第13話

 右肩に感じる激しい衝撃。  


 気付けば、短槍の穂先が突き刺さっている。跳び込んできた狗人兵が繰り出したものだ。


 吠えたける狗人は、盾にぶつかるようにして圧し掛かった。その力に抗しきれずに、仰向けに倒れる。


 狗人兵は容赦なく槍に力をこめながら、さらに鋭い牙をむいてキエサの首筋へと喰らいつこうとした。キエサは、盾に力をこめて、狗人兵を寄せ付けまいとする。


「この糞狗野郎! 離れろ!」 


 キエサは罵りながら剣を突き出そうとするが右腕は動かない。傷は思った以上に深いようだ。まるで腕を棒か何かに縄で括り付けられているような感覚だった。


「隊長がやられたぞ! 隊長を守れ!」

「隊長を死なせるな!!」 


 カラデア兵たちが叫んだ。


 キエサの両隣の兵たちが狗人兵を盾で抑え込み、剣を突き刺す。後ろにいた兵がキエサの体を引き摺ると、最前列から引き離した。肩に刺さったままの短槍の柄がしなり、骨に響く。もっと優しく運んでくれ。そう思ったが、この状況ではそんな贅沢は言えない。


「言わんこっちゃない!! キエサ隊長、あんまり無茶をせんでください! あんたが死ねば終わりなんだ!」


 キエサを引きずり出したカラデア兵が言う


 俺がいようといまいと、戦わなければ全てが終わりだ。そう言い返したかったが、肩の傷が急激に痛み始めたことで、口から漏れるのは唸り声だけだ。


 キエサの抜けた隙間に他の狗人兵が跳び込み、暴れる。二人の兵が傷を負い倒れるが、死んだわけではない。他の兵たちが盾と剣を突き出して穴を塞ぎ、狗人兵が退いた。 


 再び歩兵たちの長槍が繰り出される。カラデア兵たちは必死でその攻撃を盾でしのぎ、剣で打ち払う。


 キエサは歯を食いしばり痛みと戦いながら、上体を起こした。


 振り返れば、ウル・ヤークスの騎兵部隊と鱗の民の戦いは一進一退の状態だった。当初は深く切り込まれて多くの鱗の民が犠牲になったが、剣に持ち替えた鱗の民が槍を持った者たちと入れ替わることに成功し、ただ蹂躙されることを防いだ。陣形を組みなおし、何とか騎兵部隊に中に入られないようにしている。


 あの恐ろしい騎兵部隊の突進はそれによって阻まれたが、何しろその武勇は尋常なものではない。人の身でありながら、大柄で怪力の鱗の民と真っ向から切りあっているのだ。むしろ、彼らに倒される鱗の民が多いかもしれない。キエサは見ていてそう感じた。


 ウル・ヤークス軍の猛攻は止むことがない。常に後方の人員と入れ替わりながら、こちらを攻め続けている。一方のカラデア軍は、限界が近付いていた。


 吐き出される荒い息。流れる赤い血。


 憔悴した皆の顔を見ながら、終わりが近いことを感じ取る。どこにも逃げ場はない。


 もう、覚悟を決めるしかないか。


 キエサは空を見上げた。


 美しい青空に、小さな影があった。


 それは、一羽の鳥だった。その鳥は、彼らカラデア兵たちの上まで飛来する。灰色の羽毛を持つ見たことのない鳥だ。


「奮戦セヨ! 奮戦セヨ! 沙海ノ勇士タチヨ! スグニ麗シノ月ガ昇ルネア・グ・トァウワ! 汝ラ二救イノ手ヲ差シ伸ベルダロウ!!」


 灰色の鳥が人の言葉を叫んだ。


 何だあれは。


 キエサはここが戦場であることも忘れ、人の言葉を叫び、飛び回る鳥を見上げる。麗しの月が昇るネア・グ・トァウワ……。それは愛しきひとがカラデアの民に呼ばれる愛称を思い起こさせる。


