第10話家族小ネタ集

 1 長男


「アホとバカってどっちがアホ(格上)やの?」


 突然、息子が聞いてきました。

 な、なかなか鋭い質問するやないか!


 私「そ、それは……あ、あほとちゃう?」


 そう答えた私の頭の中ではア◯の坂田師匠の御姿が燦然と輝いておりました。


 長男「アホとバカって、どっちがふざけてんの?」


 私「ええ……バ、バカかな。いや、ア、アホかな?」


 困ったときは。

 スマホに相談です!


 調べると、辞典では二つともほぼ同じ意味でした。

 その他に出てきた情報では。

 関東ではバカをよく使い、関西ではアホをよく使うため、人は聞きなれない方の言葉をより格上に感じて怒りをおぼえるのだとか。


 確かにそうかもしれません。

 過去に、ハマっ子である主人に対して私が「アホやなぁ」と軽く言ったとき、主人が猛烈に不機嫌になったことを思い出しました。


 私としては、アホは天然に根っからそういう性質を示す言葉。

 バカは行動でそういうことをしてしまったのをあらわす言葉。

 という印象がありますね。




 2 長女


 ジャイ子の目にゴミが入りました。


「痛い」


 と目を触ろうとするジャイ子に、


「パチパチして」


 と私は言います。


 するとジャイ子は。

 手のひらでパチパチ、と目を叩き始めました……。


「ちゃう、ちゃう! ストップ!」



 ……確か長男もジャイ子と同じぐらいの時に同じ行動をしたなあ。




 3 主人


 私もそうでありますが、主人はカタカナ語が苦手です。

 ふと、問題を出してみました。


 私「コケティッシュ、て意味、分かる?」


 主人「(考えて)……こけし と ティッシュ しか思い浮かばないんだけど。(しばし間)……女性の……夜……」


 私「あ、もうエエ」



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