作者は作品だけ書いていればいい?
以前、過去のネット上での過激なネトウヨ発言で作品のアニメ化がポシャった作家さんがいました。そうして、つい最近(※執筆時)でも一斉に芸能人や有名人が特定のハッシュタグを使ってツイッターで大騒ぎして法案が廃案になった事もありました。有名な人が世間的に騒ぎを引き起こすような活動をすると、影響力が大きいのですよね。
こう言う話になると出てくるテンプレな意見に『余計な事は言わない方がいい』と言うのがあります。創作者に限って言えば、作品だけ書いていればいいと言う事になるでしょうか。これについて皆さんはどう思いますか。
結論から言うと、それは正しいと思います。私も昔は発言こそしないものの、保守系のつぶやきをたくさんリツイートしていたんです。これは、多くの人にそれらの情報を知ってもらいたいと言う使命感的なものも感じていたから。
ですが、カクヨムで作者のツイッターアカウントに簡単に飛べるようになり、興味を持った人のアカウントに飛ぶようになって思ったんです。あんまり偏ったつぶやきがその人のTLにあると敬遠してしまうな、と。そこに気付いてからは、主張の強いつぶやきのリツイートはやめました。
勿論判断基準は自分なので、他人から見たらキツいつぶやきをまだリツイートしているのかも知れません。ただし、以前よりはマイルドになったはずです。
つぶやきは自分の主張でもあり、他人に見せるものでもあります。出かける時に身だしなみを整えるように、読んだ人からどう見られるかを気にしないといけませんよね。心の裸、見られてますよっ!
と、これは自分の場合の話です。強い意志や熱意があって、どう見られても構わないと言う覚悟のある人ならどんどん強い主張をしていいと思います。
ただ、突っ込まれてちゃんと返せない人は政治的発言とかしない方がいいです。リスクを受け止められる人だけがそう言うつぶやきや発言をするべきですね。それが流行ってるとか、多くの人が言ってるからと言う安易な理由で流れに乗るべきではない。そう、私は思います。
勿論炎上は政治関連ばかりではありません。大事なのは発言したらどう思われるだろうかを意識する事です。勿論予期せぬ炎上もありますけど、ならせめて予期出来る炎上の種は潰しましょう。過去発言で大騒ぎになった人だって、常に意識していればそう言うトラブルも最小限に抑えられていたはずです。
言葉は諸刃の剣です。天に唾すれば返るように、キツい言葉はやがて自分に返ってきます。理不尽に責められる事もありますが、よく考えれば自業自得な事も多いものです。気をつけたいものですね。
逆に、優しさや愛を渡せばそれが返っても来ます。そう言う事なのです。
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