 キエサは、肩の痛みも忘れて勢いよく立ち上がった。


「援軍が……、援軍が来るぞ!! 」


 キエサはありったけの声を張り上げた。


「皆、もうすぐ、援軍がやって来る!! 耐えろ! 耐えるんだ!!」


 上空で同じ言葉を繰り返す鳥を指差し、叫ぶ。


「防げ!! 守り合え!! 生き残れ!! 生き延びれば、俺たちの勝ちだ!! 俺たちは勝つ!!」 


 キエサの叱咤に、兵士たちは、大きな声で応じた。鱗の民も、低く大きな咆哮を発する。疲労の色の中にも、喜びと期待の色を帯びた声だった。


 再び空を見上げる。そして、さらに上空に、こちらへ舞い降りてくる姿に気付いた。


「何だ……?」


 キエサは呟いた。






 敵の抵抗が強固になった。


 ファーダウーンは気付いた。 


 小さな鳥が敵陣の上空を飛び、一人の男が何か叫んだ後、弱っていく一方だった敵の中で、再び戦意の炎が燃え上がったのだ。


 何を言ったのか、ここからでは聞き取れなかったが、この絶望的な状況で士気を奮い立たせるような男だ。カラデア軍の指揮官に違いない。


 ファーダウーンは鞍に収めた弓を取ると、矢を番えた。


 男に狙いを定める。 


 灰色の鳥が男の上空に来た瞬間、男が驚いた表情でこちらを向いた。


 勘の良い奴だ。ファーダウーンは舌打ちしながら矢を放つ。


 男は慌てて掲げた盾で矢を防いだ。


 ファーダウーンは素早く次の矢を番えると、盾の下から覗く足を狙った。


 その矢は男の脛を削った。男はその場で激しく転倒する。それによって、体は盾に隠れているが、頭がここからでもよく見える。


 とどめの矢を番えようとしたファーダウーンは、異様な感覚に襲われて思わず顔を上げた


 うなじが総毛立つ。


 それは、妖魔や怪異、魔術に出くわした時の感覚だ。まじないを身につける中で得たその感覚は、彼の命を何度となく救ってきた。


 一瞬後、空中で、悲鳴のような笛の音がいくつも鳴り響く。鳥が泣き叫んでいるようなその音の乱舞は、戦場の喧騒の中でもよく聞こえた。空兵たちが、地上へ何かを知らせようとしている。しかし、この慌てぶりは異様だ。


 見上げたファーダウーンの視界に、降下してくる巨大な影が見えた。


 背に翼をもったその姿は、一瞬翼人かと錯覚させる。しかし、それは翼人などではなかった。


 翼を負った巨大な影は、重装歩兵たちの中に降り立つ。


 たてがみをはやした獅子の頭。そして、長い腕を持つ逞しい猿のような身体。その身の丈は人の倍以上あり、その背中には巨大な蝙蝠のような翼をもっている。たてがみや全身を覆う体毛は艶やかに光る真珠色だった。その手には、棍棒を握っている。それは、果実が実った枝のような奇妙な形をしており、見事な装飾を施されていた。


 巨大な獅子頭の化け物は、周囲を睥睨して咆哮する。


 歩兵たちは、呆気に取られて動きが止まっていた。


 化け物はもう一度咆哮し、そして手にした棍棒を振るった。重く鈍い音とともに、歩兵たちが何人も宙を舞う。その動きは止まらない。歩兵の隊列の半ばに立った化け物は、周囲の歩兵たちを当たるを幸いに薙ぎ倒している。歩兵たちはその突然巻き起こった嵐に、恐慌をきたしていた。


「こいつは……」


 ファーダウーンは笑みを浮かべた。


「大した手札を切ってきたな。……面白いじゃないか」


 聖女王に使徒という眷族がいるように、異教徒の中にも精霊を従えたり、助けを得る者がいる。ファーダウーンもこれまでの戦いの中で、何度かそんな精霊や妖魔と戦場で相対してきた。おそらく、この化け物もカラデア軍を助けるためにやって来た精霊の類だろう。それが、カラデア人やルェキア族の力なのか、あるいはその他の勢力のものなのか、ファーダウーンには判断できなかった。しかし、突如戦場に乱入したこの精霊が、恐ろしい存在であることは理解できた。 


 精霊を送り還すのは魔術師の仕事だ。騎士団の武器は魔術的な力を帯びているために精霊や妖魔に十分な傷を与えることができるが、犠牲が多くなり、効率的ではない。一方の魔術師たちは、魔術を行使することによって、直接戦うことなく精霊を退散させることができる。しかし、ここに魔術師はいない。彼らが血を流してでも止めなければならない。しかし、今、精霊と相対しているのは憐れな歩兵たちだ。このままでは犠牲が増える一方となる。


 カラデア軍に俄かに大きな動きが起こった。


 紅旗衣の騎士団へと、より多くの人数のカラデア兵が盾を構え向かってきたのだ。そして、鱗の民たちが騎士たちを牽制しながらカラデア兵たちと合流しようとする。


 精霊に歩兵部隊を混乱させておいて、より脅威である紅旗衣の騎士団を相手取ろうということか。 


 その迅速な動きに感心しながら、そうはさせまいと騎士たちを繰り出した。鱗の民が、それを迎え撃つ。


 これまでの流れが断ち切られた。全く異なる局面を迎えた戦場で、新たな攻防が始まった。


 カラデア兵たちが守りを受け持つことによって、鱗の民との連携は攻防一体の陣形を生み出していた。ウル・ヤークスの歩兵に比べれば拙い動きだが、騎士団の攻めに合わせて進退しながら、その陣形を喰い破られないよう攻め、守っている。しかも、こちらがわざと隙を見せてもそれに誘われることはない。攻撃よりも防御を重視して、ひたすらに耐えている。


