星の基準

 カクヨムと言えば評価システムで星の数で表現する方法が採用されていますよね。

かなりお手軽に作品の評価が出来るので良いシステムだと思います。

 ただ、評価の基準が読者任せなので甘い人がいたり厳しい人がいたりと色々です。

 私の場合、自分の作品の評価に星が3つもつくとそれ評価甘すぎですよー!そこまですごくないですー!と叫びたくなります。嬉しいんですけどね。


 ただ、自作への評価の場合、今は星3つでもその内物語の展開とかから失望されて星が減ってしまう気がして気が気じゃない不安が残ったりします。

 星3つはエクセレントですからね。エクセレントと言えば優れたとかそう言う意味ですよ。完全無欠でケチの付け所がないようなものにつく称号(?)ですよ。


 かつてバブル期にセガに入社した私は会社からエクセレントカンパニーになるにはどうしたらいいか口を酸っぱく指導されたものでした。エクセレントの響きは、だから私にとっては特別なものがあります。


 そんな感じで私は星3つはほぼ付けません。文字通りお金を出してでも読みたい、って言うかこんなレベルのものをただで読ませてもらっていいの?ダメだよ、この文章はお金を取れる!ただで読んだらバチが当たるよ!お金払うよ?払わせてくださいよ!って心が叫んだような作品になって初めて星が3つ付くのです。


 で、逆に星1つも余りつけません。言いたい事は分かったし心を動かされた。でも色々と惜しいな。もったいないな。そう思えた作品に星1つを付けますね。


 そう言う訳で私はレビューは星2つが一番多くなります。面白いし感動したしいい時間を過ごせた。そう思えた作品がここに該当します。レビューをしたいと思った作品は大抵は星2つ以上の価値があるものです。


 そう言う訳で適度に甘く適度に厳しい、それが私の星の評価基準です。勿論、その作品にどんな評価をしようがそれらは全て正しいものです。甘い人も厳しい人もいるから結果的に良い感じの評価に落ち着くのでしょう。


 カクヨムにはフォロー機能があるので、ある程度人脈を固めれば内輪である程度の評価は得られるかも知れません。ただ、そんな魔法が使えるのもある程度までだと思うんです。やっぱり桁が違う評価をされているものは掛け値なしに面白いんですよね。


 そう言う意味で星の数は結構信用出来るものだと思います。読まれていないだけで星のない作品の中にも名作が埋もれていたりもするんですけど。作品数が多いから仕方のないところです。


 評価の星はいつでも加減出来るし、気に入らなくなったら削除も出来ます。だからこそ一度得た自作の評価を下げないように心がけたいものですね。

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