3-2.黒血の刺客

 その店は、ただの倉庫だといわれても納得できるほどに生気がなかった。棚と武器、手入れの道具等が雑多に並んでいるだけである。

 武具達は綺麗に磨かれておごそかに鎮座していた。鈍い輝きは彼らの矜持と威厳を映すようだ。

 スバルは主のいない店内に踏み込むと、周囲をじろじろと見て回る。


 果たして、アリアが残したらしき地図の場所にあったのは、確かに鍛冶屋だった。

 ギルドに加盟している印はなく、店主はの鍛冶職人だと思われる。


 商品を手に取ったスバルは、眉を跳ね上げた。

 意外にも、質が良い。それも相当なものだ。

 の商売人は客を選ばない代わりに、大抵の場合は腕が悪い。だから粗悪な品ばかりだろうと予想していたが、それは裏切られていた。

 装飾は皆無なのでカレヴァンの若い冒険者は嫌うだろうが、質実剛健たる佇まいには命を預けるに足る貫禄がある。


 感心していると、店の奥から激しい物音が聞こえた。

 見れば、体格のいい中年の男が立ち尽くしている。持っていただろう商売道具が足元に転がり落ち、自分の足をも殴打しただろうに、それよりも巨大な驚愕に茫然自失としていた。

 店主は怪訝そうな視線に気づき、はっと頭を振ると、熊のように低く唸る。


「……すまんな。滅多にない来客に、驚いた」

「なんだ、そりゃ。そんなんでやっていけるのか」

「どうせ道楽でやっている店だ」


 良いご身分だな、と言葉では皮肉るが、スバルはその言い分を信じていない。

 彼の手になる武器は皆、そのような軽い覚悟で生み出せるものではなかった。


「この店に《黒い剣のアリア》がきたことはあるか?」

「客の名前など知らん」

「魔剣を持った女だ。黒髪を後ろで束ねた」


 そう問うと、店主は肯定を返した。

 どうやらあの地図は、やはりアリア自身が残したものらしい。しかしその前後で髪の色が変わり、意識が戻ったわけではなさそうだったのが多少気にかかる。


 スバルは気を取り直し、身体に力をみなぎらせながら店主と相対した。

 賞金首となったことを考えれば、客として受け入れられない可能性は十分にある。それどころか、普通なら報酬を目当てに治安維持部隊へ通報するものだ。

 なんとかして交渉しようと、ろくに回らない頭を総動員するスバルだが、それで、という声に目を丸くした。


「それで、って?」

「なにをしにきたのかと聞いている。髭剃りを買いにきたわけでもなかろう」

「……俺は、賞金首だ。手を貸せば、あんたの身も危ないんだぞ。わかってるのか?」


 店主は作業台に寄りかかり、不機嫌そうに鼻を鳴らした。それは単なる苛立ちであり、侮りへの反抗でもある。


「客のことなど知らんと言ったはずだ。用事が、あるのか、ないのか? ないのなら今すぐ出て行け。邪魔だ」


 強い口調には職人気質きしつが色濃く出ている。スバルは頷くと、作業台に得物を置いた。


「使ってた剣が折れたんだ。買い換えてもいいんだが、もしこいつが直るなら、そうしてほしい」

「これを? お前さんの体格では……いや」


 店主は半端なところで口を噤む。不審そうな視線を受けながら、その剣を引き抜いた。

 途中で折れた刀身が現れ、鞘を持ち上げれば切っ先の側が転げ落ちてくる。できるだけ拾った破片も、ばらばらと落下した。


「頑丈で気に入ってたんだがなぁ」

「なんだ、これは」


 残念そうに溜息をつくスバルをよそに、店主は目を剥いた。


「これが、剣だと? 悪い冗談だ。これを剣などとは、鍛冶師として認められん」

「なんだと。じゃあ、なんだってんだよ」

「さしづめ、取っ手のついた鉄板といったところか……」


 静かな怒りに打ち震える店主に、スバルは小首を傾げる。


「そういうのを剣って言うんじゃないのか?」

「この馬鹿野郎が。もう一度言ってみろ、張り倒すぞ」


 猛獣もかくやという形相でスバルを黙らせたあと、店主は剣を調べ始めた。

 剣とは、その用途で造りが決まる。

 片手で扱う剣は取り回しをよくするため、重心を柄の側に置き、刀身は短めだ。逆に大剣は一撃の威力を重視するため切っ先の付近が重くなる。更に巨大になれば、柄に近い部分の刃を潰して握りを作ることもあった。