 奴らの援軍が近付いている。 


 ファーダウーンは確信した。


 あの精霊はいわば先遣隊だ。そして、援軍がすぐ近くまでやって来ていることを知ったからこそ、敵は士気を取り戻し、守りを固めている。こちらも決着を急がなければ、危険な状況に陥るかもしれない。


 何度かの攻撃の後、再び空で笛の音がなった。


 見上げると、黒い煙が舞い降りてくる


 射手の攻撃にさらされることも厭わずに、翼人空兵が舞い降りてくる。


「後背より、敵が!! 騎兵が来ます! その数、二千騎を超えています!!」

「そうか。思ったより早かったな」


 ファーダウーンは頷くと、振り返る。大軍の到着を知らせる、大きな砂煙が西の空に立ち昇った。岩塊の間を、巨大な波のように音が押し寄せてくる。


 そして、回廊の曲がり角から、彼らは姿を見せた。


 赤や青を組み合わせた服、そして構えた盾と槍。跨っている馬は、奇妙なことに縞模様だ。黒い人々ザダワーヒの土地に生息するという縞馬シマウマだろう。ファーダウンには、この色鮮やかな騎兵と縞馬の組み合わせが、奇妙なまでに沙海の白い大地にえて見えた。


 岩塊群の間の回廊を埋め尽くす色の洪水。その前には、彼ら紅旗衣の騎士たちと軽騎兵部隊はちっぽけな存在だ。


 敵の姿を認めた縞馬騎兵たちは、槍を高く掲げると、舌を震わせる甲高い叫びをあげた。


「お前は千人長の元へ向かえ。俺が撤退を進言したと伝令するんだ。流れはカラデア軍に移った。この流れに逆らえば、押し流されて溺れ死ぬことになる。そう伝えろ」


 ファーダウーンは、翼人空兵に言う。翼人空兵は、緊張の面持ちで頷いた。


「はい。紅旗意の騎士団はどうされるのですか?」

「俺たちはここで騎兵部隊を引き付ける。背中を襲わせることはないから、歩兵部隊を出来るだけ早く撤退させるんだ。あの精霊だけは自分たちで何とかしろ。伝えることは以上だ」


 翼人空兵は険しい表情で問う。


「ここで討ち死にされるおつもりですか?」

「まさか」


 ファーダウーンは笑う。


「こんな所で死ぬのはつまらん。死に場所は、自分で選ぶさ」

「分かりました。無理はなされぬように……」

「無理をするのが俺たちの仕事だ。さて、岩塊群ガノンの外で合流しよう。あの化け物に叩き落されないように気をつけろよ」

「はい! ファーダウーン殿も御武運をお祈りいたします!」

「感謝する」


 ファーダウーンは頷くと、舞い上がる空兵を見送った。


 大きく息を吐くと、部下たちに矢継ぎ早に命令を下す。それに応じて、騎兵部隊はカラデア軍の陣地から後退する。そして、彼らを警戒しながら紅旗衣の騎士団と軽騎兵部隊は位置を入れ替わった。


「時間を稼ぐぞ! 歩兵部隊が逃げるまで、出来るだけ奴らを殺す!」


 ファーダウーンの命令に、兵たちは獰猛な叫びで応じる。紅旗衣の騎士たちは剣や槍を構え、軽騎兵部隊は弓に矢を番える。


「放て!!」


 押し寄せる敵めがけて、一斉に矢が放たれた。駆けてくる縞馬騎兵部隊の先陣が、薙ぎ倒されるように倒れる。それが後ろに続く騎兵たちを巻き込み、混乱を生み出した。


「突撃!!」


 紅旗衣の騎士たちが号令一下、飛び出した。


 遅滞の生じた縞馬騎兵の中へと突入する。そして、獣の叫びとともに斬り、突き刺した。その暴風のような攻撃に、騎兵部隊全体の進軍に遅滞が起きる。


 その間に、軽騎兵部隊はさらに縞馬騎兵部隊の後方、そしてカラデア軍へと射撃を続けながら、少しずつ北側へと移動していた。


 紅旗衣の騎士団は暴れまわった後、後退する。ウル・ヤークス軍とカラデア軍との間に生じた空隙を埋めようとする縞馬騎兵部隊へと、紅旗衣の騎士と軽騎兵部隊は、容赦なく矢を浴びせて寄せ付けない。出鼻を挫かれた縞馬騎兵は、その場で足を止めて自分たちも弓矢で応戦した。


