謙遜し過ぎは逆効果

 私はよくレビューとかで自作を褒められるとそんな事ないですーと言う反応をしちゃうのです。

 でもこれってよくよく考えてみると、相手の意見を謙遜でも否定すると言う事は、そのコメントを書いてくださった人の感性そのものを否定する事にもなるんですよね。それはとても失礼な話です。

 だから褒められたなら素直にその言葉を受取り、自信を持つようにしなくちゃなと思います。


 みなさんも自作を褒められたなら、自己評価はともかくとして、ちゃんとその言葉を素直に受け取って自信に変えてくださいね。


 自信を持てば創作も楽しくなりますし、技術も向上していくんじゃないかな。勿論気分のいい言葉にあぐらをかいて向上心を失ってしまてはいけませんけどね。


 いいと評価されたところをじっくり研究して、もっといいって言われるようにその要素を磨き精進させていく。欠点を補うより長所を伸ばした方がいいと言うのはよく言われるアドバイスの定番ですよね。

 作品においては個性こそ武器です。褒められたと言う事はそう言う武器がある事の証明です。武器を磨きましょう。いい武器があってこそ戦いに望めるのです。


 その為には貰ったコメントをしっかり分析する必要もあるのでしょうね。無難なコメントは参考にするところも少ないでしょうけど、すごく具体的だったり、個性的なコメントの中にはきっとレベルアップのヒントが隠されていると思います。


 自分の事って自分ではよく分からなかったりするものです。自分の顔だって鏡を見ないと分かりません。言ってみれば評価と言うのは鏡に写った自分の顔なんです。

 単に貰って嬉しいと言うだけでなく、コメントをしっかり読んで自作を再分析して創作技術の向上に役立ててくださいね。

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