そのキャラの設定に沿った台詞を考えるのって割と難しいね

 そう言えば、カクヨムコン6の結果が発表されておりましたね(※執筆時)。選ばれた皆さん、おめでとうございます。今後も夢に向かって邁進していけますように。自作も中間を通った時点で夢を見させてもらいました。有難うございます。


 で、今回のカクヨム日記ですが、タイトルの通りです。前に書いた事がある『全てのキャラの性格が全部同じになってしまう』問題の続きのようなものですね。性格は極端に振る事で個性を発揮出来ます。それで問題は解決出来ますけど、その次はリアリティですよね。

 小学生を小学生っぽく、90歳を90歳っぽく、主婦を主婦っぽく、コンビニバイトをコンビニバイトっぽく……その設定に沿ったセリフを喋らせる事が出来れば物語のリアリティ感が増します。作品が生きてきますよね。


 でも、それって意外と難しい。自分の周りの世界を舞台にしたノンフィクション的なのなら想像だけでも書けるかも知れませんけど、全く架空の話で自分との接点が全然ない人が活躍する話を書く場合、そのキャラの言動はその設定に沿っているのか全然分からんですよね。そのまま適当に書きすすめていると、リアリティ警察の皆さんからの心優しいアドバイス攻撃に遭う事にもなってしまいかねません。


 リアリティを出そうと思ったら取材しかないです。自分の頭の中だけでは情報が足りませんからね。ただ、リアル小学生がどう言う会話をしているのか知りたくて接近すると、おまわりさんから穏やかに注意される可能性もあります。全く、治安が良いのはいい話だなあ。


 まぁ危険な行為は控えるにしても、リアリティのあるキャラを生み出せている人はきっと綿密な取材をしているのだろうなと思うのです。私はほぼ想像や漫画のキャラからイメージを膨らませているのでリアル感はゼロですね! それが自作の人気のない理由のひとつなのでしょう。その他のダメ要素が強すぎて、キャラ造形の適当さはあんまり目立っていないかもですが(汗)。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る