星の評価が3段階なのは素晴らしい事
カクヨムには様々な特徴がありますけど、その中でも特徴的な機能に簡単な評価システムがあります。作品を読んで星の数を選ぶだけ、実に簡単です。
しかし、これは必ず評価しなければいけないと言うものではなく、作品を読んでいいと思ったもののみつけるようになっています。
いいと思わなければつける必要はないですし、星がひとつでもGood!なので低評価と落ち込む事はありません。評価の基準は評価を下す人次第ですが。
この評価の仕組み、多分ミシュランの星のシステムのイメージが頭にあったのではないかと思います。ミシュランでも星がひとつあれば名誉な事ですからね。
このシステムはマイナスを生み出しません。アマゾンレビューみたいに星1が低評価で1が並ぶと最低商品、と言う訳ではないのです。星はひとつから高評価です。
この事に対してもっと評価の幅を上げるべきと言う人もいますけど、私はそうは思いません。何故なら幅が広がると星ひとつが低評価的な扱いになってしまうからです。なので3段階がちょうどいいと思います。
評価の全てが高評価扱いなのはカクヨムの場合、星の数を個別に集計するのではなく、合算してしまうせいでもあるのでしょう。レビューの仕組みとしては星の数を個別に集計するタイプもありますよね。
先に例に出したアマゾンレビューだと個別に集計するので星1がいくら、星2がいくらと言う形になり、星の数は合算されず、逆に平均値が表示されます。この方法も悪くはないのでしょうけど、カクヨムはその方式を採用していません。
星の数を合算する方式の利点は分かりやすいと言うのがあります。どの作品が高評価なのかひと目で分かるので読む作品を選ぶ時もすぐに判断出来ますよね。逆に星3つと評価した人の割合、星1つと評価した割合、こう言うのは詳しくは分かりません。レビューすれば星は表示されるので参考にはなりますが。
良くないと思ったら星を入れなければいい。これって重要な事だと私は思います。わざわざ低評価を提示する必要なんてないと思うんですよね。それは作者を傷つけてしまいます。メンタルの弱い書き手の人の受けるショックは相当なものでしょう。
そんなモチベーションを下げる評価なんていらないでしょう? 私達はプロじゃないんですから(プロの人も中にはいますけど……)。それに低評価を選べるようになると嫌がらせや嫉妬で低評価を入れる人が出て来ないとも限りません。だから必要ないと思います。
個人的に思う事なんですが、星の基準は人それぞれの価値観に委ねられているとは言え、星がひとつでも高評価なんだと言う事を意識して評価をして欲しいと思います。星ひとつの評価を選ぶ事を躊躇しないで欲しい。そして星3つの評価を安易に出さないで欲しい。
いや、本当にそう思っているのならいいんですけどね。この人は普段からよく自作の評価に星3つを入れてくれるからお返しも星3つ、みたいな人もいる気がして。実際にいると思うんですよね、そう言う人って。あんまり身内評価が蔓延するとサイトが駄目になっていく気がするんです。
と、言う訳で評価は冷静な判断でお願いしたいのです。余計なお世話だったらごめんなさい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます