読者選考についての私見
WEBコンテストでよく採用されているの読者選考について、不満を訴える人は多いですよね。この読者選考について、私は肯定派なんです。読者選考って読者の好みが反映されるし、いい仕組みだと思うんですよね。
読者選考の話が出ると、まず最初に不正問題が出てきます。多分こっそり工作をしちゃう人はいるのでしょう。その手の『攻略情報』を何処かで入手したり、独学で研究して試す人の存在は否定しません。
現にバレて、運営から厳しい処分を受けたアカウントなどもあるみたいですし。
確かに不正の可能性はあるでしょう。そして、そのテクニックを使って一次選考を突破する人もいたりするのかも知れません。ですけど、そんな作品が二次選考以降を突破出来と思いますか? 二次選考からは実力の世界です。工作に夢中になって内容が伴っていなければ当然落ちます。
誰かが不正をしたとしても、不正していない人にダメージはないですよね。不正を疑われて、していないのに不正認定される人は出てしまうかもですが……。そう言う事はあってはなりませんよね。
後、その不正のせいで落ちる人がいると言う事は有り得るでしょう。ですが、不正した作品に邪魔されて落ちるレベルの人が二次選考を突破出来るとも思えません。
書籍化されるのはどんなコンテストでも数作品です。最初から超狭き門なのです。そこを目指していて読者選考も突破出来ないようでは……と思ってしまうのですよね。
コンテストは全ての作品がプロの下読みさんによって評価されるべき的な意見は昔からありましたし、今もあると思います。確かに読者からは受けなくても、下読みさんからは評価される作品もあるのかも知れません。
でも、コンテストの最終目的が書籍なら、最終的には読者のジャッジを受ける訳ですよ。販売数と言う名のジャッジを。じゃあ、まず読者の目と言うフィルターを最初に通すのも戦略としてありだと思うのですよね。言ってみれば裁判の陪審員みたいなものです。
なので、読者選考って理想的な仕組みだと思うのですよね。WEBコンテストは応募総数も多いですし。運営さんも不正も防ごうと毎回試行錯誤していますし。
落ちたら悔しいですけど、落ちた理由を他のせいにして毎回腐っていても仕方がないじゃないですか。
負ちたら落ちたで気持ちを切り替えて、同じ作品を複数のコンテストに応募して、それぞれの違いを楽しむくらいの余裕があってもいいと思います。
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