キャラクター:ジャスティア=ラファエル&フロッグス=バエルについて
気が向いたのでこんにちは。今回は前回の予告通り、ラファエルちゃんとバエルちゃんの解説をしていこうと思います。
・フロッグス=バエルについて
まず、作者の私から申しますと、彼女達2人は、結構力を入れて作ったキャラクターです。あたかも万人受けしそうな……と、私なりに考えた結果、行きついたのは、『ぅゎょぅじょっょぃ』でした。
『扱いやすく、とにかく愛嬌もあり、それでいてアテナ達と比べても、見劣りしない強さ(キャラクター的な意味で)の幼女』という、自分の中にあった条件(ほぼ無茶振りに近い)を見事に満たしてくれました。
その為、彼女達を取り巻く設定は、他に比べると早く固まりましたが、バエルの性格には、少々悪戦苦闘しました。
ほとんど、ソロモン王とのやり取りに関する記述が見つからなかったので、性格は小さいながらも偉そうに、しかし頭のネジが抜けている……と言うアホの子キャラになりました。
強さはグリモワール序列に依存し、序列を見ればアモンよりも強い筈……なのですが、やはりそうは見えない。つまり、実力はあるかもしれないが、カリスマ性において、圧倒的にアモンに劣るキャラクターです。(まぁ、本編にチラッと登場した、68位のベリアルや71位のダンタリオンが、弱い訳が無いんですけどね。
一応彼女の名誉の為にフォローしておくと、バエルがカリスマ性を持っていないおかげで、ヘタレ気味なレイジーをあたかもリーダーに見せかける為のキャラ……かもしれません。(フォローになってないなこれは……
大悪魔の連中の大体が、黒基調の礼服(一部に例外アリ)になっている理由は、元はソロモンの使い魔であった事を反映した結果です。(使い魔=従者的なイメージ)
バエルは普段の姿こそ、幼女そのものですが、それはあくまで制限を受けた姿。悪魔だけn(ゲフンゲフン…
制限を解除すれば、レイジーとほぼ同じ身長の女性へと進化するのです! ただし本編には、彼女の戦闘描写は無し。戦った……というか、力の片鱗を見せたアモンは、『肉体的な力のみで戦う大悪魔』というような感覚に近い描写になりました。
一応言っておきます。……やたらアモンと比較するけど、筆者がバエルを嫌ってるわけじゃありませんからね!?
なに、信じられない? ……ならばここで約束しましょう。私だって男です。
バエルちゃんには、絶対に大きな見せ場を作ります!
実を言うと、バエルとアモンに関する設定は、まだ全てを発表していないので、これからあのアモンを、絶対に超える子にして見せます!(あれ……? どこぞのヘタレとは違って、まるで主人公のようだ……)
・ジャスティア=ラファエルについて
今までいくつか作品を書いてきた身ですが、こんな事は初めてですよ。まさか自分の書いたキャラクターを好きになるとは……。
せめて一回は、こういう引っ込み思案なキャラクターを、作品に出してみたいと思っていましたが、まさかここまでかわいい子ができるとは思っていなかった……と言うのが本音です。
この子にも、バエルと同じく自分の中で作った条件があり、それが『見ただけ・書いただけで癒される、まさに天使のような(直喩)キャラクター』というものでした。
……そこから、私がはじき出した結論は『人の影に隠れる引っ込み思案+幼女+天使(性格的にも種族的にも)』という、非常に単純かつシンプルな発想に辿りついたのです。
この場を借りて言いますが、『叡智の紙園 ~エイチノカミゾノ~』に、初めてのレビューが付いた時、その内容にラファエルの名前があったのには、驚きと喜びが、同時にこみ上げてきたのを覚えています。
そして、嬉しさのあまり、パソコンの画面に土下座したのはいい思い出(確信
この時は本当に、『書いててよかった』って本気で思いましたよ。やっぱり評価はこまめに更新しないと付いて来ないものなんですかね(うっ、耳が痛い……
話題がずれてしまったので、今度はラファエルちゃんの能力について、解説しましょう。
本編にも出てきた、熾天使達の『~の天智』と言う能力。
