日々徒然カクヨム日記

様々な投稿サイト

　カクヨムも勿論そうですけど、ネットには様々な投稿サイトがありますよね。私も今までに様々なサイトを利用してきました。

　私の場合の始まりは詩の投稿サイトでした。その当時利用させてもらっていたのが「なかない猫」と言うサイトです。それまでは企業BBSを利用していました。その企業BBSとは、そう、かつて最強企業系BBSとも呼ばれたセガBBSです。色々あってどんどん規模が縮小されていって、やがて私もセガBBSを去る日がやって来ます。

「なかない猫」での活動期間はこのサイトがものすごく寂しくなるまで続きました。ずっと利用しているとどんどん利用者が減っていくのは何故なんでしょうね？

　全てのサイトがそうではないのですけど、最初は利用者が多いのにどんどん数を減らしていく、そう言うサイトを目にした事がある人は結構多いのではないでしょうか？

　きっともっと魅力的なサイトを見つけたり、その趣味自体をやめたりする人が出て来てしまったりと色々事情があるのでしょう。

　私が「なかない猫」を選んだのは当時「詩の掲示板」で検索した時に検索サイトで一番上に表示された一番人気のサイトだったからです。そんなサイトですら過疎化するのがネットの怖いところですよね。

「なかない猫」を卒業した私が次に向かったのはまた同じ方法で検索してTOPに表示された「木馬館」と言うサイトでした。ここでの投稿生活は本当に楽しくて、利用者も入れ代わり立ち代わりで決して寂れてはいなかったのですけど、管理人さん自身の事情で利用出来なくなってしまいました。この時は本当にショックでしたね。

　で、また都合のいい詩の掲示板を探して、辿り着いたのが今も利用させてもらっている「みんなのＪＰ」と言う事になります。

　この「みんなのＪＰ」では詩以外にも歌詞やイラスト、小説に写真の投稿も受け付けていました。こんな投稿総合サイトはないなと思って少しずつ詩以外の投稿も増やしていきました。

　ある程度はそれで満足していたんですけど、やっぱりもっと本格的なサイトで自分の作品を読んでもらいたい欲求に段々かられていきます。もうひとつの理由に「みんなのＪＰ」では反応が薄かったのもありました。特に小説の場合、ここで何を載せてもほとんどがコメント０かひとつが関の山だったのです。

　それで小説をどこに載せようかという事になった時に選んだのが「小説家になろう」でした。最初はどこに投稿しようか色々考えたんですけどね。やっぱり一番利用者が多い所が良いかなと。

　しかし、なろうでも反応は似たようなものでした。そう、作品を載せた場所が悪いのではなく、元々自分の作品は最初からその程度の出来でしかなかったのです。この事実を知った私はもう「なろう」では書いたものをコピペして投稿するだけの利用になっていました。交流する気もなく、他の作家さんの作品を読む事はありませんでした。

　そうしてカクヨムの登場です。何故カクヨムを選んだのか、前述のように私にはまだ小説執筆技術は未熟です。だからコンテスト狙いではありません。ただ角川が新しいサイトを立ち上げると言うので、面白そうだなーって思って参加しただけなんです。

　他の大手小説投稿サイトとカクヨムを比べたエッセイなどを読んでも分かる通り、カクヨムの売りは編集のしやすさです。私も投稿を始めてその使い勝手の良さに痺れてしまいました。

　それからカクヨムに登録してから他の投稿作家さんの作品を読むようになりました。色んな作品を読むようになって私の世界観も少しは広がったかなと思います。他の投稿作家さんの作品が読みやすいと言うのもカクヨムの特色かと思います。

　問題点も色々と指摘されていますけど、サイトの立ち上げから今までに様々な仕様変更がなされています。その度に少しずつ意見を取り入れていい感じに変わって来ているので、今後ももっと良くなっていくものと信じています。

　なので、私はここの欠点は書き手が多過ぎる事くらいかなって思っています。時間が解決してくれればいいのですが……。

　ここまで書いてやっと本題なのですが、カクヨム立ち上げ以降もまだまだ新しい投稿サイトがどんどん生まれてきているのですよね。

　新しいサイトはそれまでのサイトに対抗するために、それぞれが武器を持って挑戦して来ています。

　ツギクルはアルファポリスのように他サイトからのリンクもOKな投稿サイトです。創る人も見る人も１００%楽しめると言うのがキャッチフレーズのようです。

　独自の評価システムが売りのようですね。

　ツギクルのURLはこちらです。https://www.tugikuru.jp/

　時空モノガタリはコンテストに特化したサイトです。常に何らかのコンテストが開かれていて、コンテストしか受け付けていません。なので短編がメインのようです。入賞すると賞金が手に入りますので、カクヨムの短編作家さんたちには腕の見せ所なのではないでしょうか。

　時空モノガタリのURLはこちらです。http://www.jiku-monogatari.jp/

　この他にも様々な投稿サイトがネット上にはひしめきあっています。きっとなろう系の小説がメディアミックスで大人気になったのも原因のひとつなのでしょう。

　どの投稿サイトを選んでもいいと思いますが、多分どれも一長一短で、完全に全ての面で満足するサイトには中々出会えないような気がしています。

　多くの投稿サイトの中で理想のサイトに皆さんが出会えるように願っています。カクヨムに不満を持つ人は、新天地を目指して冒険をするのもいいのではないでしょうか。もう行動に移している人も実は多いのかも。

　と言う訳で、どうか皆さん、良き投稿ライフを。