 スバルの剣は、大剣並みの刀身を持ちながら、片手剣の造りをしている。明らかに無理のある異形のものだ。

 柄も異様に太く、人間の手に合った形ではない。これでは力を込められず、ろくに振ることもできないはずだった。

 特筆するべきものは素材の良さと頑丈さ、ただそれだけだ。


「一体、どこのどいつだ。こんな出来損ないを造ったのは」

「拾いもんだからな。街の外で戦ったデュラハンから取ったんだ」


 悪霊が鎧を生体化させた魔物、デュラハンは無機物でありながら体を成長させる。

 スバルが相対した、齢百年を超えていただろうデュラハンは、巨人の大きさに達していた。その得物もまた巨大だ。

 本来は騎士が馬上で扱うための剣だったはずが、悪霊の影響でそのまま大きくなり、武器としての性能を著しく劣化させてしまったのだ。


「魔物の武器を、そのまま使っていたというのか!?」

「そんなに怒るなよ……」


 スバルはぼそぼそと呟き、自信なさげにそっぽを向いていた。この頑固職人に、なんとなく苦手意識を抱きつつあったのだ。

 アリアが今の彼を見たなら、その捨て猫のような有様に腹を抱えて笑っていただろう。


 店主の中では憤怒と驚愕、感心と呆れがない交ぜになっていた。

 魔物の武具は役に立つ。だが、当然そのままでは使えず、それを素材にして改造することが前提だ。

 どれほどの使い手でも、自分に合わない武具では本来の能力を半分も発揮できない。それでもなお、この馬鹿な男は頑丈な剣が折れるほどの苛烈な戦いを生き抜いたのだ。

 どんな武器でも自在に操る技巧者か――あるいは実力を制限された上で、あらゆる試練を跳ね返すほどに暴力的な強さを持っているのか。


「……いいだろう」


 店主は冷静になるまでに時間をかけてから、ゆっくりと言った。


「お前さんの体格では、大振りの片手剣は無理があるはずだ。技量に自信があるなら、片手半剣バスタードソードに打ち直すこともできる」

「片手半剣は、だめだ。片手剣でいい」


 スバルは渋面で首を振る。

 片手半剣は両手剣と片手剣の中間で、柄と刀身の重心が等しいものをいう。扱いは難しいが、熟練すれば速度と威力を兼ね備えた戦いが可能となる。

 だが、スバルはそれを拒否した。ほとんど反射での、ひどく頑なな態度だ。


 店主は、わかった、と言って頷いた。

 スバルは少し意外に思う。鍛冶師は、客に無理な武器を造ることはない。たとえそれが客自身の望みであったとしてもだ。

 もちろんスバルは、自らの人並み外れた膂力を考慮している。だがそれが外見からわかることではなく、店主は渋るだろうと思っていたのだ。

 店主は客の困惑を意に介した様子もなく、カウンターの向こうから計算器を取り出して、太い指で軽やかに弾く。


「高くつくぞ」


 その計算結果を見て、スバルは無表情で硬直した。

 懐に伸びた手は、自身の全財産を数え始める。

 すべて数え終えたところで、また初めから数え始める。

 何度数えても、その数が増えるわけでもないのに、だ。

 店主は深い溜息を吐いて、計算器を再び弾いた。


「半分を前金で貰う。残りは剣と引き換えだ」

「それなら」


 強張こわばっていた面をほころばせ、スバルはそそくさと前金を払う。

 もちろん、不足している残りの額は今の手持ちでは払えないし、今後払える見込みも薄い。将来の展望を考えられるほど、スバルはさかしくなかった。

 店主はスバルの懐具合を看破かんぱしているように眉間を押さえ、陳列されている武具達を投げやり気味に指す。


「どうせ、金もなければ、予備もないんだろう。好きなものを持っていけ。貸してやる」

「いいのか? 太っ腹だな」

「野垂れ死にされては、困る。だが……」


 壊せば当然、代金に上乗せする、と言いかけて、店主は呆然とした。

 棚に駆け寄っていたスバルが、既に武器を物色し始めていたからである。


 手を伸ばしたのは幅広の剣ブロードソードだ。何度か振って感触を確かめる。気に入ったのか、スバルはそれを腰のベルトに差し込んだ。

 更に、片手用の長剣ロングソードを取る。

 それもまた、ベルトに差した。

 別の棚へ移り、投擲用の短剣スローイングナイフを数本まとめて懐にしまい込む。

 それから物足りないような顔をして、また移動する。両手用の大剣クレイモアを背負い、そのベルトを斜めにかけた。


 あとは――と頭を巡らせたところで、ようやく店主の視線に気がつく。


「なんだ?」

「……いや」


 頭痛に苛まれたような仕草を不思議に思いつつ、短剣を一振り、また借り受けた。


「剣は、どれくらいで完成する?」

「他に客がいるわけでもない、それほどかからん。だがお前さん、どうせ訳有りなんだろう」


 スバルは神妙な顔で頷いた。戦況は、まったく予想もつかない。落ち着いたときに寄ればいいだろうと軽く考えた。


「じゃあ、よろしく頼むよ。金はちゃんと用意するから」


 期待せずに待つ、とは口に出さず、店主は手を振って出て行くように促した。スバルは意気揚々と店を後にする。

 静かになった店内。

 店主は横たわる黒剣に触れて目を閉じる。

 開いた口から、言葉にならない呟きが零れ落ちた。



 ◇ ◆ ◇ 



 雑多な細い道に入り込んで、しばらくしたところだった。

 馬車も通れない狭い三叉路の中心で、スバルは足を止める。

 気配の出現は唐突だ。

 だが隠密に長けた達人なのかと思えば、近くの廃屋の扉を騒々しく破ってくる。


 三人は三つの道をそれぞれ塞ぎ、ゆらゆらと幽鬼のように揺れながらスバルを取り囲んだ。

 今日は珍しくスコールの降らない日だ。にも関わらず頭からすっぽりと外套を着込み、性別すらもわからない。覚束ない足取りで歩く度にフードが上下し、その淵から赤光しゃっこうが覗いた。


