美少女とかイケメンとかの描写が苦手です

 それは私が小説に慣れていないせいでもあります。端的に文章で言い切っちゃうのがね、どうにも苦手なんですよ。


 そこには完璧な美しさの美少女が完璧なプロポーションで立っていた、とか

 ギリシャ彫刻のように整ったイケメンが爽やかな笑顔で微笑みかけていた、とか


 すごい苦手ー。


 元々私、物語は漫画で楽しむタイプで、今もそれは変わっていません。ほら、絵は言い切らないでしょ。作者的に美少女に描いても読む人によって印象は違います。一応可愛い絵は描けるのですが、絵描きは可愛いですよって主張せずに絵で表現する訳ですよ。物書きの人はそれを文章で断言しちゃうでしょ。絶世の美女がそこにいた、とか。多分慣れの問題なんでしょうねー。


 自分の作品で表現するのでもまだまだ慣れていないんですよ。容姿の表現はしてもそこに美少女だとかそう言う枕詞はつけられません。つけていないはずです、多分。もしどこかの作品でそう表現しているのがあったらごめんなさい。私は忘れっぽいのです。


 考えてみたら絵で表現するのは難しくても、文章だと美少女がいただとか、イケメンがいただとかで済むのだから簡単で楽ではありますよね。それらの表現もテンプレでいい訳だし。


 特にWEB小説に出てくる美少女の表現とかどれも大体どこかで見た事ある表現ばかりです。個人的にあんまりグラマーな体型にそんなに魅力を感じないので、グラマーな表現をプッシュされても逆に引いてしまったり(汗)。


 ま、個人の趣味の話はどーでもいいですね。


 書けないと言うのは欠点のひとつと言う事でもありますので、いずれは克服したいと思います。敢えてそう言う表現を駆使し始めたら、意外に楽しくてすぐに克服出来るのかも。過去の文章表現のこだわりが今ではすっかりなくなったみたいに。

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