1-8 店終わりにて
なんだかんだで、八百屋は閉店準備をする。
その時、見知らぬ男が八百屋にくる。
「よう、新入りかい?」
片目に眼帯をした男が自分に話しかける。
「あなたは…」
「…やぁ隣の店長じゃあないですか…」
奥から八百屋の店長が現れる。
「こいつが新入りか。なんでも反転が
能力とか。俺の能力は斬撃だ。
刀がなくとも出せるんだぜ。」
「はぁ…」
花屋の店長は自信満々に自分に話す。
「まあ今は花の剪定位にしか
使ってないがな。」
「…それより、何の用だい…?」
「おうそうだった。今日特殊課に
呼ばれてるから、一緒に行こうかと
誘いに来てやった。」
「…そうだね…」
「店長俺は?」
副店長が八百屋の店長に話しかける。
「…君は新人の面倒見てて…」
「はいよ」
「じゃあ行ってくるな」
「…行ってきま~す…」
二人の店長は政府の建物に向かって歩く。
「新人、花屋の副店長に挨拶に行くか。」
「はい。」
そう言うと、二人は隣の花屋に入る。
「いらっしゃ~い」
中に入ると女性の声がする。
「よう。今日入った新入りだ」
八百屋の副店長は花屋の副店長に自分を
紹介する。
「はじめまして。自分の能力は反転です。」
「はじめまして~。あたしはの能力は
癒しです~。」
おっとりした女性で、きれいな女性だ。
「あと、あの狂犬は?」
「今日は休みです~。」
狂犬?
「あの、狂犬ってなんですか?」
「花屋の職員の男性です~。能力が破壊で、
見た目が怖いから、八百屋の副店長が
狂犬というあだ名をつけたんです~。」
「あいつは怖いがまぁ、悪い奴じゃない」
「少し乱暴ですけどね~。」
なんだか怖い能力者がいるらしい。
「さて、挨拶もしたし寮にいくぞ」
「はい。」
「ではまた~。」
二人で花屋を出て寮に向かう。
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