「懸賞金目当て……じゃなさそうだな」


 様子がおかしい。

 スバルは油断なく視線を巡らせた。だらりと下げた手が得物を取ろうと、ぴくりと震える。


 その瞬間、動いた。

 思いのほか、速い。

 熟練した者の体捌きではない。ただ尋常ではない脚力で、石畳を蹴り砕きながら接近してくる。


 スバルは神速でスローイングナイフを引き抜くと、右後方に向けて投げ放った。

 くぐもった呻き声を聞きながら、ロングソードを鞘から解放する。

 地を蹴った途端、その姿は黒い残影と化した。

 襲撃者は迎撃するような動きを見せる。通常の尺度で言えば、十分すぎるほど鋭い反応だ。

 だがスバルに対しては、あまりに遅い。

 ロングソードの切っ先は心臓を食い破り、外套を貫いて背に抜けた。


 噴き出る鮮血――その色は、どす黒い。

 刺突の衝撃で襲撃者のフードが後ろへ降り、素顔が露わになる。


 それは、まさしく異形だった。

 赤く血走った眼。逆に血の気を失った蒼い肌には、樹木のつるのようなものが這い、その顔の半分ほども覆い隠していた。

 だらしなく開いた口腔は腐った臭気を垂れ流す。わずかに覗く歯は、なにを噛むためなのか、いびつに尖っていた。


 スバルが驚愕に硬直したのは、一瞬だ。その間に、異形の男は自らの体内を通り抜けている剣を素手で握り込んだ。

 すさまじい膂力に、鍛えられた刃が軋む。


 スバルは我に返ると、ロングソードを力尽くで引いた。

 刃を握っていた男の指が、どろりとした血と混ざってぼとぼとと落下する。

 しかし男は倒れ伏すどころか、痛痒つうようすら感じさせない。心臓を破壊されているにもかかわらずだ。


 動揺するスバルは、背後から接近する気配への対応が遅れる。

 振り返ったときには、既に拳が眼前に迫っていた。

 交差させて受けた腕が、ぎし、と嫌な痛みを発する。踏み止まることができず、スバルは壁に背から叩きつけられた。


 ダメージに苦鳴を上げている、暇はない。すぐに別の襲撃者が目前に肉薄していた。

 その喉には、スバルが投擲とうてきした短剣が突き刺さっている。

 常人ならば死に至る重傷をものともせず、襲撃者は突進のままに蹴りを繰り出した。技もなにもないそれは、ごう、とすさまじい空気の唸りを伴っている。

 重い打撃は壁を軽々と打ち砕いた。

 だが、それだけだ。


「借り物なんだ。返せよ」


 粉塵を浴びながら、襲撃者の首元に突き立った短剣をすれ違いざまに掴み取る。

 間近にあったのは、女の顔だ。最初に見た男と同じく、眼は血走り、肌には奇妙なつたが巻きついている。

 もう、動揺はない。

 スバルは短剣を抉りながら引き抜き、ぐらつく女の身体を蹴り飛ばした。

 それほど大柄な相手ではないのに、手応えは重い。そしてやはり、倒れた女は何事もなかったかのように立ち上がった。


「わかったぞ。つまり、死なない上に怪力ってことだろ」


 距離を取った三人の異形に、スバルは凶暴な笑みで応える。


「――だったら、俺の敵じゃない」


 そう宣言し、おもむろに前進した。

 スバルを殴り飛ばした一人が先行してくる。伸ばした手は殴打のためではなく、拘束の意図が見て取れた。尖った牙の垣間見える口腔が、だらだらとよだれを零している。

 蒼褪あおざめた腕は、なにも掴めずに空をいた。

 鋭い刃の煌めきが、昇竜の如く駆け上る。

 男の両腕を肘のところで切断し、スバルは更に身体を反転させた。

 しなるような一撃は首筋に喰らいつくと、頚骨を両断して逆側から抜ける。


「土槍」


 頭を失って倒れる男を一顧だにせず、スバルは石畳を靴で打ち鳴らして唱えた。

 足元の違和感を、スバルの背後から襲いかかろうとしていた男が、気づいたか否か。

 いずれにせよ、反応することはできなかった。

 石畳を破って突き上がった岩の槍が、男の股間から侵入して骨盤を砕き割り、内臓にまで食い込む。

