四節:構造

 陽射しの眩い一室に椚と麻祁、二人の姿があった。

 いつもと変わりのない様子でそれぞれが自分の時間を過ごしている。

 一人は肘掛けの付いた革張りの椅子に腰を沈め、手に持つ新聞に目を通し、もう一人は部屋の中央右側に置かれたソファーに腰を沈め、胸元で両腕を重ねてはその目を閉じていた。

 紙の擦れる音を耳にする中、ふと部屋の正面にあるドアノブが回り、ラッチ音が響く。

 開く目に、向けられる視線。二人の瞳がドアへと向けられる。そこには一人の男が立っていた。

 歳は六十半ば。髪は白と黒が入り混じるも綺麗に整えられ、服装には白のワイシャツと灰色のズボンを着用していた。手には紙袋が握られている。

 男は向けられる二人の視線に動揺など見せず、平然とたる物腰で問いかけた。

「民谷さんの紹介で来ました。……ここでよろしいですか?」

 男の言葉に麻祁は右手を伸ばし、前にあるソファーを指した。

「どうぞ。詳しいお話を聞かせていただきます」

 僅かに口元を上げて見せる麻祁の表情に男は言葉を返さず、その指先に導かれるよう部屋の左側にあるソファーへと腰を下ろした。

 手に持つ紙袋もその横に座ったのを確認した後、麻祁が言葉を続ける。

「それでは内容を――」

 その言葉に男は数秒の間を開けた後、答えた。

「お願いしたいのはある資料の消去です」

「――消去?」

 ふと視線を細める麻祁を前に、男が紙袋の中からファイルを取り出しそこから一枚の紙を取り出した。

 二人の前に置かれたその紙には、どこかの島を映した衛星写真と海域を記した地図、それと事細かく並べられた文字が載せられていた。

 麻祁がその紙を手に取り、上から下へと目を通した後、立ち上がっては椚へとその紙を手渡す。

「……ここは……」

 眼帯の掛けられてない方の瞳が上下左右と忙しなく駆け巡る。

 一通り読み切った後、椚はその紙を麻祁へと返しある名前を口にした。

「那波島ですね。最南端にある」

 椚の言葉に男は、ええ、と頷き答えた。

「そうです。その島で研究している資料を消して欲しいのです」

「その島では何の研究を? というよりも、そんな施設がこの島にあるのですか? この写真を見るかぎりは植物以外には何もない島に見えますが……」

 麻祁が資料に載せられている衛星写真を見る。

 海で囲まれているその島には緑以外の目ぼしい色などは見えなかった。

「そこに載せてある写真は以前のものです。今はこのような状態になっています」

 男が別の紙をファイルから取り出し麻祁の前に出した。

 そこには緑色の真ん中に灰色が飛び出した衛星写真と、二階建ての建物を横から撮った写真が載せられていた。

「元々あった廃墟を再利用、改築して研究施設として戻したようです」

「元々あった廃墟?」

 ふと出る麻祁の疑問に椚が答える。

「その島は昔、軍の防衛拠点の一つとして利用されていたことがある。主に監視や補給、それと基地局の役割で。しかし、終戦後には破棄されている」

「それを再利用したのか」

「新聞でも確か再利用に関してはそれらしい記事が載ったことがある。……自然科学発展の一環だったかな。動物の保護や生態系などの調査目的と書かれていたな」

「私も以前はその場所で手伝いをしていました。主に霊長類――猿やチンパンジーなど研究ですね。近くには他国の島もありますし、交易を兼ねての共同研究として対象となる生物を船で運んでいただいてました。しかし、私が去ってから数十年でその目的を大きく変えたようです」

「今ではなんの研究を?」

「――猿を喋らせることです」

 視線を細めて答える男の言葉に、二人は体勢を変えることなく耳を傾け続けていた。

「以前は他国との交易を兼ねていた為、研究費などが容易に下りていたのですが、近年、情勢、外交や内政の流れが変化によりそう簡単には下りることがなくなったのです。資金繰りに困り果てた研究施設は当然、維持できるわけもなくそのまま破棄となるのは目に見えていた話なのですが……そこに、民間企業からの支援、買収をされることになったようです」

「それで研究目的が猿の生態系調査から喋ることになったと」

「はい。表では生態系の調査を理由に立ててますが、裏ではそのような事をしていたようです。余所にもその情報を漏らさないために、以前行っていた共同を取りやめ、人員の多くはその企業で雇われた研究者のみで固められていたようです」

