どうしたら読まれるの? では答えは出ない

 世の中には創作論は数多くあって、カクヨムにもやたらめったら存在します。どの創作論にもいい事を書いてありますが、大抵の創作論では結果が書かれていません。自分はこう思うで自己完結しています。

 つまり、それを実践したところで望み通りの結果が出るかどうかは分からない訳です。読む人がそう言うのを求めていたのなら別にいいんですけどね。例えば、同じ考えの人がいる! って言うだけで満足する人もいるでしょうし。


 で、自作のレベルの向上のために創作論を読む人も当然いると思うんですよね。そう言う人に結果の出ていない創作論と言うのはどれだけの意味があるのかな? と、思ったりもします。

 実際、その人の考えを知って参考にするのが関の山ですよね。よっしゃ! このやり方を実践しよ! って思える創作論って実はそんなに多くはないのかも知れません。


 こう言う工夫をした事でこれだけ読まれるようになったよ、とか。無駄な部分をカットして評価されるようになったとか、実績があると説得力が増すじゃないですか。

 こうした方がいいと思う、みたいな結果の出ていない創作論はねぇ、試したけど失敗だったよみたいな事も結構ありそう。


 そんな訳で、やっぱり結果の欲しい人は実績のある人の話を読む方がいいと思うんですよね。みんなそうしているのかな? きっとそうしているんだろうな。そうしないと効率が悪いですもんね。


 実績のある人の語る言葉は実績のない人のきっとこうだと思うとはやっぱり違うんですよね。言葉そのもののエネルギーが違います。思い込みもあるのかもですけど。

 何か腑に落ちない事を書いているなーと思ったら、その人の書く小説は軒並み低評価だったりと言うのもよくありますし。


 ただ、WEB媒体の場合、高評価の作者さんの書いた創作論ってほぼ見かけません。やっぱ企業秘密的なアレですかね。ただで読ませてなるものか、みたいな。創作論って客寄せパンダみたいな部分もあるから、逆にそれなりの評価の作家さんほど書いているのかも。

 ある程度の実力がついてきたら、もう他人の創作論に左右されない方がいいのかも知れませんね。

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