登場キャラみんな喋り方に個性があるって言うのもある意味リアルじゃないよね

 他の創作物と違って小説は文章だけですよね。だからキャラの書き分けはとても難しい訳です。それでどうやって書き分けるか、皆さんそれぞれ苦労している事と思います。

 その中で書き分けに一番手っ取り早いのは、喋り方で個性付けする方法ではないでしょうか。


 多くのキャラが出る作品の登場人物はキャラによって変な語尾がついたり、変な一人称だったり、何故か方言だったりします。横文字を多用すぎなキャラやギャル語っぽいキャラ、定番のオカマキャラにネット用語で会話するキャラ、後は厨二病キャラ。色々個性豊かな喋り方をするキャラがてんこ盛り。

 上手い人はもっと自然なキャラ付けをしていますけどね。


 この各キャラが濃い喋り方をするのって、リアルに考えると違和感ありません? 一人ひとりが個性豊かな喋り方をするって……ねぇ。

 この方法に対して、そうしないと書き分け出来ないとか、キャラ付けとか、個性を際立たせたい理由も分かるのですけど、リアルかそうでないかと言えばリアルじゃないなーと思うんです。


 例えば方言キャラの喋りはその人しかしないとかね。実際はどうでしょう、その地域の住人なら多くの人が喋っていますよね。一人称が色々変わる人だって普通にいます。

 いや、それが悪いとかそう言うんじゃないんです。ただそれは小説内でのお約束だなーと思う次第で。小説、話を広げて創作物だから許されるのかなーと。


 まだ小説以外ならね、漫画とかアニメとか、ドラマでも映画でもいいですど、ビジュアルが追加されるとその辺りは楽でいいですよね。同じ喋り方でも許されますし。私もその感覚で書いています。そう、書き分けが出来ていないのです。


 私は喋り方に特徴のないキャラを複数作ってしまい、これどっちのセリフだったかなー? ってやっちゃう事がよくあるんですよ。セリフを先に書くので。キャラ愛がないですねぇ(汗)。

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