 衝撃に持ち上げられた男は、それでも即死することなく、宙に縫いつけられたまま手足をばたつかせた。あまりに悪趣味な、おぞましいオブジェだ。


 ひゅん、と小気味良い風切音。

 スバルがロングソードを振るう音だ。切り飛ばされた女の腕が、黒を撒き散らしながら壁に叩きつけられた。

 剣撃の勢いのまま旋回し、苛烈な回し蹴りを繰り出す。それは女の胴体を捉え、肋骨を数本、主要な臓器をいくつも破裂させる感触を伝えた。

 だが、それでも女は倒れない。

 残った手と、半ばから失った腕を伸ばしてスバルに追い縋る。


 その瞬間、ぞわり、と女の腕――――そこにまとわりついた蔦が蠢いた。

 なんの前兆もなく、それは触手のように伸び上がる。どこにしまわれていたのか疑問に思うほどの蔦が無数に、まるで意思を持っているかのように襲いかかったのだ。


 だが、醜悪な魔手は残像にすら届かない。

 スバルは、既に女の背後に回り込んでいた。

 更に鋭い響き。右足が膝から下を失い、女は転倒する。バランスを取ろうと振り回された腕と蔦は、ついでとばかりに薙ぎ払われた。

 両手と片足を失えば、もはや戦闘行為は続けられない。奇妙な触手も、それ以上は生えないようだった。


「なんだってんだ、一体……」


 スバルは厳しい表情で、その惨状を見渡した。

 腕と頭部をなくした男は、足だけで立っては転ぶことを繰り返している。

 がりがりとやかましいのは、土槍に縫いつけられた男が、自分を貫いているそれを引っかいている音だ。地面には剥がれた爪が落ちている。

 最後の女は片足で起き上がろうとしていたので、それも念のために切り落としておいた。


「おい、言葉はわかるか?」


 無駄と思いながら、スバルは土槍の上で蠢く男に声をかけた。

 意味がわかれば、言葉を受け取ったというアクションがある。答える意思の有無に関わらずだ。

 だが、男にはそれがない。人語を解するだけの知性を失っているのだ。


 足元に広がるのは、黒い血液。

 粘着質のそれは、スバルには馴染み深いものだ。

 自らの中を流れるものと、酷似しているために。


 だが、次の瞬間、その深淵のような色は赤に変わる。

 三人の刺客にも変化が訪れていた。

 肌を這っていた蔦が消え、目の色も彼ら本来と思しきものに変わる。いつの間にか、趣味の悪いダンスのような悪足掻きも止まっていた。

 残されたのは、ひどく損傷した三つの遺骸だけだ。


「そこを動くな!」


 驚愕に打ちのめされていたスバルは、足音が接近してくることに気づくのが遅れる。

 どこからか現れた、統一された意匠の制服を着込んだ者達に取り囲まれていた。

 見覚えるのあるものだ。あの偉丈夫、ライアン・レッドフォードの鎧を簡素にしたようなそれは、治安維持部隊の証だった。


 凄惨な殺戮の跡に顔をしかめていた彼らは、すぐにスバルが手配書の人物であると気づいた。

 開拓者と相対してしまった不運に、使命感に満ちていた顔が絶望で彩られていく。


 スバルは、しょうがない、と覚悟を決めた。

 彼らを叩きのめしてノーラ達と合流したところで、彼女らを危険に晒すだけだ。

 それなら別行動を取り、追っ手の気を引く方が良い。


 いずれにせよ、そのつもりだったのだ。

 腹芸もできず策謀とも縁のないスバルに、取りうる手段は限られていた。


 ――――どれほど大きな組織でも、強大な敵でも、一人ずつ始末していけば、いずれいなくなる。

 今までも、そうしてきたのだ。

 あの小国アンテロを、滅亡に追いやったときも。


「手加減はしてやる。こいよ」


 剣を納め、スバルは不遜な笑みで手招きをする。

 雄叫びを上げる治安維持部隊を、強く握った拳で待ち構えた。

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