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…という風にですね、最近は一昨日、いや昨日のことすら思い出せなくなっている現代人が増えているみたいで』


『というと?』


『ときにあなた、昨日の晩御飯を思い出すことはできます?』


『ええと、昨日ですよね、もちろん。サバの味噌煮です』


『ほうほう、サバの味噌煮、良いですねえ』


『ちょっとちょっと、馬鹿にしないでくださいよ。さすがに昨日のことくらいは思い出せますよ』


『じゃあ次の質問。一昨日の晩御飯は何でしたか?』


『一昨日ですよね、もちろん覚えてますよ。ええと、そうです、アレです。

ええと………ホラ………アレ?』


『ほらほら、昨日ならすぐに答えられたのに、一昨日となると、難しいでしょう』


『いやちょっと待ってください。今思い出しますから…うーん、ウーン…』


『あいやいや、もう良いですよ。そのくらい、人間の記憶というのは不確かなものである、ということです。

これはもちろん、記憶力という要素もありますが、それ以外の点でもね』


『いやあ、何だか悔しいですね。たった2日前のことが思い出せないというのは。

忘れたくっても、忘れられないことなんて、山ほどあるのにねえ』


『そうでしょうそうでしょう。記憶なんてものはどんな記憶媒体よりも不確かなものなんですよ』


『確かに、そうかもしれませんね』


『ですからね、今回私が考案するトレーニングを、ぜひ皆さんにしていただければ…

記憶力が丸一週間は持続できるように…


ピッ


「おかーさーん、テレビこわれたー」


「ほらほら、口からこぼれてるでしょう。それにテレビはこわれてないから、まずは口を拭いて」


「わかったー」


「それと■■■、勝手にリモコンをいじるのはやめなさい」


「はーい」


子どもが持っていたリモコンが無造作に床に投げ捨てられる。

それを近くにいた母親が拾い、赤い電源ボタンを押す。


「あ、ホラ大事なトコ見逃しちゃったじゃない」


「だいじなとこ?」


「うん、でももう良いわ。まずホラさっさとご飯食べちゃいなさい。二人とも遅刻するわよ」


ピッ


「はーい」

「あーい」


テーブルの横に置いてあった手提げかばんを手に取り、母親は外出の準備をしようとする。


さっきテレビに出ていた、あの人の発言の続きが気になって、

一度消したテレビの電源をまた点けようとするが、思いとどまる。


「そうだ、時間がないんだったわね」


二人のべたべたになった口元を拭き、

隣で上目づかいにこちらを見ている二つの手を引いて、家を出る。

出るときには必ず、子どもたちの忘れ物がないかどうか、確認しなければならない。


「そうよ、今日は施設に子どもたちを預けてから向かうわ」


小型のヘッドセットから聞こえてきた質問に、彼女は端的にそう答える。

要件、要点は短く、シンプルに。


「だから遅くなるから、あなたはさきに始めていて」


通話先の声が肯定したのを聞いてから、彼女は二人の手を再び取って、

車の後部座席に乗せる。


「はいはい、きちんとベルトをしてね」


子どもたちにベルトがきちんとかけられたことを確認してから、

自分は運転席へ乗り込む。


手を前面のセンサーにかざすと、効果音とともに瞬時に認証が行われ、

『目的地を教えてください』というアナウンスが流れる。


「おはようサクラ、まず子どもたちを施設へ預けてから、仕事場に向かうわ」


『おはようございます、オーナー。承りました。

ルートを確認、完了。発進します』


その合図とともに、車がゆっくりと動き出す。

彼女と子どもたちの中の、止まっていた時間もゆっくりと動き出す。


『今日はママ、遅くなるから良い子にしてるのよ』


後ろを振り返らずにそう子どもたちに問いかけると、

わかったー、はーい、という言葉が聞こえてくる。


彼女は答えが返ってきたことに少しだけ安堵し、前を見る。

リアガラスの向こうには、今までの生活で何度も通ったはずの道が広がっている。

今日はその道が、道端の木々がやけに小さく見えるのは、昨日見たミニチュア映画のせいだろうか。


「変な日もあるものね」


彼女はそう独り言をつぶやいて、後ろの子どもが「おかーさん、なーにー?」と

聞いてきたのに対して「何でもないわよ」と返す。


そのやり取りで、今がいつもと全く同じ日常であることを実感し、

浅いため息をつく。


そうだ、それでいい。

