魔法の定義

 ファンタジー系な物語ではお馴染みの魔法と言う概念。皆さんもお馴染みですよね。魔法の出てくる物語を執筆している人もまた多いと思います。

 魔法は便利な概念なので、色んな人が色んな設定の魔法を展開させておりますよね。


 科学的な魔法

 神秘的な魔法

 何でもあり的な魔法

 すごく使用条件が細かい魔法


 科学と魔法の違う点は、科学が誰でも使える"技術"であるのに対して、才能のある人しか使えないのが魔法なんですよね。作品によってはその世界の住人全員魔法が使えるって言う魔法世界って設定の物語もありますが。


 魔法の解釈が人それぞれなのは、正式な魔法の知識のある人もそうでない人も、不思議な力を全て魔法で解釈してしまえる魔法と言う言葉の懐の深さのおかげだと思います。


 ゲームなどでも有名になりましたけど、ゲーム的な魔法の解釈をする人も多そうですよね。マジックポイントとか。私は思うんですが、実際に魔法を使えたならHPとMPは同じものだと思うんです。魔法を使えば体力が減るはずですよ。気力と体力は分けて考えられませんから。


 魔法と言う言葉、なんて便利なんでしょう。これが陰陽道になったり仙術になるだけでそのイメージは固定化されてしまいます。確固たる事実上の能力や使用法が伝説上だけだとしても現代にも残ってますから。魔法だって本来は具体的な使い方とか資料はあるんですけど。それに縛られる必要はない。

 大雑把でもいいのは絵本とかでも魔法が乱発されたせいなのかも。不思議な力=魔法。これでいいんじゃないかって言うね。


 超能力と魔法の違い、これは個人的な見解なんですけど、個人の力の延長線上にあるのが超能力で、自分以外の力を借りるのが魔法だと思っています。だから発動に特に条件がいらないのが超能力で、色々条件が必要なのが魔法かと。

 でもこれも厳密に魔法を設定する場合の話で、こだわらない人は特に気にしなくてもいいのかな。飽くまでも自分の中での設定です。


 私も魔法の出てくる物語をいくつも書いていますけど、みんなテキトー魔法です。それに目くじらを立てる人は誰も居ない事でしょう。人の数だけ魔法がある。それでいいと思います。

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