　高校生になってからというもの、私は漠然とクリエイターに憧れていた。

クリエイティブな人のインタビューを浴びるように見て、読んで、摂取した。

　しかし、ただそれだけだった。

何になりたいかという具体性は皆無だったし、創作活動もほとんどしなかったと言っていい。

　社会人になり、テレビ越しではない本物のクリエイターに会って、自分にないものをばしばし感じた。あふれる情熱とひたむきな努力とたくさんのアイディア。

　それを見て、ようやく重い腰を上げたのが現在である。

今はこの文章を書いて、本物になれるように努力したい。

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