長期連載の見切りをつけるタイミング

 皆さん、今日も執筆を頑張っておられますか? 私はボチボチです。さて、素人作家さんの目下の悩みは長期連載で途中でモチベーションが下がった場合の対処ですよね。大体の場合はPVが下がってやる気がなくてエタると言うものです。勿論作品が人気であっても、先の展開が思いつかないとか思いついたけど自分には書けそうにないとか様々な理由でエタってしまうパターンがあります。自作でエタってるのはそっち系の理由ですね。PVではエタらないかな。


 作品がエタるので一番困るのは読者ですよね。だからこそ、完結しないと読まないと言う人もいます。そう言う人がいるから完結ブーストと言う現象も発生するのでしょう。

 私も一度くらいはブーストを体験したいものですが、まだまだ作は長いようです……うぅ。いつか辿り着けるかな……(遠い目)。


 さて、作品をエタらせない方法のひとつに、エタりそうだなと思ったら切りの良いところで強引に終わらせると言うのがあります。週刊漫画連載の漫画家さんが人気の具合によって10話で終わっても30話で終わってもいいように、その都度の話を区切っておくと言う方法の応用ですね。

 無理だなと思ったところでうまく話を終わらせると言うこの手法ですけど、採用している人は多いんじゃないでしょうか。


 問題はどこでその区切りをつけるかって話なんですよね。PVを基準にしている人はある程度は割り切って判断が出来るのでしょうけど、それ以外の理由の人の場合はねえ。大風呂敷を広げたたところでエタりの気配を感じたらモチベーションが整うまで充電した方がいいのか、そのまま完結にした方がいいのか……。いや勿論そんなのはそれぞれの判断でいいのですけど。


 PVでの判断にしても、いつ人気に火がつくか分からんですよね。流石に毎日PVが0ならあきらめもつくでしょうけど。そこをどう割り切るか……。もちろん最初に考えたエンディングまで書き切るのが一番なのですが。

 ドライな人は不人気作をずっと書くのを労力の無駄と考えて人気がないと判断したらサクサクと話を終わらせているようです。そう言うメンタルを持ちたい……。


 完結させると執筆力が上がるとはよく聞きますけど、ダメだなと思ったら即完結にしている人の場合、それで執筆力が上がったのだろうかとも思います。エタらせた事しかない人よりは上がっているのでしょうけど。

 不本意なところで話を終わらせる場合の判断は難しいですよね。少なくとも私は難しいです。だからエタり作品が増えるばかりなんだなあ(汗)。

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