自作が恥ずかしいと思えたら成長の証

 作品を書いていて自分の技術が向上したかどうかって言うのは結構分からないものですよね。それが簡単に分かる方法があります。

 タイトルに書いた通り、自作を読んで稚拙だなと感じたら成長した証です。


 自分の作品って完成した当初はすごくちゃんとしているように見えるじゃないですか。それは小説でもイラストでも他の創作物でも一緒だと思うんですよ。それで自分の技術が上がると、それがすごく恥ずかしく感じるんですよね。不思議。


 実際、私が前にカクヨムで公開した過去作品、殆ど全部直したくなっていますからね。カクヨムに転載する時にしっかり推敲したはずなのに。

 カクヨムに投稿するようになって、創作論とか読んで文章の書き方を直していったからそう感じるようになったのでしょう。


 これは逆に言えば、過去の自作がちゃんと読める内はそんなにレベルが上がっていないと言う事にもなりますね。


 ただ、運動でも文芸でも絵画でも覚え始めはすぐにある程度技術は上達するんですよね。そこから頭打ちになって停滞する。技術的に素晴らしいレベルの人はこの壁を乗り越えた人なんですよね。


 そんな自分では稚拙に感じた過去作品、結構な人が作品を削除しております。読まれなくて削除する場合もあるみたいですが、自作の出来を恥ずかしく感じて削除する人もいるようなんですよね。


 私は例えそんな状況になっても削除はしません。流石に読むと恥ずかしいのですが、自分のお腹……じゃない、頭を悩ませた作品ですからね。読まれても読まれなくても頑張った証として胸を張って公開しておこうと思います。

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