第参章 月光浴

 ・・・叔父の家に来てから、数週間が経過していた。

 新しい生活にも、徐々に慣れてきた。

 そんな中で、僕は自分で考えていた通り、父のことを忘れていった。

 苦しかったこと、辛かったこと、悲しかったことを完全に失くしてしまったわけではない。

 ただ、その色が少しずつ薄れていったのだ。

 あの家で、父と二人でいたのならばこうはならなかっただろう。

 今頃父がどうしているのか、僕はそれについて考えることを意図的に避けていた。


 叔父は大概朝早くに出かけて、夜は結構遅くまで帰ってこなかった。

 僕が到着した日は、わざわざ僕のために早く帰ってきてくれていたのだろう。

 家にいる間は、沙夜香と二人きりで過ごすことが大体だった。

 僕がここに来る前は、沙夜香は一人でこの静かな家の中にいたのだろうか。

 そう考えると、僕は少しだけ沙夜香のことを可哀想だと思った。

 だが、沙夜香の様子を見ていると、それはそんなに悲観するようなことでも無いらしい。

 沙夜香はむしろ、静かな時間の過ごし方を好んでいるみたいだった。


 僕と一緒にいる間も、沙夜香はほとんど言葉を発しなかった。

 それでも別に機嫌が悪いとか、退屈だという素振りは感じさせない。

 家事が無い時は、居間のソファに座って静かに本を読んでいる。

 テレビを付けたり、音楽を聴いたりすることもあまりない。

 話し掛ければ普通に会話をしてくれるが、沙夜香の方から話し掛けてくることは稀だった。

 沙夜香は静寂を愛しているのだと、僕は勝手にそう思うことにした。


 対照的に、叔父の方は随分と饒舌だった。

 叔父は大きな企業の営業をしているということだ。

 家に帰ってくると、その日に何があったのかを、叔父の主観も踏まえてこと細かく報告してきた。

 その間、沙夜香は黙って微笑んで叔父の話を聞いている。

 一見噛み合っていなさそうな歯車は、これでしっかりと回っているのだ。

 そんな二人を、僕はいつも不思議そうに眺める役目だった。



 沙夜香の月光浴の習慣は、今でも続いていた。

 僕も彼女と一緒に、毎晩のように裏の雑木林に向かった。

 叔父がそのことを知っているのかどうか、僕はまだ聞いていなかった。

 しかし、多分気付いてはいるのだと思う。

 あえて何も口にしないだけなのだろう。

 根拠は無いが、僕はそう確信していた。


 暗闇の中で月を見上げている間、沙夜香はほとんど口を開かなかった。

 僕も、沙夜香に何かを訊くつもりにはなれなかった。

 ただ二人で、じっと寄り添っているだけで、何かが判りあえるような気がしていた。

 言葉にしてお互いの傷をさらけだすことなど、意味のない行為だと思っていた。


 月の光を浴びている沙夜香は、何処か寂しげで、それでも幸せそうだった。

 彼女が小さいながらも今までにどんな人生を送ってきて、どんな想いであの月を見上げているのか。

 気にならないわけではない。

 ただ、僕と同じように、彼女の中にはきっと触れられたくない何かが。

 言葉にしたくない何かがあるのだと。

 僕はそう感じていた。



「敬太君が来てから、沙夜香は随分と楽しそうにしているよ」

 ある日、叔父が僕にそう言った。

 そうなのだろうか。

 寡黙な沙夜香の様子からは、あまり感情の変化というものが読み取れない。

 それにそもそも僕は、僕がここに来る前の沙夜香を知らないのだから、そんな変化など判る由が無い。

 ただ、沙夜香が僕が傍にいることを拒絶していないということが、なんとなく感じ取れるだけだ。


 そう言えば、最初の月光浴の夜に沙夜香が僕に聞いたあの言葉の意味は、果たしてなんだったのだろうか?

