「ターコイズブルーの漆」彼女の感想

「今までで一番さわやか」と言われたけれども、「やっぱりラブが足らない」とも。

「この宮本って人は、琴音って女の子が好きなんでしょう? でも好きな感じがしなかった」


 もしもこれが演劇になったとしたら、たしかに宮本役の人は困るかもなと思った。

 例えば琴音の仕業だと気づいていて、捜査の邪魔をするとか。


 あと、池井戸潤の小説で、警察の捜査がほぼ進んでない状況が描かれてて、市民が文句を言うと、刑事が謝るシーンがあった。

 そういうのはやっぱり必要だなと。

 夏樹静子の小説だと、嫌な態度の警官がいたとしても、親身になってくれる刑事もいるという描き方がしてあって。

 学校側が警察沙汰にしなかったとかにしておけば、宮本の出番が増えたのかもなあ。

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基本的に、僕にはラブが足りないらしい 吉美駿一郎 @shunicirou

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