小説サイトの国際化を目指して
私、最近あるエッセイを読んで深く感銘を受けました。
”LINEノベル”の発表から紐解く、「小説」に期待されている事。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889529210
タイトルに興味を持ったら是非読んでもらいたいのですけど、その中で小説サイトの国際化にも触れているんですよね。何でも中国では今WEB小説投稿サイトが大ブームなのだとか。
上記エッセイにも書かれていますが、小説は文字文化であって、そのままだとその言語が理解出来る人しか楽しめません。母国語が英語なら世界中にファンを作る事も可能ですが、マイナー言語である日本語の場合、頑張っても人気はほぼ国内限定です。
もしこの国内限定と言う壁を取り払う事が出来れば、日本の小説投稿サイトも一気に可能性が広がるのではないでしょうか。
今までは小説の翻訳と言うのは大変な作業でしたよね。クリックひとつで多言語に変換みたいなお手軽な話ではありませんでした。
しかし、今は自動翻訳のレベルが格段に上がっています。未来翻訳とかを使えばほぼ修正なしで読める文章に訳してくれます。この技術を利用すれば海外にも門戸を広げられるのではないでしょうか。
日本語の作品が他国語で読めたり、海外の作品も自動翻訳で日本語で読めるようになると更に輪は広がっていきますよね。ワールドワイドに広がるWEB小説文化、いいと思います。
勿論自動翻訳よりは人の翻訳の方がいいものは出来るでしょう。コンテスト入賞作とかは専門の訳者の人が翻訳して発表と言うのはどうでしょうか。傑作限定で。
と、そんな事を妄想してしまいました。個性的な文体までは訳せないかもですが、AI翻訳の精度がもっと上がった将来、投稿小説サイトの選択肢のひとつとして複数言語対応、国際化を目指すのもアリなのではないかなと思ったりします。
そう言えば、カクヨムが立ち上がって直後くらいの頃、英語オンリーの作品が投稿されたりしていましたけど、今でもそう言う作品はあるのかなあ?
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