パラレル・ワールズ

【基本形】【PW2+】ダブルミーニング分岐（★が分岐扉）

むかしむかし　あるところに

おじいさんと　おばあさんが　おりました

おじいさんは、"Take it or y"というげーむを　かんがえだしました

おばあさんは　さっそく　おじいさんがつくったげーむで　あそびました

　〜かわから　おおきな　ケケ（たけ）が

　〜ドアヒュッ！

　〜ドアヒュッ！

　〜ドアヒュッ！

　〜と　ながれてきます

　〜Take? or, yes?

　〜とるしかありません

　〜ケケを　とります

　〜ナタを　かまえます

　〜すると　ひとりでに　ケケは　こわれました

　〜ナタでケケをわる　てまをはぶく　せいさくしゃの　いきな　はからい

　〜なかからは　かぐやひめ　１さい

　〜そだてます

　〜きぞくが　こぞって　きゅうこん　します

　〜かぐやひめを　さゆうにうごかし　きゅうこんしてくる　きぞくを　ぶつりてきに　かわします

　〜かわしつづけると　ししゃがやってきて　かぐやひめを　つきへと　つれさります

　〜つきのいんりょくが　すこしだけ　つよくなります

　〜いんりょくは　しつりょうに　ひれい　するからです

　〜かわから　おおきな　ケケが

　〜ドアヒュッ！

　〜ドアヒュッ！

　〜ドアヒュッ！

　〜と　ながれてきます

　〜Take? or, yes?

　〜とるしかありません

　〜ケケを　とります

　〜ナタを　かまえます

　〜すると　ひとりでに　ケケは　こわれました

　〜ナタでケケをわる　てまをはぶく　おじいさんの　いきな　はからい

　〜なかからは　かぐやひめ　２さい

　〜そだてます

　〜きぞくが　こぞって　きゅうこん　します

　〜かぐやひめを　さゆうにうごかし　きゅうこんしてくる　きぞくを　ぶつりてきに　かわします

　〜つきのいんりょくと　かぐやひめの　いどうそくどは　ひれいします

　〜すこしはやく　うごけるようになった　かぐやひめ

　〜でも　かわしそこねたので　きぞくと　けっこんです

　〜「かぐやひめと　けっこんできるなんて　たとえ　いちやかぎりのゆめだとしても」

　〜きぞくにうばわれた　かぐやひめが　かわいそうだ

　〜ししゃがやってきて　かぐやひめを　つきへと　つれさります

　〜かぐやひめを　つきにうばわれた　きぞくが　かわいそうだ

　〜つきのいんりょくが　すこしだけ　つよくなります

　〜これを　くりかえします

「ははは　おもしろいね」　

おばあさんは　なみだ（★）をながしながら　げーむを　ぷれいしました

ふたりには　こだからに　めぐまれませんでした

もしも　こどもがいたら

いっしょに　ごはんを　たべたい

むらの　がっこうに　かよわせたい

こどものはなしをきいて　ははは　と　わらいたい

つみかさなった　そんなきもちが　げーむになりました

すこし　へんな　げーむ

でも　きもちが　こもっています

ちょさくけんも　ほうきします

ねたげーむ　として　いんたーねっとに　ほうりゅう　します

ドアヒュッ！

ドアヒュッ！

ドアヒュッ！

そうやって　ながれていってほしい

だって　

おじいさんと　おばあさんが　うみだせた

ゆいいつの　ちょさくぶつ（こども）　なのだから

もらって　くれますか？

take?

or?

＜了＞

作者の意図。

★が、

「ゲームが面白くて泣いているのか」

「子供の事を考えて泣いてしまっているのか」

の２分岐　（分かりにくい）

また、オチとか、ストーリーの他の部分が、分岐によってあまり変化しないので、

パラレルワールズのPW2+としての出来は、あまり良くはないという感想。

今回は、物語性を出しつつ、という方が優先でしたね。

またお会いしましょう。