改めて魔法について考える

 異世界ファンタジーでは多くの場合、魔法使いが出てきます。その魔法について考えていたんですけど、異世界ファンタジーの魔法って日本製RPGの魔法の概念が採用されているじゃないですか。私、それに違和感がありましてね。体力と精神力を分けているでしょう。これ、基本一緒のはずです。そりゃ最後は気力だけで戦っているみたいなシチュエーションも燃えますけれども。


 何が言いたいかと言うと、HPとMPが別れているのって変じゃねって話なんですよ。魔法を技と言い換えてもいいです。つまり魔法を使うと減るのは魔力でなく体力です。リアルに考えたらね。大技を使ったら体力を使い果たしてへばりますやね。体力はあるけど魔力は使い果たした。これがありえへんなーと思うんですよ。


 あ、勿論、全ての作品がそうなるべきと言う話ではないんです。魔法がリアルだったら、きっと魔法を使う度に体力を使ってるんじゃないかなと思っただけなんですわ。執筆だってそうでしょう? 1万文字ぶっつづけて書いたら体力を消耗しているでしょう? 肉体は酷使していないのに。そう言う事なんですよ。


 とは言え、小説を1話書いたらすぐには執筆出来ない状態はそこまで肉体的には疲弊していないとも言えます。これはMPを使い切った状態と近いのかも知れませんなあ。体は動くし。執筆だけが出来ない状態。書ける時は書けるんですけどねえ。

 あれ? 魔法を執筆で例えたらちょっと話がズレてきちゃった。失敗失敗。


 話を戻しますが、魔法ってどうやって発動しているのか自分なりに整理してみたんです。まずは魔法のエネルギー源ですが、これは空気中に充満している魔素を体に取り入れて体の中で魔法に変換しているのではないでしょうか。

 それを出力するのに更に強く念じる訳ですよね。やっぱりこれって体力を使って出力してますよ。念を込めるのって体力使うじゃないですか。


 とは言え、精霊や他の存在の力を借りる場合の魔法はまた別かも知れません。その辺りもちゃんと考えたいですね。どれだけ考えても自分の中での正解なだけなのですけど。


 減るのが体力なので休憩したら回復します。極大魔法的なものを使ったら体力を使い果たしてその場に倒れます。そう言う描写はしたいなぁ。お腹が空いたらあんまり回復しないとかね。

 昔のゲームでは体力も魔力も休憩していたら回復する物がありました。今のゲームでもそう言うのはあるのかな?


 ま、今回のは話はただの思考実験みたいなものです。要点は体力と魔力が別ゲージなのはおかしいんじゃね? と言う、それだけの事でございました。

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