一人称作品、奇抜な口癖のあるキャラでは成立が難しい問題
まぁ実際、一人称視点の物語の主役が変な口調のキャラってまずいないんですけどね。たまにWEB小説の短編で見られたりはしますけど。実際、ただ語尾が変なだけであってもそれが地の文で表現されるとかなり鬱陶しく感じます。
以上です。最後までお読みくださり有難うございました(ここまで140文字)。
と、ツイッターのつぶやきレベルの文章で終わったら流石に短すぎますよね。ここで取り上げたと言う事で察してくださると思いますが、変な口調のキャラの一人称で作品を書いてみたいなとか思ったりもする事もあるんだっピ。
一人称の地の文は主人公の心の声だから、主人公に変な口調や口癖があると地の文もそれに習わないといけませんよね。そう言うのでギリ許されるのは方言キャラくらいでしょうか? 関西弁とかなら何の問題もない気がします。認知度が高いので。
せやね、地元が舞台の小説で地元出身のキャラが主人公の一人称小説はありなんちゃうんかな? 知らんけど。ただ、方言がキツい地域でそれをすると脱落する人が多いかもなあ。地元はそこまでキツないけんええやろとは思うんやけど、どうなんかなあ?
何せよ、地の文に個性を出すのも作品の差別化に有効であるとは思うんよね。一人称でも三人称でも。そう言う武器を手に入れられたなら強いやろなぁ。
とは言え、個性って言うのは受け入れられるか拒否されるかの諸刃の剣。癖が強いから受け入れられる場合もあれば、その逆のパターンもある訳で。最初は探り探りのんがええんかもね。一人称の地の文の変な語尾はアレでも、文章の癖が強いって言うのはその表現次第でしょう。
童話的な話なら文章を優しくしたり、ハードボイルドな話ならカッコつけた文章になるとか、そう言う事は普通にしていると思います。って言うか、それは出来なきゃダメですよね。
そう言う流れで、作品に合った地の文を書ければいいなあ。作風に合っているなら、語尾キャラの地の文でも許容範囲かなと思ったりはします。地の文ってのは小説にしかない武器ですから、出来れば使いこなしていきたいものですよね。私もまだまだですけど。
最近の読み手の人は地の文をすっ飛ばして会話文だけ読んでいる、なんて話もあります。すっ飛ばされないような地の文を書く事がまずは第一目標でしょうか。そのためには、会話だけじゃ話が分からないようにするのも手のひとつかなとは思います。
ただそれが流行りと言うのなら、会話だけで状況が分かるように表現していく方が正義なのかも知れません。個人的には説明セリフは好きじゃないんですけどね。
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