やっぱり序盤だけでも人当たりのいい文章を書かなくちゃだよね

 あるエッセイを読んでいたら、序盤の方、かなりの毒舌だったんです。読んでいて気分を害する人も出てきそうな系のエグい毒舌。しばらくそう言う系の内容が続いていて、その後ネタが尽きたのか普通に共感出来そうな内容も公開されるようになったのですけど、やっぱり序盤の印象が強かったのかお星様がひとつも光っておりません(※執筆時)。読んでいた私もちょっと評価はし辛く思っています。

 序盤のくせのある辛辣な内容のイメージを引きずっちゃって。


 そのエッセイを読んでいて思ったのが、やっぱりエッセイってせめて序盤くらいは読みやすくて誰も傷つけないような内容で書くべきなんだろうなと言う事。

 書いた本人はストレス発散以上の気持ちがないのかも知れませんけど、やっぱり評価された方がいいじゃないですか。毒舌なのはいいとして、共感を得られる書き方ってあると思うんです。それが勿体ない気がして。


 最初に共感を得られる内容を書いていたら、途中で癖の強い文章が出てきてもこうは書いているけど根はそんなに悪くない人的な印象を持てるような気がするんです。そう、何事も第一印象は大事なんです。


 読む人を意識する文章を書いていたら、内容がマイナーでも評価する人は出てくるんじゃないかなと思います。逆にニッチだからこそ人気が出る……とは一概には言えませんけど(汗)。

 愚痴を爆発させる系エッセイでも高評価のものはありますしね。それはやっぱり読ませるテクニックが素晴らしいのでしょう。いやはや、日々精進ですな。

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