今のままで、私たちは十分幸せなんだ。


今度こそは子どもたちに聞こえないような小声でそう呟いてから、


彼女は惰性に目的地へと走っていくその車から見える景色を

後ろへと過ぎていく道路の無機質な舗装を、ただ目で追っていた。





車を施設の横に慎重に停止させ、

後部座席に乗っている子どもたちを下ろしていく。

子どもたちは一切だだをこねることもなく、泣き言を言うでもなく母親の手を握っている。


「はーい、着いたわよ」


そういって子どもたちの手を取って玄関口まで連れていき、

その手を離す前に、柔らかくてまだ温かい2つの頬にキスをする。


『それじゃあ、行ってらっしゃい。良い子にしてるのよ』


そう言うと、子どもたちは『いってきまーす』『おかーさん、またあとでねー』と答える。

いつもと同じように、いつもと同じ笑顔で。


やがて見えなくなっていく二人の笑顔を名残惜しそうにした後、すぐに停車してある車へと戻り、

今後の予定を確認する。


まずこれから10時半に同僚でもある、夫と合流する。

仕事を終えて6時半、いつものように施設に子どもたちを迎えに行く。

きわめて、いつも通りに。


そして19時、子どもたちを車に乗せたまま、主人と一緒にとある計画の準備をする。

それを実行してから自宅へ向かい、計画を実行。


子どもたちの驚きで満ち溢れた顔を見届けてから、いつものように子どもたちを寝かしつけ、

明日の仕事の準備をしながら、いつの間にか眠りに就く。

きわめて、いつも通りに。


その間に細かく入ってくるスケジュールを端末に入力してから、車を発進させる。

車載AIである『サクラ』は子どもとも大人とも言えない音声でそれに答える。


『オーナー、今日は調子が良さそうですね』


「ええ、すごく良いわ。だから、気にせず飛ばしてちょうだい。あ、でも例の人たちに『停まりなさい、そこの車!』って言われない程度にお願いね。今日は少しだけ時間にも余裕があるし」


『承りました。では、発進いたします』


ねえサクラ、今日はわざわざ天気を伝えてくれなくても良いわ。だってこんなに快晴なんだもの。

きっと特別になるに違いないこの日を、その青空が祝福してくれているような気がするの。


彼女は惰性に走行し続ける車の窓を開き、その窓から開けた視界とバックミラー越しに空を仰ぐ。

確かにそこには太陽と、太陽が照らす空と、その空と地上を分ける地平線が見える。


ひとりでに浮かんでいる雲を見つけて、子どもたちの顔の形と、笑顔をそこに投影させる。

ああ、今ごろは何をしているのかな。泣いたりしていないかな。

そんな不安と今日これから、そして未来への期待で、胸をふくらませる。


『オーナー、本日は、お誕生日おめでとうございます』


「ええ、ありがとうサクラ。嬉しいわ。

でも今日は私の誕生日じゃないわ。子どもたち二人の誕生日よ」


「すみませんオーナー、そういう意味で言ったのですが、

言葉が足りず誤解させてしまったかもしれません。申し訳ございません。」


先程までひとりでに漂っていた雲は、今はもうどこかへ消えている。

いつしか雲ひとつ無くなった空をもう一度目に焼き付け、窓を閉める。


「良いのよ、サクラ。ありがとうね。」


本当に、

ありがとうね。





手のひらから伝わってくるのは、心臓の音。

確かに生きている、という証拠。

弱々しい動きではなくて、これからの未来を感じさせる鼓動。


明かりがほとんどない空間の中で、彼女はただ静かに眠っている子どもたちの胸を撫でている。

こうすると子どもたちが落ち着くということを知っているから、そうする。


興奮して騒いでいた子どもたちの鼓動が、眠りの世界に入っていくにつれてゆっくりになるのに合わせて、

彼女の呼吸も、鼓動も、やがて落ち着いていく。


すでに夢でも見ているであろう子どもたちの顔をもう一度見届けてから、彼女はゆっくりと部屋を出ていく。

扉を閉めかけた時に子どもが発したかわいらしい寝言を聞き届けてから。


「おかあさん、か…」


扉を閉めるのと同時に、彼女はこれからの予定と明日の予定を思い描く。

明日もいつもと同じような日々だが、どんな一日になるだろう。


そう、自室の机に突っ伏してまとまらない考えを巡らせていた時、

突然耳元においてあった端末が音を鳴らす。

表示されているのは、夫の名前。


『もしもし、遅くなって本当にごめん。子どもたち、寝ちゃった?』


「はぁ…そうよ、もう寝ちゃった。どうしてこんなに遅くなったの?

