書き終えてすぐに投稿する?

 皆さん、今日も執筆を楽しんでいますか?プロを目指す人は趣味の人と意識が違うので楽しんではいられないのかも知れないですね。楽しむ人も苦しむ人も全ては読者に読んでもらいたいが為、楽しんでもらいたいが為。日々高みに向かって技術を磨いているものと思います。


 さて、みなさんは作品を執筆していますよね。していなくてもしていても取り敢えずその前提で話を進めさせて頂きます。


 それで、作品が書き上がりました。書き上がる場合もそのエピソードを書き終わった場合と作品の全てが書き終わった場合とありますが、どちらでも都合の良い捉え方をしてくださって結構です。とにかく書き上がったと言う体で話を進めますね。


 一旦書き上がった作品、みなさんはすぐにネットに上げていますか?それともしばらく寝かしますか?それが今回のテーマになります。


 多分よく言われている事だと思うのですが、出来てすぐの作品は完成度があまりよろしくありません。誤字脱字や表現が不適切な場合もあります。キャラの言動もおかしかったりするかも知れません。特に勢いで書き上げた場合、不備が多く残ったままである事は多いはずです。

 一度書き上がった後にするのが推敲と言う作業ですが、執筆直後に丹念に推敲して完璧だと自信を持って言えたとしても、後で読み直すと不具合が見つかると言う事もよくあります。


 一度書き上げた作品は半年は寝かす事、なんて言う作家先生もいらっしゃった気がします。それだけ出来たてホヤホヤな作品は未成熟なんですね。ここまで書くともう結論は出たと思いますが、作品が書き上がってもすぐにアップするのはあまり良いとは言えないと私も思うのです。


 投稿者によっては書き上げてすぐにネットに上げる人もいると思います。コンテスト参加作品で10万文字に間に合わないーって言っていた人とか書いてすぐに出すサイクルだったのではないでしょうか?大体書いて半年寝かせられていたなら10万文字に悩むどころか規定文字数きっかり書き上げていて当然のはずですからね。


 私が知っているワナビの方でいい作品を書くのに推敲を全然しない人もいらっしゃいます。もったいないと思うんですよね。きっと性分なんでしょうけど、推敲はした方がいいです。ネット小説でその作品を修正出来るのは作者の特権なのですから。


 私の今連載している小説も書いてすぐくらいにブログには上げていますけど、カクヨムには3ヶ月位期間を開けて公開しています。そのくらい開けただけでも修正点が結構見つかるものなんですよ。


 そう言う訳でですね、作品は出来たてホヤホヤではなく、熟成すべきもの。これを私は主張したいと思います。

 あ、でもこれは小説の話ですよ。小説以外はこの限りではありません。このエッセイはカクヨム執筆画面直書きなのでピチピチですよ!エッセイはいいんです、新鮮さが命ですから!

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