 僕にはまだそれが判らずにいる。

 あの時、沙夜香に対して僕がどう応えたのかすら覚えていない。

 彼女は、青白い光の膜に包まれながら、こう訊いてきたのだ。


「死ぬって、どういうことなんですか?」


 その問いに対する回答を、僕はまだ見つけ出せていない。

 いや、考えることを放棄していると言った方が正確だろう。

 もう一度問い掛けられたのなら、僕はなんと答えれば良いのだろうか。

 そして、何故沙夜香はそんなことを僕に訊いたのだろうか。

 沙夜香の静かな表情の向こうには、何か深い葛藤が隠されているのかもしれない。

 あの問い掛けは、沙夜香の中にある暗い影を象徴するものなのか。


 沙夜香と一緒に月を見上げた後、僕は必ず夢を見た。

 どんな夢だったのか、それは思い出せないのだが、夢を見たということだけははっきりと記憶している。

 良い夢だったのか、悪夢だったのか、それすらも判らない。

 ただ、その内容が酷く僕の心をえぐるものであることだけは確かだった。

 ひょっとしたら、それは日中にはほとんど思い出されることの無い、父と故郷の家の思い出なのかもしれなかった。


 僕は、新しい生活の中に埋没し始めていた。



 その日は、朝から雨が降っていた。

 午後の講義が休講で潰れたため、僕は早めに叔父の家に帰ってきた。

 大学の図書館に行くという選択肢もあったが、それはあまり気乗りしなかった。

 他の学生たちがするような、一日のほとんど全ての時間をキャンパスで過ごすという生活スタイル。

 僕はどうしてもそれに馴染めなかった。

 だから、サークルにも入らなかったし、親しい友人という関係も未だに構築出来ていなかった。


 それに、僕は叔父の家の雰囲気が好きだった。

 故郷の家では、静けさに押し潰されそうな圧迫感を覚えていた程だったが、こちらに来てからは様子が違っていた。

 ・・・沙夜香の存在が影響しているのかもしれない。

 ぼんやりと、僕はそう感じていた。

 確かに、沙夜香には静寂を心地好くさせる何かがあるようだった。

 沙夜香と二人きりでいる叔父の家には、華やかさは無いが、落ち着いた暖かさがあった。


 玄関には、小さな靴が揃えて置いてあった。

 沙夜香はもう帰って来ているらしい。

「ただいま」

 奥に向かって声をかけた。

 返事は無い。

 いつもなら、必ず沙夜香が玄関まで出てくるのだが。

 家の中はしんとしている。

 僕は居間の方に顔を出してみた。


 電気の点いていない居間は、厚い雲のせいで酷く薄暗かった。

 部屋の中をぐるりと見回してみると、沙夜香はすぐに見つかった。

 ソファの上に腰掛けたまま、微かに肩を上下させている。

 本を読んでいる途中で、眠り込んでしまったのだろう。

 近寄ってみると、小さな寝息が聞こえてきた。

 どうやら深い眠りに落ちているようだった。


 僕は沙夜香の隣に腰掛けた。

 沙夜香が目を覚ます気配は無い。

 横から、そっと寝顔を覗き込んだ。

 長い睫毛が、うっすらと涙に濡れているのが判った。

 泣いているのだろうか?

 僕は沙夜香の前髪に、そっと触れてみた。

 桃色の唇が、少しだけ開いた。


「お父さん・・・」



 緑の部屋で、少女はそう呟いた。

 父親は恐らく、後ろの扉の向こうにいる。

 赤い部屋の中で、少女が戻ってくるのを待っている。

 ・・・行ってはいけない。

 僕は少女にそう伝えようとしたが、どうしても声が出せなかった。

 少女に近寄ろうとしても、まるで体が椅子に縛り付けられているようで、手足はピクリとも動かすことが出来なかった。


 少女はうつむいたまま、椅子から立ち上がった。

 そのままゆっくりと、背後にある扉に向かって歩いていく。

 黒髪と、白いワンピースの裾がゆらゆらと揺らめいている。

 光と影が、少女の上に斑の模様を描き出す。

 必死で少女を呼び止めようと、僕は椅子から身を乗り出そうとした。

 少女があの扉を開けることを、絶対に止めなければならない。


 止めなければ、少女にはもう二度と会うことが出来ない。


 少女の小さな掌がドアノブに触れた時、僕は何かを口走った。

 自分が何を言ったのか、僕にはよく判らなかった。

 それは少女の名前だったのかもしれない。

 少女の動きが止まった。

 僕は心の底から安堵した。

 だが、少女の掌はドアノブを掴んだままだった。

 そのまま、僕の方に顔を向ける。


 沙夜香?


 微かな笑みを浮かべた少女の顔は、沙夜香のものだった。

 ・・・嘘だ。

 僕は必死にそれを否定した。

 沙夜香であるはずが無い。

 彼女が沙夜香であってはならない。

 少女の手が、ドアノブを一息に回した。

 ガチャリという音と同時に、僕は絶叫した。



 気が付いた時、僕の視界は沙夜香の顔で一杯だった。

 雨の音が、頭の中に砂嵐を起こさせている。

 薄暗い灰色じみた世界で、僕は沙夜香の顔をじっと見詰めていた。

 寝息が、すぐ近くに感じられる。

 閉じられた瞼は、ぴくりとも動かない。

 沙夜香はまだ眠っているみたいだった。


 僕はそのまま、そっと沙夜香の唇に自分の唇を重ねた。


 本当に微かに触れただけだったが、沙夜香の唇がしっとりとしていて、とても柔らかいのが判った。

 そして、どんな小さな物音も立てないように注意しながら、僕は沙夜香から離れた。

 雨の勢いが、さっきよりもだいぶ激しくなってきていた。

 僕は沙夜香をそのままにして、自分の部屋に入った。


 何故そんなことをしてしまったのか、僕は自分でも判らなかった。

 ただ、そうすることがとても自然なように思えた。

 それだけの理由だった。

 僕はベッドの上に仰向けになると、目を閉じて雨の音に聞き入った。

 頭の中に浮かんでくる色々な想念が、雨で洗い流されて消えてしまえば良いと思った。

 それでも、想念は次から次へと湧き出してくる。


 僕は沙夜香を何だと思っているのだろう?

