別にそこまで厳密にしなくてもいいんじゃない?
よく小説指南エッセイを読むと、リアリティの追求で現実離れしない設定を作る事を指摘されたりしていますよね。
やれ中世ファンタジーを描くなら当時の世界観を忠実に再現しろとか、この時代にこれはなかったんだからこれは登場させてはいけないだとか。
思うんですけどね、実際の中世ヨーロッパを舞台にするならそうですけど、中世ファンタジーって一応異世界じゃないですか。バケモノが闊歩する世界なんですよ?
そんな世界なんだから、中世ヨーローッパに忠実な世界観である必要はないんじゃないかなぁ?と思うんです。
拘る人は冒険者ギルドなんてないとか、この時代の小麦は云々とかそりゃあもう忠実な再現を目指しますが、そんな世界だと魔物も出て来ませんって。何を描写したいのかと。
想像力は無限大ですよ?そこは敢えてひとつ、有り得そうで有りえない世界の描写でもいいじゃないですか。実際の中世ヨーロッパが舞台でその過去に何故か転移転生したしまったとか、そんな設定なら忠実に描写するのに越した事はないと思うんですが。
稲作が発達したヨーロッパ世界だって、パラレルならありでしょ?ヨーロッパ=小麦のイメージがありますけど、それはこの世界での話であって。ギルドが普通に存在してもいいかも知れない。うどんが主食な全世界香川県的なファンタジーだって構わない。ラノベとかならそう言うのやっちゃっていいと思うんですよね。魔法科学が発達して云々とか。
その世界内で設定が破綻していなければいいと思うんですよ。変に拘るのは作者の自己満足でしかないんじゃないかなって。勿論私個人の感想なんですけどね。
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