夕方別れた時も夕飯までには帰ってくるって言ってたじゃない」


『ごめん、仕事の後に子どもたちへのプレゼントを選んでいたから…何をあげるか迷ってしまってね。いや、本当に申し訳ない』


「子どもたち、本当に楽しみにしてたのよ」


『分かってる、だから、必ず帰ったら直接プレゼントを渡すから。そうだ、ケーキも一緒に食べよう

特別な日なんだから夜遅くに食べても罰は当たらないだろう?』


「もう二人とも食べたわよ、あなたが遅いから」


『そ、そうだよね…ごめん』


「仕事が忙しいのは分かるわ。私だって今日あなたと一緒だったもの。でもね、約束は約束よ。」


『いや、本当にそうなんだ。ごめん』


「謝るなら子どもたちに謝って。あなたはいつもこんな風に―


その時、自室の気圧がほんの少しだけ変化したことに気付いた。

同時に、扉を少しだけ、こちらに気づかれないように開く音も。

しまった、いつの間にか声が大きくなってしまっていたのだろうか。


「おかーさん…?」


「ああ■■■、びっくりした。どうしたの?寝てないとだめでしょう?」


慌てて振り返った先には、上の子どもの方が声で起きたようで、ドアを少し開けた状態で立っているところだった。

その顔は、睡魔と不安が入り混じったような、何ともいえない表情をしている。


「うん……おとーさん、かえってくるの…?」


「ええそうよ、おそくなってほんとうにごめんね、って言ってたわ」


『どうした?そこに■■■がいるのか?』


端末から声が聞こえて、その音声を子どもにも聞こえるようにする。

いつの間にか、下の子どもも起きてきたようで、上の子どもの後ろにぼんやりとした表情で立っている。


「おにーたん、どーしたの?」


「おとーさん、もうすぐかえってこれるんだって」


「ほんと?」


そのやりとりが端末の向こう側にも聞こえたのか、

機械に通された、しかし確かに人の温もりがある声が返事をする。


『■■■、●●●、お父さんだよ。ごめんね、遅くなって。もう少し、あと少しで帰るからね』


子どもたちの表情がぱぁっと明るくなる。

上の子の服の裾を掴んでいた方も、その手を離して駆け寄ってくる。


「おとーさんだー」


「おとーさん、プレゼントはー?」


『お父さんが家に着くまで良い子にしてたら、とびっきりのをあげちゃうぞー。良い子にできるかい?』


「できるー!」


「おとーさん、ぼく今日はずっといい子にしてたよ」


『そうかそうか、二人とも偉いな。

どれ、顔をこちらに見せてごらん』


そう父親が端末の向こうで言ったのを聞くと、子どもたちは端末前面のカメラに向かって顔を近づける。

こちらからは、父親が焦って―それでいてほころんだ顔をしながら、手を振っているのが見える。

その手は今まで何度も子どもたちの手を、そして彼女の手を握ってきた、温かくて大きい手。


あの時、泣いていた私に向かって差し出してくれた手。

あの時、私の指に、銀色の、結びの誓いをはめてくれた手。


「おとーさん、見える―」


「みえるみえる―!」


『ははは、確かにお父さんは■■■の顔はよーく見えるぞ。さてはまだまだ眠り足りないな?

でも、もう一人はどこだ?どれ、●●●も、よーく顔をみせてごらん?』


「おとーさん、どうー?」


「あ、ちょっと押すなよー」


子どもたちが顔を寄せていくにつれて、バランスを崩しそうになる身体を、

横から手を握って支える。

倒れないように。転んでしまわないように。


「おお?よく見えないな、もっとこっちに来てごらん?」


下の子どもがさらに顔を近づける。

上の子どもを押しのけて、自分こそがお父さんに見てもらうべきだ、とでもいうようにはしゃぐ。


『お、見えた見えた。艦長。こちらただいま帰還中であります!』


「らじゃー!」


「らぢゃー!」


端末の向こう側からは、運転する車のタイヤが地面をすごい勢いで擦り走っているのが聞こえる。

もしかして、かなりスピードを出しているのではないか。


臨時の艦長である子どもたちが、隊員に向かって敬礼の真似事をする。


それに合わせて画面の向こうの父親が、


「ちょっと、あなた運転中でしょ?

なんだかスピードもすごい出てるみたいだし、そんなことしてたら危ない―


彼はハンドルから片手を離して、

私の言葉は子どもたちの声にかき消される。そうだ、


そして確かにこちらを見て、

彼は、前を見ていない―


とびっきりの笑顔で。


      。―すとうぼ叫にさっ―は―彼


まるで、船に乗って遥か地平の向こうにいるはずの、


      。―けの―押に引強を―たも―子


幼い二人の隊長に、

      