もう一度おさらいしておきますと、ウリエルは『神炎の天智』で、ガブリエルが『神創の天智』。ミカエルが『神言の天智』で、最後のラファエルが『神癒の天智』です。
紙園最強とも言われる、ラファエルの能力『神癒の天智』。これは他の神や悪魔達の能力とは違い、対象を『癒す事によって』効果を発揮する能力です。
本編の描写にもあった通り、金色の光を周囲にばらまき、その光に触れた物全てを癒す力。
その光を浴びた者の傷は、みるみるうちに塞がり、身に付けている服も修復されていく程の治癒能力。果ては敵対する者の、闘争本能をも奪ってしまう程です。
本編でも説明されていますが、奪うのは闘争本能だけではありません。彼女の光を浴びた者は、何かを遂げようとする意志が、途端に無くなってしまうという面もあります。
主人公であるレイジーも、彼女の前から逃走する際、これを恐れている描写がありました。
これを防ぐ術は、強いて言うならば、自身を別の空間に飛ばせるガープや、煉瓦の壁を築き上げるハルファスとマルファスぐらいしか持ち合わせていません。しかし、彼女達自身が攻撃する際、姿を見せなくてはならないので、結果として光を浴びてしまう事になります。
一時的に光を遮断できても、完全に彼女の放つ光を遮る方法を、レイジーですら持っていないのです。これこそが紙園最強と謳われる最強の幼女です(ぅゎょぅじょっょぃ
第2話にもあった通り、巨大生物ですらラファエルを襲う事はしません。ゴリアテやヘカトンケイル、果てはガタノゾアすら従える幼女の天使は強い。
……ゑ? なら何で
……だって、人が大量に死んでいる映像を見せつけられた場所に、この子が簡単に行くと思いますか? ここで彼女の描写が無かったのは、これが一番の理由です。(怯える彼女を期待していた人がいたらゴメンナサイ……
ここまで、「この幼女は強い」と書いてきましたが、そんな彼女の能力にだって、弱点と言うか欠点ぐらいあります。
それはガブリエルの「神創の天智」と同じ『生命活動を止めた者は生き返らない事』と『傷を負っていない者の意志を奪う事はできない』という二つの点です。
レイジーが彼女達の前から逃走しようとする際、『一回も被弾せずに逃走』とナレーションが入っています。これは即ち、形はどうであれ、たったの一回でも被弾すれば、即座に癒されて意志を奪われるという事に繋がるのです。
これは裏を返せば、『傷ついていない者の意志は奪えない』と言う事です。回復と意志を奪う効果は、2つ合わせて発動するって事ですね。
そして、バエルちゃんと同じく、これからのラファエルちゃんについて少々……。
レイジーと熾天使のメンバー以外に、とても大きな関わりを持つ人物が第一章の最後にチラッと登場しました。……ソロモン王と監獄にいる堕天使三人組です。(厳密には悪魔なんですけどね!
ソロモン王はさておき、今回用があるのは、悪魔の三人組の方です。
今は『堕天使』兼『大悪魔』の肩書を持っているとはいえ、元は高位な天使であった為、熾天使達とも面識はあります。彼等と熾天使の関わり、そして72の悪魔達とも接点のある彼等の動向にも、注目していただきたいです。
まとめ
色々喋っちゃいましたが、一口に幼女と言っても、両者の間にこれだけの差があるんですねぇ……(しみじみ
次回は……そうですね、今回幼女を紹介したので、次回は男の子達も紹介しましょうか。
紹介する内容は、完全に作者である私の気まぐれです。下手をすると、紹介し忘れるキャラクターが、この先出てくるかもしれません……気を付けなければ。
ではコレをご覧になっている皆様――――また私の気が向いた時に、ここでお会いしましょう。
PS:ひょっとすると、「叡智の紙園 えくすとら・えくすてんど!」にだけ掲載する、紙園の日常に関するお話が出てくるかもしれません。本編だけでは補足しきれない部分を、ここは補足する場所ですからね。
もし投稿した場合、その時は近況ノートに入れておくので確認のほどお願いします。(こっちがお初で、後になってから、本編のストーリーに組み込まれるキャラもいるかもね。
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