日々徒然カクヨム日記

エタる理由

　皆さん、執筆を楽しんでいますか？それとも執筆に苦しんでいますか？

　調子良く筆が進んでいる時はいいですが、展開に行き詰まったり色んな事情が重なったりして書けなくなる時もあると思います。

　ずっと筆が進まず物語の執筆が止まってしまう事をエタると言うそうですが、どうすればそれを回避出来るのでしょう。

　時間的な余裕が取れないとか物理的に無理ならば仕方ないですけど、時間があってもどうしても筆が進まない場合、これは何とか出来ればと思いますよね。

　エタるにはエタる理由があると思います。先程挙げたように展開が思いつかないとか、構想はあるけどどうにも気分が乗らないとか……。まずはそのエタる理由を探ってみましょう。

　一度エタると、その癖がついてその後も行き詰まったり気分が乗らなくなっただけで筆が止まるようになるとかならないとか。そう言う癖がついてしまったら折角物語を書き始めても中々完結させられなくなりますよね。

　では、その癖から抜け出すにはどうすればいいか。私が思うに、続けられない癖があるなら続けられる癖もあると思うんです。

　そう、無理矢理にでも書き続けるようにするんです。時間を決めてとにかく書く、言葉を捻り出す。書こうと頭をフル回転させていればやがてテンションも復活するはずです。

　後はとにかく書きたいシーンを頭に浮かべて、それを描写しようとモチベを上げていくとか、書きたいシーンをまず最初に書いてしまうとか……。

　つまり、とにかく書く癖をどうにかして身につける事でエタりから抜け出すんです。書かないと気持ち悪いと思えるようになれば、毎日少しでも書き進められるようになれば、やがては物語も完結させられるようになるのではないかと思います。

　以前私は書けなかったら書けなくていいと書きました。その思いは今も一緒です。　ただ、エタリ癖の付いている人に対してはこう言う荒療治的な事をして執筆意識を変えていくのもひとつの手かなと思い、今回書いてみました。