 両軍の間で無数の矢が飛び交い、空が黒く霞む。


「ファーダウーン殿! 歩兵部隊が撤退しました! カラデア軍も追跡はしないようです!」


 部下の報告に、そちらを見る。歩兵部隊は、回廊の向こうへと姿を消している。いつの間にか、巨大な精霊の姿も消えていた。


「よし。俺たちも逃げるとするか。今日の仕事は仕舞いだ」


 頷くと、ファーダウーンは指示を出した。まずは軽騎兵部隊が矢を放ちながら北の入り口へと続く回廊を駆けていく。


 そして、その背を守るように、紅旗衣の騎士団が続いた。


 追撃を迎え撃てるように、互いに補いながら、彼らは恐鳥を駆る。敵は、追いかけてはこなかった。





「勝った……のか?」


 地面に座り込んだキエサは、呆然と周囲を見回した。


 兵たちは、逃げ去るウル・ヤークス軍を見て歓声をあげている。


 そんな彼らの元に、縞馬に跨った騎兵たちがやって来る。ンランギの騎兵か。キエサはその雄雄しい姿に見惚れた。敵にすれば厄介だが、味方にすればこんなに頼もしい援軍はいない。


「隊長、大丈夫ですか」

「ああ、自分の足では立てないけどな」 


 部下の問いかけに、キエサは、深くえぐれた右足の傷を指差す。あの騎兵は、恐ろしい弓の腕前だった。頭上に飛んできた鳥が教えてくれなければ、射殺いころされていただろう。右肩の傷とともにその傷はひどく痛むが、慣れてしまった。


「肩を貸しますよ」 

「頼む」


 キエサは、部下の肩を借りて立ち上がった。


「右肩に右足。まとめて右側だけの怪我で助かったよ。寝るときに迷わなくてすむ」

「隊長は前向きですなぁ」


 キエサのおどけた言葉に、部下は呆れた様子で苦笑した。


 部下に支えられたまま、キエサはンランギの騎兵たちを迎える。


「よくぞこれまで踏みとどまられた、偉大なる勇者たちよ!!」


 ンランギの騎兵が朗々とした声で叫ぶ。カラデア兵たちはそれに吠えるような声で応じた。


「ンランギの戦士たちよ! 援軍に駆けつけてくれたことを感謝する。俺が、カラデア守備隊隊長のキエサだ」


 キエサの言葉に、ンランギの騎兵が一騎、馬を寄せた。そして、鞍上から降り立つと一礼する。


「私は千騎の司、ガヌァナ。キエサ殿、お会いできて光栄だ」

「ガヌァナ殿。こちらこそ、勇猛なるンランギの騎兵と戦場を共にできるとは、実に名誉なことだ」


 笑みを浮かべたキエサに、ガヌァナは静かな表情で頷いて見せた。


「キエサ殿、部下共々、しばし休まれよ。あとは我らにお任せあれ」

「ああ、そうさせてもらうよ。本当に、……疲れた」


 キエサは大きく息を吐く。そして、何かを耳にした気がして、顔をめぐらせた。


「キエサ! キエサ!」


 縞馬の群れの中から、一頭の駱駝が駆けてくる。それに跨る騎手の呼び声に、キエサは思わず叫んだ。


「ラワナ!!」


 キエサは精一杯左手を上げる。


 ラワナは駱駝から飛び降りると、キエサに駆け寄った。部下が笑顔でキエサから離れる。傾く彼の体を、ラワナは強く抱き止めた。


「キエサ! ああ、キエサ、生きていた。良かった。本当に良かった……」


 ラワナは、目に涙を滲ませながら、キエサの顔を両手で包む。キエサは笑みを浮かべてみせる。


「ああ、生きてる。この通り、生きてるさ」

「こんなにひどい怪我をして……」


 ラワナは、キエサを支えながらゆっくりと座らせる。


「大した怪我じゃない。ここでは、大勢死んだんだ。あいつらのことを思えば、こんな傷で痛いなんて言っていられない」


 ラワナは、その言葉に悲しげな表情を浮かべた。キエサは、小さく頭を振ると、ラワナを見つめる。


「すまない、ラワナ。俺が不甲斐ないばかりに、君を戦場に連れ出すことになってしまった」

「いいえ、キエサ。あなたはとてもよくやってくれたわ。本当に、よくやってくれた。あなたが無事で、本当によかった」


 二人は抱きあい、額と額を寄せ合う。


「私とあなたが出会ったのは戦場。あなたから愛を告げられたのも戦場。きっと、私たちの元に吹く運命の風は、そうなっているのね。だから、あなたを戦場で助けることも運命なのよ」


 ラワナは、そう言って微笑んだ。

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