「わざわざ猿を喋らす利点は……自社の宣伝目的……かな」

「私もそうだと思います。調べたところ、研究費や人員派遣を行っていたのは『フトゥールム』という会社でした」

 男がファイルから一枚の紙を取り出し麻祁の前に差し出した。麻祁はそれに目を通した後、立ち上がり椚に渡す。

「……元鉄鋼工業が主体の会社ですよね?」

 椚の問い掛けに男は返事をし頷いた。

 その言葉の意味を知りたそうに視線を向ける麻祁に対し、椚が答える。

「三河にある大手企業だ。昔は鉄鋼造りから始まっていたが、今じゃ子会社や分社化して、色々な分野に手を出しているようだ。電化製品から始まり、食料品や製薬品などとかな」

「……なるほど、それなら非常に都合がいいってわけだ。好き勝手色々するには」

「フトゥールムの目的は動物を喋らせる事での自社への宣伝、投資額を上げることは明白です。その手始めとしてまず、人と遺伝的に近いチンパンジー、猿が選ばれたようです」

「研究内容は? 喋らすための方法としては何か情報を?」

「直接研究に携わっていた職員には緘口令を出していたらしく、資料としての形ある情報ではないのですが……聞いた話では人の言語中枢に当たる部分に発信器のようなものを埋め込み、喉に組み込んだ機械から声として音を流す仕組みのようです」

「狂ってるな……」

 椚が呆れたようにそう言った後、胸元に両腕を重ねた。

「しかし、それでは批判も当然起きるのでは? 動物保護もありますし、もし無理矢理にでも喋らせることになるのなら黙ってはいないでしょう」

 腰を下ろす麻祁に男が視線を合わせる。

「公に見せればそうなるでしょう。しかし、事業としてのアピールとしてはかなりの効果が出ます。金の成る木を欲しがる場所はいくつでもありますし、研究が進めば苗は強く丈夫になっていく……。そうなれば資金はどんどん増え続け、もはや誰も止めることができなくなります。研究が失敗すれば大きな痛手は負えますが、その道への可能性がゼロではない限り安堵できません」

「それで資料の消去と……内容はわかりましたが、もしバックアップしていた場合はどうしますか? この研究所だけに全て保管しているとは思えないのですが……」

「確かにその可能性もあります。本社の方にも幾分かの情報は送って保存してるとは思います。ですが……実はある事故が起きまして、現在施設は破棄されており、元となる資料は未だ回収されていないと思われるので、今は早くそちらを消してもらいたいのです」

「施設の破棄? 事故とは何が?」

「話によると、どうやらこの数週間前、研究対象としていた何匹かの猿が突然暴れ出し、何人もの研究者が巻き込まれたみたいで、すぐに近くにある港から何隻かの漁船や貨物船を出してもらい島から出たようです。……突然の事に資料などは持ち運びはされておらず、早急な対応も出来ていないと思われるので、原本として必ずそこにあるかと思われます」

「因果応報ってやつですね……その情報を提供してくれた方とは直接会ってお話してもよろしいですか?」

「はい、時間さえ言っていただければ私の方から連絡してみます。その方は当時、私と共に研究をしていた仲間でしたので、色々と話は聞けると思います」

「――それは助かります。依頼内容としての流れは大体把握しました。少しばかり不透明な所もありますが……より詳しくお聞きしたいのでファイルを見せてもらってもよろしいですか?」