      、―人な切大番一


敬礼を―


      ――告警






画面の向こう側の表情が、一瞬にして豹変する。






顔面蒼白になった彼はとっさにハンドルを切ったようで、


、にちうの瞬一のそかいなえ見かるえ見が彼たっなに白蒼面顔


画面が大きく揺れ動き、タイヤの擦れる音と彼の大声が、大音量で鳴り響く。


。く響が音轟と音な妙奇なうよたけ砕りかつぶが士同のもい固か何、れ揺くし激が面画


それとほぼ同時に彼の半身を強い白光が照らし出して、


、れさだし写がのもきしら身半の彼に時同ぼほとれそ


時間が止まったかと思うような一瞬ののち、その光は彼の半身から消えていく。


るれさ出し映が身半の彼いいないてめ留を型原、ちうの瞬一なうよう思とかたっま止が間時


やがてそれらの時間がまとめて過ぎ去ったあと、


てれさ出し映に面画とりきっくりよに光白が姿のそてがや


画面の向こうから荒い息遣いが、ようやく聞こえてくる。


いなこてえこ聞も何やはも、はらか側うこ向の面画



「ち、ちょっと!?大丈夫!?」


」?………んさ…うと…お「


『あ、ああ大丈夫。いや、危なかった…本当に』


『ー』


「気を付けてよ!死ぬほどびっくりしたじゃない!子どもたちもいるのに!」


」てしを事返…のたしうど…えね…?…た…なあ?……たな…あ「


『ごめんごめん、ちょっと気を取られていた。こっちも死ぬほどびっくりしたよ』


『ー』


彼がようやく息を落ち着けて、


、ずえ答も何はのもたっだ彼


今度こそは前方を見ながらこちらに語りかける。


ぶ叫るけかり語に彼で声大は女彼そこ度今


子どもたちは一瞬の出来事についていけず、


ままの勢姿たしを礼敬はちたもど子


ただその場所に固まっている。


るいてっま固に所場のそだた



『ああ、ごめんな■■■、●●●、びっくりしただろう?』


『―』



「……おとーさん、だいじょーぶ?」


「…おとーさん、どーしたの?」



『ごめん、なんでも、何でもないよ。ちょっと前方に対向……敵影が見えてね。

お父さんはとっさにハンドル……じゃなくて舵を切って回避したのさ。すごいだろ?』


を声いならなに声は女彼たっましてしたし解理を況状のうこ向の面画てがや

てくなわ合に間もでてしとうご塞にさっとを目のちたもど子いなか動てっま固は私は女彼


「おとーさん、すごーい!」

―――――――――――――


「すっごーい!」

―――――――――――――


「あのね、冗談言ってないで、頼むからきちんと前を向いて帰ってきて!

急がなくて良いから、きちんと端末の電源も切って」

にのたっかよばれ切を源電の末端が私にのたっか良てくなが急

てきてっ帰てい向を前らかむ頼が景光のそたっ思とだ談冗は私ねのあ


『ごめんごめん、そうするよ』

『―』


彼はそう言い終えてから、確かに端末の電源を切ったようで、

でままたい点は源電の末端かぜなてくなれくてっ言も何は彼

こちらから見える顔はなくなった。

てっま染で赤は顔るえ見らからちこ


子どもたちは少し残念そうな表情で、

いなかしるめしきだをれそはしたわいなかごうはちたもど子

それでいてなぜか安堵したような表情を、すでに沈黙した端末に向かって向けていた。

てけづつみをんめがるいていつだまでおかなうよいないてえみもになでるま


「…さあほら、あなたたちもリビングに行って。お父さんが帰ってくるまで、

お父さんと一緒に食べるケーキの準備をしていましょう」

ちたもどこちたもどこんさうとおんさうとお

のるいてっまとっずをんさうとおはりたふ


「え、またケーキ食べられるのー!?」

んさうとおんさうとおりえかおんさうとお


「やったー!」

でいななしでいななしでいななしでいななし


二人が文字通り飛び跳ねる。

てねはびとがだらかのりたふ


まだ小さいはずの全身で、最大級の喜びを表す。

てしんれいけがだらかのずはいさいちだま


「お父さんが買ってきてくれるからね。てっなくなかごうにうよのたなあんさうとお

今日だけ、特別よ」びうょじんたはうょき


あの時、彼が座っている後方…ちょうど後部座席の方に見えた箱は確かにだのなびうょじんたのりたふ

いつも特別な日にはよく利用する、あのお店の箱、名店のケーキでなんみねだいわいおうよしいわいおで


彼がプレゼントとは別に、お詫びのしるしにみんなで食べようと思って買ってきたはずの                 て

ケーキの箱。             …てっ


それに描かれているのは、空を飛ぶ飛行機…とは微妙に似ていない変哲な機体。         てきてっ…       

だけれどそれは飛行機よりも遥かに巨大に見えて、希望や未来を感じさせるような、『飛空艇』のロゴマーク。      !…てきてっど…も…


一度も見たことはないはずなのに、        !てきてっ戻…

どこかで見たような気もするその『飛空艇』の姿は。    !!めだはてっ行……に…ち…そ


彼が無事に帰宅してきて、子どもたちと一緒にテーブルを囲むかけがえのない時間とともに、         あ     なた 待って る  人が 、  

遠い、記憶の彼方へと、消えていく。     『こっち』には  あなた を     待ってい る  人が……!


消えていく。  あなた を

 

消えて。 待っている 人が  


消え。 その なま え   は


消。 な まえ







。 





















































































































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