小説は教養的価値があるかすごく面白くないと読まれないよね
ランキングとか眺めていて、面白い小説って何かなあと思ったんですよ。面白さは個人差があるから、人気のある小説の条件かな。多分こう言うのはどの創作論にも書かれていて同じ結論を書いちゃうと思うんですけど、読んで良かったなと思える作品が人気なんじゃなかな。読んで時間の無駄だと思われたら読まれないですよねうん。
で、どういう作品が読んで良かったなと思えるのか。まず考えられるのは教養的価値。小説は実用書ではないですけど、実用書的要素があると読まれます。飽くまでも読者がそう思えるかどうかなので、いくら作者が情報を詰め込んでも響かない人には響かないのですけどね。
例えば現代モノで法律を絡めた話を書くと、そこに興味を治る人は読んじゃうでしょう? 料理描写でレシピを詳しく書くと、料理好きな人は食いつきそうじゃないですか。そう言うアレでございます。
作劇テクニックとか魅力的なキャラを書くのはハードルが高いなと言う人は、教養的な側面をしっかり物語に入れると反響が大きくなるんじゃないでしょうか? 読者にこの情報はもっと知りたいなと思わせれば勝ち確ですよ多分。
教養以外の要素ではやはりカタルシスですよね。昔の作劇パターンだと耐えて耐えて耐えて最後にドーンが王道でしたけど、WEB小説パターンだとモブがやられて主人公がいきなりドーン! の1話から強いってのがテンプレかしら。最強主人公で始まる話も以前からない事はないのですけどね。
主人公が最強なだけではここでも埋もれてしまいます。対比が大事ですよね。主人公を虐めたヤツが手酷くやられて、そのピンチに主人公が楽勝で倒す。主人公の強さを引き立てる存在が絶対に大事です。その演出のうまい作品が評価高いっすよね。
つまりは、読んでいて勉強になるか、読んでいてスカッとする。どちらかがあれば人気を得られる作品になると思います。両方あればきっと最高でしょう。超人気作ともなれば、両方備えているのが普通なのかも?
もちろん魅力的なキャラとか、謎が謎を呼ぶ展開とか、そう言うのも大事だと思います。ただ、複雑な話は作者の力量も問われます。ハードルが高いんですよね。なので、出来るところから物語を魅力的にしていくのがいいかなと思います。言うは易し行うは難しですけどねー。
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