小説の文章が苦手でした
私は今でこそネットで小説を書いていますが、少し前まで小説の文章が苦手でした。読み慣れない小説の表現に馴染めなかったんです。
今でもそうなんですけど、小説の文章表現でお馴染みの「~なのだ」とか「~である」と言う表現に馴染めません。慣れの問題なのかも。
学術書みたいな硬い文章を読むと「~である」って表現が多用されています。ああ、小説って論文みたいなものなんだなと、その時気付きました。お硬い文章だから頭が痛くなるんだろうなと。自分はお馬鹿ですから。
後、小説のキャラのセリフも最初は馴染めませんでした。漫画とかだと結構あっさりとリアル気味に喋る訳ですが、全て文章で表現する小説でそれをすると説明不足になるんですね。勿論小説の中には普通の会話っぽい会話劇の作品もあるんだと思いますけど……。
普段小説を読まないから、文字コンプレックスのようなものになっているんでしょうね。読もうと思えば読めるので、多分読む癖がついていないだけでしょう。
今でも物語に触れるのは漫画ばかりです。書店に行っても小説のコーナーに寄る事はありません。WEB物書きのはしくれとしてはどうなんでしょうねこれ(汗)。
それでもネット小説に関わるようになって小説に対するコンプレックスはなくなったかな。こんな小説嫌いの私をWEB小説読みにしたカクヨムの存在は大きいです。
ここで文章に慣れて普通の小説も好きになれたらいいな。
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