 すっと差し出される麻祁の手に、

「はい。私が知りえた事ならなんでも」

男は手元にあるファイルを渡した。

――――――――――――――

「――で、その人の話は信用できるの?」

 眉間を歪ませ、明らかに不信感を見せる篠宮が問いかける。

 腰を下ろすベッド、机を挟み、向かいの床に座っていた麻祁がそれに答えた。

「まあ、聞いた限りでは」

 机の上には一枚の大きな紙が置かれていた。

 そこに描かれているのは直線で作られた四角形が二つと、小さな文字が点々と――。

「こんな地図で?」

 篠宮が片手で回していたエンピツが足元に落す。

「まあ、聞いた限りでは」

 篠宮は腰を曲げエンピツを拾った瞬間、大きく両手を上げ叫んだ。

「こんな地図で何ができるっていうのー! ええーッ!!」

 まるで自身の声に押しつぶされるように、両手を上げたまま篠宮が布団の上に仰向けで倒れた。

「まあ、やれるだけやるしかない」

 胸元で両腕を組み、どっしりと座る麻祁は机の上にある紙を見続ける。

「いくら見たってそんな地図参考にならないわよ。いったいどこの誰がこんなもん用意したのよ」

 篠宮が体を起こし、エンピツを机へと放り投げた。

 カラカラと乾いた音を上げ転がる六角形は、紙の上を横切り、机の端で止まった。

「内部の様子は見えないからな。施工した会社は分からないし、どうやら増築もしているようだからこのような形の地図になったんだと」

「ベラベラと内部情報漏らすやつがいたんだから、そいつらから内部情報の一つや二つぐらい聞き出せるでしょう?」

「聞き出すにも建築関係者なんだからそう詳しくはないだろ? それに立場上そう何度も聞き出せる時間もない」

「他の人は? こんな大きい場所なら外回りでの作業員もいたでしょ? 運搬とか見回り役とか」

「他の人も大体は似たような情報ばかりだ。それぞれ役割は渡されても、行き来できる場所は限られてくるから仕方ない」

「……なによそれ? もっと奥で働いていた人との接触は? 金さえ積めばベラベラ喋るんじゃないの?」

「接触しようとも考えたが、どうやら直接携わっていた研究員のどれもが本社から近年になって派遣されてきた者ばかりだった。当時、依頼者と共に働いていた人物を除けば、顔見知りなんて僅かのみ。他の人から話を聞くにも、こっちから声を掛けるのはリスクが高いから止めにした。もし情報を聞き出せたとしても、それをなんかの拍子に本社に伝えられたらこっちの身が危うくなるからな。目的はあくまでもデータの消去。無理に騒ぎ立てて色々対策張られても困るし、それに情報の流出としてせっかくの提供者が疑われてしまったら、気が悪いだろ? 協力してくれる善人は大切にしないと」

「ふーん、本当は自分に火の粉が降り掛かるのが嫌なだけでしょ? で、このラクガキみたいな地図が出来たと? 確かこの場所は昔の前哨基地だったのよね? 昔の資料とかは残ってなかったの? 後から外枠を組んだとしても中の骨組みまでは変えることは手間が掛るんだし、少しでも参考になるんだけど」

「椚の調べでは残ってないと言うことだ。当時関わった人に話を聞いてもいいが、そんなもの聞いたところで結局は今の情報と変わりのないしな」

「よくそんな空を掴むような頼みごとを請ける気になったわね。もし行って帰ってこれなかったらどうするの?」

「それほど危険な場所ではないからな。相手は猿みたいだし……数も少ないみたいだからなんとかなる」

「えらく自信のあるお言葉ね。――何かあるのかしら?」

 興味深そうな眼差しを向けてくる篠宮に、麻祁がエンピツを手に取った。

 人差し指の上にエンピツの腹を置き、くるくると器用に回し始める。

「事前に入った情報では別の誰かがこの島に行きたがっているようだ」

「へぇー変わった人ね。こんな辺鄙な島に――その情報はどこから?」

「この島に行くには船で渡るしかない。しかも、国の領域内にあるから向かう船は限られてくる」

「でも最南端の無人島でしょ? 他所からも行けるんじゃないの?」

「ああ、その可能性もある。だから既に手を付けて網羅している。昔、交易のあった所をメインにしてね」

「手が早いわね。で、どこから来るの、そいつらは?」

「島の近くに由間島という島がある。ここは以前から物資や食料などの船便をそこに暮らす島民が請けていたらしく、襲撃が起きた際の離島も手伝ったようだ。今は立ち入りがダメだと釘を刺されているみたいだが、この周りが漁場になっているから、話せばいつでも渡してくれると――良い人達ばかりだよ」

「何か問題があった時はきっと知らんぷりよ? 本当に良い人かどうか」

「騒がれるよりは助かるけどね。あんな何もない島、遭難しようが自己責任の問題だし」

「まあね――それじゃ全体の流れとしてはこうかしら? そいつらが渡る日を事前に聞いて、それに合わせて後から横取りしようって話かしら?」

「ああ、その方が何かと都合がいいからな」

「でもタイミング良く行くと思ってるの? 少しでもずれたら行き違いになるかもしれないし、もしばったり会ったとしても、横取りする場合はどうするつもり? 相手も人を襲う猿がいるなんて聞かされていたら、武器かなんかは持っていくはずだし、銃の持ち運びできないでしょ? 飛行機か船のどれかで近くまでいかないと行けないんだし」

「行き違いは問題ない。相手も準備がある、そこから行くと言ってるんだから、必ずその日に来るはずだ。私達は前日にその場所で泊って出航した後に跡を追えばいい。武器に関しては、今回は火薬だけを持ち、船で向かう。量は資料を破棄する分だけあれば十分だ」

「発破するっていうの? それがどこにあるか分かっているの? こんな中身のない地図で――食堂は書いてあっても、肝心のその場所が書いてないじゃない」

「だから先行させて案内してもらう。向かう理由は本社からの回収依頼のはず。それ以外にこの島に向かう価値など今はないからな。どこにどのデータや資料があるかは伝えてるはずだから、任せておけば勝手にやってくれる」

