らせるリボン。気づくと愛奈はおらず


体育会系の部活を見て回る。その中で目に付いたのが新体操部。


バレーボールが飛んでくる中学の体育館とは違い


新体操部専用の体育館、充実した設備にコーチ陣。


愛奈は掛け持ちで入りたいと言うがコーチ達は愛奈を知っていて好きな時に


来て良いと言われる。拘束された練習もなかった。


さらに校内を歩いていると見知らぬ生徒と楽しそうに歩くスカウトマンを発見。


ジェラシーで割って入る愛奈。それが気に入らないロボ研1軍のパイロットの女子。


つまらない事で言いあい、中庭でロボットバトル勝負をする事に。


愛奈は2軍の新品の機体を使うが1軍パイロットの女子に柔道の技で軽く破壊される。


メガネは前大会優勝で有名になり雑誌のモデルなどをしていて有名人になっていて


帰りに校内でサイン攻めにあう。


部室には旧機体と新しい機体が2体あったが、愛着のある旧機体をメインマシンに選ぶ。


夏休みに入り、部室でモーションキャプチャーのロボットゲームで遊ぶ愛奈。


連勝するが、柔道のような足払いで負ける。横で見ているメガネは


上半身には打撃を受けていないから軽いパーツに変えて下半身は


ふんばり型にすれば?と意見。


リボンが改造作業を終えて2人の所へ来る。


大会は明日でリボンから大幅に改良された機体の説明を受ける愛奈。


まだ時間が早いので新体操部に向かう。リボンもつきそうが腕を負傷して早退。


その帰りに愛奈は学校の地下街に侵入。そこは一本道の歓楽街で


居酒屋など高校生には縁の無い所だったが


愛奈はスカウトマンと来たらどうなるかを妄想。1人にやける。


歓楽街から出た愛奈は一息ついていると


歓楽街から出てくるスカウトマンとメガネを見てしまう。


メガネに何してたのと聞くと居酒屋で食事をしていただけと言う。


試合の日、リボンは腕の肉離れで包帯姿。愛奈は時間になっても来ない。


パイロットは運動音痴のメガネになる。相手は中学生でただの円柱型ロボット。


機体には謎のマーク。


さわると何かありそうだが触らずには勝てないのでさわると中から腕が出てきてつかまれ


円柱上部から勢いよく気球が膨らみ、メガネの機体は宙に浮く。


浮いてすぐにジェット噴射で気球は場外ゾーンの上に移動。


腕を射出して逃げても場外に落ちて負け。気球を攻撃すればメガネの機体が先に落ちる。


相手は自分の気球に穴を開けてゆっくり場外に降りようとする。


その時愛奈は歓楽街の居酒屋にいて食事を注文してテレビをぼーっと見ていた。


すると店員の噂話が聞こえる。昨日、理事長(スカウトマン)が女性を2人連れてここに


来ていてその一人が今、ロボットバトルのテレビに出ていると。


自分の勘違いに気付き、愛奈は急いで会場に向かう。


電車に乗り、大勢の帰宅客の中を逆走。会場の門をカードを通して通過、場内を走り


勢いよくプレイヤーベンチのドアを開ける。

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ロボ研 @hasegawaplan

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