─ 終章
@みことん{今、思い返してみても、忌々しい曲だったわ}
{ですたね}@ベル
{そうでしたね}@笛
{だね}@NEGStrings
{面目ない}@ゆうか
@みことん{あんたのせいでえらい目にあったわ}
{それでもちょっとは楽しめたでしょ?}@ゆうか
@みことん{楽しめるか!}
{まあ現実じゃ味わえない事を体感できたという意味では有意義だった}@ベル
{あたしも同感です}@笛
{概ね同意}@NEGStrings
@みことん{みんなの裏切り者}
{みことんさんもそれなりに楽しめたんじゃないの?}@NEGStrings
@みことん{まあちょっとは}
{今回はそれで由としましょう}@NEGStrings
@みことん{なんかうまくまとめられた感が}
{ゆうかさんあの曲はその後どう変えたんですか?}@NEGStrings
@ゆうか{あの曲は消しました}
{えっ?}@ベル
{そうなんですか}@笛
{なんだと}@NEGStrings
@ゆうか{みことんの言うとおりあの曲は正直ないわ}
{うわ}@ベル
{実感したんですね}@笛
{苦労した甲斐があったのか?}@NEGStrings
@ゆうか{お騒がせしました}
{まあ本人が納得したなら}@ベル
{もったいない気もしますけど}@笛
{だそうですけどみことんさん}@NEGStrings
{…}@みことん
@ゆうか{美琴?}
{あんたとミクの出会いをじゃました時思いっきり転んでさ}@みことん
{後頭部にたんこぶできてんだけど}@みことん
@ゆうか{それはお大事に}
{私の苦労を返せ!}@みことん
{でも}@みことん
@ベル{でも?}
@笛{でも?}
@NEGStrings{でも?}
{ミクのウエディングドレス姿は生で見たかった}@みことん
@ゆうか{なんならお見せしましょう}
{なにそれ?}@みことん
@ゆうか{またボカロ部みんなで同じ曲を聴きながら寝るということでOK!}
笛子と鈴が、クスリと笑った。
やがてネグが笑い、美琴が笑うと、結歌もクスクスと笑い出した。
その笑い声は、クスクスからゲラゲラに。ゲラゲラか大笑いへとヒートアップし、互いに聞こえるはずのない笑い声を、ボカロ部メンバーが共有して、それぞれの家の中にこだました。
ぼかろぶ! おだた @odata
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