女性作家成分の濃い作品はちょっと苦手
私、あんまり小説読まないんですけど、自分が立てた自主企画に参加している作品は大体読むんですよ。そこで女性作家が書いた女性主人公の一人称作品をいくつか読んでいましてね。そこで、ジェンダーを濃く感じる作品を読むのが精神的なハードルが高いなと感じたんです。
これ、うまく伝わるかどうか分からないんですけど……。
小説でなくても、ネット上の文章でも同じです。すごい重い感情の乗った女性の文章は読むのはしんどいです。もしかしたらそれは男性作家でも同じなのかもですが……。
つまりは理性的な文章ではなく、バリバリ感情が入った文章が苦手と言う事なのかも知れません。特に女性心理は男性には理解出来ない部分もありますから。
特に一人称は主人公の心理描写がメインでしょう。そこで理解の出来ない人の心理状態を延々と読む事になるのですから、そりゃ苦痛にもなります。逆に言えば、自分の書く作品でも多くの人の理解を得られないキャラを主人公に据えてしまうと、不人気になる可能性が高いと言う事ですわな。
ただ、そう言う作品に共感する人もいると思うので、個性的な作品にもニッチな需要が生まれるのかも知れません。
人の好みは千差万別なので、私がつまらないと感じた作品が人気作品だったり、私が面白いと感じた作品が全く評価されていなかったりもします。そう言う意味で言えば、個人の感覚なんて全く当てには出来ませんね。
好きな漫画がことごとく打ち切りになった時の空しさみたいな。それを実感した時、自分の感性と世間とのズレに愕然とします。
偶然かも知れませんけど、私が苦痛に感じた作品のPVは少なかったです。その要因はいくつかあるとは思いますけど、私が感じた主人公の心理描写が苦手と言うものも理由のひとつなのかも知れません。
多くの人に受け入れられるには、やはり万人受けするキャラを主人公に持ってきた方が良さそうですね。
と言う訳で、今回は個人的な好みの話でした。私がそう感じたからと言って、女性感情成分が濃い話がダメと言う訳ではありません。変に勘違いされないようにお願いします。
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