 僕は自分が何をしたのか判っているのか?

 自己嫌悪の念が、次から次へと襲い掛かってくる。

 沙夜香の微笑が脳裏に浮かび、そのたびに僕は胸が締め付けられるような感覚に襲われた。

 そして、沙夜香の呟いた『お父さん』という言葉が何度となく耳の中でリフレインした。


 しかし、そんな想いとは裏腹に、ひどく満足している自分がいることも確かだった。

 沙夜香の唇の感触は、とても甘美なものだった。

 忘れようとしても、それは消し去ることなどは到底出来ないだろう。

 視界一杯に広がった沙夜香の顔を思い出す。

 激しい葛藤は、いつまで経っても洗い流されそうには無かった。

 眠りに落ちることも出来ず、僕はベッドの上で永遠とも思えるような長い時間を過ごすことになった。



 気が付くと、雨は知らない間にあがっていた。

 夕焼けがカーテンの隙間から部屋の中に侵入してきている。

 僕はベッドの上に座って、ぼんやりと部屋のドアの方を見詰めた。

 もう少しすれば、沙夜香が夕食の時間であることを知らせるために、この部屋にやってくるだろう。

 その時、僕は沙夜香に対して自然に接することが出来るだろうか?

 沙夜香の顔をまともに見ることが出来るだろうか?

