エッセイを小説にしようとするのが間違ってたんだ! 小説をエッセイにすれば良かったんだ!
私、少し前にエッセイを小説化しようとしておりました。こちらの作品ですね。
どーでもいい毎日のどーでもいい日常
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918626679
見事にエタっております。失敗作です。続きませんでした。むう。いつでも完結にしていいんですけど、いつか続きを書くかも知れんので保留しております。今のところその気はないのですが(汗)。
でですね、やっぱエッセイを小説にするの失敗だったやんなあと思ってたんですよ。出来る人はいるかもだけど、自分には無理だなと。やってる人を見ないのは、需要がない以前に書くハードルが高かったんだと。
そう思ってエッセイ小説を放置していたんですけど、ある日ツイッターを眺めていたらすごいサイトが紹介されていましてね、そこに求めていた正解例があったんです。
それがこちらのサイト。
https://note.com/8_5_
紹介しているのはやーこさんのnoteです。良かったら、その中の記事のひとつでも読んでみてください。才能ってあるんだなあと感心すると思います。面白いです。すごく面白いんです。言葉遣いのセンスが常人のレベルを遥かに超えています。初めて読んだ時は笑いが止まりませんでした。
この人の作品、一見見た目はエッセイなんですけど、どの作品にもハッシュダグの中に『#小説』が入っているんですね。と言う事は、これらの作品には架空の要素が入っていると言う事。
実際、いくつかの作品を読むと辻褄が合わないんですよ。全てを個人の体験記としてみた場合にね。そこで分かったんです。これが私のやりたかった事なんだと。
エッセイを小説にするんじゃない! 小説をエッセイにしたらいいんだって!
これは一見同じようで全然違います。エッセイの小説化は事実を書かねばいけません。元はエッセイですからね。エッセイ漫画でも内容は基本事実だと思います。大袈裟にしているとは思いますけど。
それに対して、小説のエッセイ化は架空のエッセイです。エッセイの体をした小説なんです。フィクションがバリバリに入っていいんです。悪い言い方をすれば嘘松です。エッセイ的なものを小説にしたいプロジェクトの正解はそこにあったんだなぁ。
私がやりたかったのは事実を小説にしたいのではなく、エッセイ的なものを小説にしたいと言うもの。それが目的ならば、別に描かれる事象は事実でなくても一向に構わんッ! まさにコロンブスの卵でしたね。
noteって、こう言う作品は多いのでしょうか? noteに小説を発表している人は何人もいますけど、ブログ形式なので連載作品は難しいですよね。短編が並んでいるイメージがあります。まぁ詳しくないのでよく知らんのですが(汗)。
とにかく、ひとつの正解を見たので、いつかこのスタイルにも挑戦してみたいですね。今は構想中の話をどんどん形にしていきたいのでちょっと無理ですけど。
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