点数や星評価レビューは書きません

 私ほら、アニメとか映画の感想とかも書いているじゃないですか。今回はそう言う感想エッセイについての話です。

 ぶっちゃけタイトルの通りなのですけど、エッセイで何かの作品の感想を書く時に、私は点数をつけたり星の数で評価したりはしませんって事なんですよね。


 何故今回このテーマで記事を書こうと思ったのかと言うと、カクヨムエッセイの中にそう言うのがあったからなんです。アニメの感想で自分の好きな作品が取り上げられていたので、ちょっと読んでみたんですよ。

 そうしたら低数値評価だったので、少しショックを受けたって言うね……。


 そんな感じでですね、作品感想に数値評価まで書いちゃうのは諸刃の剣なんです。そもそも、点数をつけるって主観的なものじゃないですか。

 例えば『私はこれは合いませんでした。30点』って言うのがあったとしますよね。それって、作者以外の意見はまるっと無視でしょ。何人かで話し合って総合的に点数をつけている訳ではない。偏ってるんですよ。その数値になった明確な基準がある訳じゃないんですから。


 ファミ通のクロスレビューみたいな感じならまだ4人が評価しているからそれぞれが点数付けてもなるほどね~って思えますけどね。個人が勝手に評価してしまうと、それ以外の意見がその記事からは見られないでしょう。『私がこう評価したからこの点数なのだ、これでいいのだ』みたいな。

 それはクリエイターさんに失礼ではないかと。面白いつまらないと言う感想はまだいいとして、点数はやっぱシビアですよ。


 大体ね、評価をすると言う事はいい作品と悪い作品があるって事じゃないですか。私、ある時点を境に見ていてしんどいTVアニメは触れない事にしたんです。

 つまり、自分が面白いと思った作品だけ感想を書いています。だからわざわざ評価を数値化する必要がないんですね。全部面白いから。面白いと感じたから。


 つまらない作品も見始めたら最後まで見ていた時代もありましたよ。途中から面白くなるかもと思って。基本ずっとつまらない作品が終盤で爆発する事はまずないんです。合わない作品を我慢して見ても最後までずっと辛いまま。

 逆パターンはたまにあるんですけどねえ……。序盤は面白かったのに……みたいな(汗)。


 つまらないと感じた作品は語らない。それでいいんですよ。ストレスを感じながらつまらない作品を見続ける事はない。そうでしょ。普通はそうですよね。

 もし私が作品の評価をつけるとしたら、カクヨム方式ならありかと思います。★1なら面白い。★2ならすごく面白い。★3なら最高傑作! みたいな。でも数字にすると誤解される可能性もあるから、数値化はしないでしょうね。言葉ですごい面白いって書いた方が伝わりますし。


 一般の人がレビューサイトで点数評価をしているブログとかありますけど、評価基準が明確なところってどれだけあるんでしょう。

 とある厳しめのレビューサイトでは『自分は好きだけど、これ世間一般的にはキツいから60点』だとか、『世間的な評価は高いけど、個人的に合わないから60点』とか、意味分からん基準だったりするんですよ。世間の評価が悪くても自分は面白かったから100点とかでいいじゃないですかそんなの。さては60点って点数にしたいだけだな? って邪推してしまいます。


 厳しめレビューサイトって自分はこんな名作でも厳しく評価するぜ! って雰囲気があったりしません? だから苦手なんです。たまに点数だけチェックしたりはするんですけどね。本文はムカつくかも知れないので読みませんけど。

 昔は本文も読んでいたんですけど、7割はムカついていましたからね。学習しました。ストレスに感じる文書は読む必要なしです。


 個人の趣味なんですし、好きなものだけを語ればいいんですよ。その感想にしても、こう言う人には合わないかもとかフォローを入れてね。私がこの作品を個人的に好きなだけですって宣言をしておくのは大事ですよね。

 評価あり感想でも『これは個人の感想なので、気を悪くしたらごめんね』みたいなフォローはするべきだと思います。


 と言う訳で、今回は私は好きなものしか語りませんよと言う話でした。

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