「はあ~、大層な作戦ね。よくそんな都合よく考えられるものだわ。本当に少しでもズレたら終わりじゃない。どういう思考でそんな計算が出来るの?」

「資料の回収には時間が掛かるからな。紙きれなら量にもよるが入れ物だけ持っていけばすぐに帰れる、しかし電子媒体の情報なら移すのに時間がかかるからその分の余裕ができる。相手も回収目的で行ってるんだから、せっかく行ったのに資料を手にする道具がなくて戻ってきました、なんて情けない事は言わないだろ? 後は実際に向かってこの目で状況を確認する、臨機応変ってやつ。それが何なのか、どんな状況なのか? は目にするまではわからない。事前に調べようにも人は送れないのだからな」

「――そうまでして資料を消す価値はあるの? 猿の喋らす研究なんてほっといても影響ないと思うんだけど?」

「私の興味の一つだよ。どんなくだらない研究だとしても、それを逃すわけにはいかない。もしそれが妙な方向に進展して変なものがどんどん作られたら困るからね。興味がある事には積極的に受け取って行かないと。――猿狩りでもする?」

「お断りよ」

 篠宮が呆れるように右手を軽く払った。

「そんなこと誰が喜んで参加するのよ? そういえば国のえらいさんはどうしたのよ? この土地は国の管轄下にあるんでしょ? たかが数匹の猿に領海域の最重要点場を荒らされていいの?」

「椚の話ではあいつらは金と地位さえ揺らがなければ面倒事には興味がないらしい。国からその土地を借りているのだから、当然賃金は支払わないといけない。それが滞るなら何かを言ってくるとは思うが、相手もわざわざそんな事を言われたくないために今は、『問題が起きても黙っている』と言った感じで、猿に占拠されているなんてことは知らないかもしれないな」

「能天気な話ね」

「もしかしたら、誰かと繋がりがあるのかもしれないな……それは椚が調べてくれるかな」

「もし、大物が釣れるなら大手柄ね。……それにしても依頼主はたいそうお喜びでしょうね。こんな曖昧な情報でここまで引き受けてくれるんだから」

「金さえ出せば、別に私じゃなくても誰でも引き受けるさ。ただ重用なのは本人の意思をどれだけ汲み取れるかだな。どうしても止めたかったのだろう、自然と暮らす生物を人の勝手で弄ばれることを……、――私はそう受け取ったけど?」

「良いように取るわね。私にはその生態調査していた人たちも結局は同罪だと思うけどね。捕まえて、檻に入れたりしてるんだから、やってることには変わりないわ――もしかして贖罪のつもりかしら?」

「どうだろうな。聞いた話では当時の生態調査は連れてきた猿を自然環境で放し飼いにしてそれを調べていたとは聞いたけど……。今回はそこまで昔話を詳しく探ろうとは思ってない。内容も回収じゃなく消去だし、わざわざ理由があって誘い込むとしてもこんな島を選ぶのなら近場を選んだ方がいいしね。――まあ、行ってからの楽しみってやつ」

 口元をうっすらと上げ、紙を見ている麻祁の姿に篠宮は息を吐いた。

「ふーん……まあ、なんでもいいわ。私は関係ないんだし」

 ベッドから降りた篠宮は机の下に足を入れ、地図に視線を合わせた。

「えっ? 一緒に来てくれないの?」

 驚いた様子もなく淡々とした口調の麻祁に、篠宮がため息交じりで答えた。

「はっ? 行くわけないでしょ? なんでそんな所にいかないといけないのよ? 一人で行けばいいのよ」

「一人じゃ大変だろ? もし何かあったらどうするんだ? こんな連絡もつかないような島で……」

「昔の防衛拠点なら電波の一つか二つぐらいは通ってるでしょ? 近くに人もいるんだし、連絡ぐらいできるわよ。最悪、昔使ってた無線機ぐらいあるんじゃない?」

「荷物は? 建物を発破するのには相当量が必要だから私一人ではなかなか……」

「なに? 建物ごと壊すつもりなの? それなら直接行くより、上空から爆撃した方がマシだわ。どうせサーバーかロッカーを壊すだけしかないんだから、それほどの力はいらないわよ……そうね、こんな地図じゃ全く様子は見えないけど、研究施設ならもしかして、酸素とかのボンベとか置いてあるかもしれないから、それを使えばより燃えるわね……ペン貸して」

 篠宮が地図を見ながら、麻祁に向かい右手を伸ばした。

 広がる手のひらの上に、飽きて机に置いていたエンピツを渡す。

「それじゃ誰を誘うかな……」

「葉月識は? あんたが行くって喜んで着いていくでしょ?」

「葉月は別件中」

「なら、久柳龍麻でも連れて行けばいいでしょ? どうせ荷物持ちなんだし、運がいいから何とかなるわよ」

「ん……」

 立てた右肘の上に頬を置いていた麻祁は天井の角を眺め、何かを考え始めた。

 その様子を篠宮は余所に地図を見詰め、エンピツで地図に丸を付け始めた

 黒鉛の叩く音と紙の擦れる音の中、枕元に置かれた時計の短針が十二時を差した。

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