もしかしてシンプルな方が評価されやすい?

 私の創る話って邪道よりなんですよね。ハッピーエンド主義者なので最後はめでたしめでたしにはなるのですけど、変に話をひねっちゃう傾向にあります。

 でも、たまにはシンプルでストレートな話を書く事もあるんですよ。敢えてそうしていたり、仕方なくそうなったりと理由は様々ですが。ただ、本当はひねりたいんです。シンプルな話は手抜きっぽい気がして自分では物足りないんです。


 で、作品を公開するじゃないですか。するとですねえ、どんでん返しバリバリな作品より、単純でシンプルな話の方が受けが良かったりするんです。何故? どうして? 

 考えられるのは、WEB小説を読む層は読むのに頭を使わない作品を好む傾向にあるのかもと言う仮説です。もちろん作品が面白ければその限りではないでしょう。伏線に次ぐ伏線、ミスリードしまくりで全然先が読めない物語には魅力がありますものね。後はバトルが面白いとか、キャラが愉快だとかも作品の魅力に繋がります。

 ただし、同じ作者の書く作品で比べるなら素直な展開の方が評価されやすいのかなーと。


 て言うか、これは自作が下手っぴだからと言う証明なのでしょうね。複雑な話は下手な人が書くと面白く出来ませんが、シンプルな話なら下手な人でもそれなりに書けますから。

 これが事実だとしても、やっぱり私は色々ひねって書き続けると思います。どんでん返しのひとつもない作品は、やっぱ書いていてつまらないんですよね。


 そもそも趣味で書く小説ですよ。自分が書きたい展開を書かなきゃでしょ。受けなんて二の次ですよ。受けたくて書いてる訳じゃないんですもの。受けた方が嬉しいですけど、受けを優先して書きたくない話を書くだなんて出来ません。

 そりゃ自分なりの面白さは追求しますよ。だからって周りの意見を何でも受け入れると言うような事はしませんね。いいなと思ったものは取り入れるかもですが。


 ま、作品を公開して何かしらのアドバイスを貰うと言う経験自体がまだないのですけどね。きっと自作はアドバイスを貰えるレベルにすら達していないのでしょうな。うむ、精進せねば。

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