1-5 責任者の独白にて

儂は部屋の窓から外を見るのである。

あの頃から儂の見る景色は

変わらないのである。


いつからであろうか、人々の名前が

無くなったのわ。

儂が1つ覚えていることは、

ある時、名前がいきなり消えたのである。

しかも、徐々にでなくその瞬間にである。

そして不思議なことに、何故か人々は

最初から無かったと思っているのである。


儂の能力は記憶することである。

だから、儂は名前の存在を覚えて

いるのであるか。それにしても、

監視している超能力者全員にも名前の

ことを聞いたが皆知らないのである。


まだ監視下にいない、超能力者が

いるのであるか?

いや、超能力者の共鳴でわかるが、

監視下の者で全員であることが、

確定ているのである。

超能力者は能力が共鳴して、

誰がどこにいるかわかるのである。


超能力者ではないなら何が原因であるか?

まぁ、考えても答えはでないのである。

これからも調査は続けるのである。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る