 ・・・深い溜息が出た。


 日が落ちてしばらくして、いつも通りに沙夜香が夕食に呼びに来た。

 なるべく平静を装って、僕はそれに応えた。

 具合が悪いと言って顔を合わせないことも考えたが、それはあまりにも情けないのでやめておいた。

 その日もいつもと同じく、叔父は残業で遅くなるということで、僕は沙夜香と二人で食卓を囲むことになった。

 夕食の味は、さっぱり判らなかった。


 叔父が帰ってきた時、僕は丁度風呂に入っていた。

 風呂から上がって居間にやってきた僕に、叔父は開口一番こう訊いてきた。

「沙夜香と何かあったの?」

 叔父が言うには、沙夜香の様子がいつもと少し違う、ということだった。

 僕には、沙夜香が普段とどう違うのか全く判らなかったが、叔父にはその些細な違いが判るのだろう。


 別に何もないと応えると、叔父は不思議そうに首を捻っていた。

 その時、僕は一つの考えに至っていた。

 沙夜香は、ひょっとしたらあの時目を覚ましていたのかもしれない。

 目を開けて、起き上がるタイミングを逃していただけなのだとしたら・・・

 全くありえないわけではない。

 もしそうだとするならば、沙夜香は僕のことをどう思っただろう。

 激しい後悔の念が、胸の奥からこみ上げてきた。



 夜半過ぎ、僕は沙夜香と一緒に雑木林の中の広場にいた。

 月を見上げる沙夜香を見て、僕は初めて沙夜香がいつもと違うことに気が付いた。

 何処が違うのか、具体的に説明することは難しい。

 強いて言うならば、彼女を取り巻いている雰囲気が違う

 叔父が気付いたのは、これのことなのだろうか。


 沙夜香の横顔をしばらく見詰めてから、僕は意を決して口を開いた。

 自分の胸の中にしまっておくことは出来そうに無かったからだ。

「今日、僕が帰って来た時のことなんだけれど・・・」

 沙夜香の目が、微かに細くなった。

 口元には、笑みのようなものが見て取れる。

 しばらくの沈黙の後で、沙夜香はくすくすと笑い声をこぼした。

「びっくりしました」

 その一言で、僕は全てを悟った。


 やはり、沙夜香はあの時目を覚ましていたのだ。

 目を閉じてはいたが、意識は覚醒していたのだ。

 そして、僕が沙夜香にした悪戯は、すっかり知られてしまっていたのだ。

「あ、その・・・ごめん」

 どぎまぎして、僕はようやくそれだけの言葉を口にした。

「謝らなくてもいいです」

 沙夜香は月を見詰めたままそう言った。

 どことなく、沙夜香は楽しそうに見えた。


 僕が沙夜香にしたことについて、沙夜香は別に怒っている様子は無かった。

 目線だけを、一瞬ちらりと僕の方に向ける。

 まるで僕の考えを見透かして、弄んでいるようだ。

 ゆっくりとした仕種で、沙夜香は立ち上がった。

 風が吹き抜けて、周囲の木々が騒がしく蠢いた。

 空を仰ぐ沙夜香を、僕は素直に綺麗だと思った。


「敬太さん、私、お父さんもお母さんも死んでしまったんです」


 静かな声は、辺りのどんな音よりも鮮明に僕の耳に届いた。

「親戚の人はみんな、可哀想可哀想って言ってました。

 でも、私の世話をしてくれる人は、誰もいませんでした」

 沙夜香は僕の方を見てはいなかった。

 視線の先にあるのは、月。

 一体沙夜香の話し掛けている先には、何があるのだろうか。


「康弘おじさんが私を引き取るって言った時、みんな反対しました。

 でも、誰かが私を引き取ってくれるわけじゃない。みんなは、ただ私の顔を見て、可哀想可哀想って繰り返すだけ・・・」

 風が吹く。沙夜香のスカートが、ふわり、とカーブを描く。

 その周りで、下草がゆらゆらと揺れる。

 僕は座ったまま、黙って沙夜香を見上げていた。


「敬太さん、教えてください」

 沙夜香の目が、真っ直ぐに僕を見詰めた。

 月明かりを浴びた沙夜香は、全身に青白い燐光を纏っているようで。

 僕はただ沙夜香の言葉に飲まれて、じっと沙夜香の視線を受け止めたまま、次の言葉を待っていた。

 雲が月にかかって、一瞬闇が辺りを支配した。


「私は、可哀想ですか?」


『可哀想』

 僕の中に、あまり思い出したくない光景が蘇ってきた。

 母が死んだ日。

 父と僕の周りにいる人たちが、代わる代わるに口にしていた言葉だ。

 死んでしまった母が可哀想。

 残された家族が可哀想。

 その言葉は、いつまでも僕の周りに纏わりついて離れなかった。


「沙夜香ちゃんは、自分のことが可哀想だと思うかい?」

 沙夜香は首を横に振った。

 僕はそれを見て、笑顔を浮かべた。

「なら、きっとそうなんだよ」

 そうだ。

 可哀想なんて言葉を使うようでは、相手のことを少しも理解なんて出来ていない。

 理解することを放棄する言葉なのだから。


「敬太さん」

 沙夜香の声が、近くから聞こえた。

 僕はその時になって、沙夜香の顔が驚くほど近くにあることに気が付いた。

 何かを言う前に、僕の唇は沙夜香の唇で塞がれてしまっていた。

 ほのかに、甘い香りがした。

 離れてからもしばらく、暖かい感触が残っていた。


「ありがとう」



 その後、僕は沙夜香と一言も言葉を交わさなかった。

 沙夜香は黙って僕の肩に体重を預けていた。

 月を見上げながら、僕は沙夜香のことを考えていた。

 多分、沙夜香は僕を父親か兄のようなものだと思っているのだろう。

 唇に残った感触は、それだけではない可能性を主張していたが、僕はそのことについては何も考えないことにした。

 今は、お互いにこうして心を暖め合う相手が必要なのだ。


 家に戻ると、叔父が玄関で待っていた。

 憔悴しきった顔で僕をじっと見詰めたまま、なかなか口を開こうとしない。

 僕は沙夜香とのことを責められるのだろうと思っていた。

 だが、叔父が僕に告げたのは、そんなことよりもずっと深く僕の心をえぐる言葉だった。


「敬太君、兄が・・・君のお父さんが亡くなったよ・・・」



 緑の部屋の中に、僕は一人ぼっちでいた。

 目の前には、半分開いた扉がある。

 彼女は恐らく、この向こうに入ってしまった。

 僕は彼女の後を追って扉をくぐるかどうか、躊躇していた。

 扉の向こうには、間違いなく赤い部屋がある。

 現に、隙間からちらちらと赤い色彩が見え隠れしている。


 入ってはいけない。


 しかし、中に入らなければ、彼女が何処に行ってしまったのか知ることができない。

 いや、間違いなく入ったのだ。

 だから、もう彼女には会うことが出来ない。

 赤い部屋に入ってしまったら、もう二度と会うことは出来ないのだから。

 僕はドアノブに少しだけ触れてみた。


 その時、視線を感じた。

 扉の隙間から、誰かが覗いている。

 赤い部屋から、誰かが僕のことを見ている。

 僕は悲鳴をあげて扉から離れた。

 白い手が、素早く僕の手首を捕まえた。

 僕は絶叫した。

 少女の笑い声が、部屋中に響き渡った。

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