引きの重要さ

 これは漫画でもそうなのですが、物語の最後に引きを用意する事って大事だと思うんです。これからこの物語はどうなってしまうんだ!と言う引きをうまく作れたなら次話も続けて読んでもらえる可能性も高くなると思うんですよね。漫画の場合は最後のページだけだけじゃなく新しくページをめくる部分全てに引きのテクニックを使える訳ですが。


 で、この引きを自作で意識的に使っているのが「魔法少女いつき」なんですけど、あーんまり効果がないみたいです。トホホ。全ての章の最後に次回の予告みたいにさわりの部分の描写を入れているんですけどね。

 でもそれを入れているから読んでくれている人もいるのかなぁ?


 引きにしても色んなパターンがありますよね。すごい危機的状況になって一体どうなっちゃうの?って言うのもそうだし。すごい強敵が出て来て今まさに主人公に襲いかかろうとしている!の部分で終わるのもそうだし。謎の人物が現れて罠にかけて終わったり。素直にそのエピソードが終わってめでたしめでたしで終わらせなければその終わり方は全て引きになると思います。


 WEB小説って2話目を読ませるのが大事だって言いますよね。つまらないと1話の途中でブラウザバックですから。だから良質な引きテクニックは重要だと思います。話をある程度続けて読んでもらえたら、やがて最後まで読んでくれる人も出て来ると思いますし。


 ちなみに私は1話あたりの文字数を章の最後以外、機械的に3000文字前後で区切っています。紙の本のページ感覚なんですよね。これって話の展開で区切った方が良いのでしょうか?そうなるとエピソード単位の文字数がバラッバラになりますけど……。

 プロットをしっかり練ってその展開辺りの文字数を厳密に計算して書く人はそんな事では悩まないんだろうなあ。

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