黒執事 ―寄宿学校編―

 この作品は『月刊Gファンタジー』2006年10月号から連載中の枢やな先生の漫画が原作のアニメです。私は原作を未読なので、アニメが原作通りなのかアレンジされているのかは分かりません。ごめんなさい。

 今期(2024年春クール)放送されているのはテレビでは4期目に当たるのですね。間に映画やOVA(ODA?)があるようです。最初にアニメになったのが2008年ですから、本当に息の長いシリーズですよね。


 そんな長寿シリーズですけど、なんと、私は今回の寄宿学校編が初黒執事なのです。色々あったねぇ~色々あったよぉ~。

 と言う訳で、感想もむっちゃ初見勢な感想になります。往年のファンの皆さん、失礼な事を書いてしまったらごめんなさい。


 最初に謝ったのでぶっちゃけるとですね、この寄宿舎編、ちょっとノリについて行けません。黒執事、最初に見るのがこの話と言うのはキツかったのかも。何て言うか女性が夢想する男子達って雰囲気なんですよね。

 女性が見る分にはいいと思うのですけど、男性が見るとちょっとそうならんやろ的な描写が色々と垣間見えてしまうのです。これはいかんともしがたい。むう。


 私、黒執事初見なのですけど、悪魔のセバスチャンがすっごい事をして依頼を解決する話なんでしょう? 多分今回もクライマックスはそう言う展開になるのでしょう。今見ているのはそのクライマックスの溜めだと思うのです。カタルシスには溜めも重要ですからね。

 真面目な作風かと思ったら結構シュールだったりと、どのようなスタンスてみて良いのか決めかねております。うーん。


 アニメのクオリティは流石クローバーワークスですね。とても作画カロリーが高いです。安心して見ていられます。高クオリティです。作画関係で不満が出る事はないでしょう。このまま最後までこのレベルを維持して欲しいものですね。

 長いシリーズですので、声優さんの演技もしっかりハマっておりました。当然ですよね。


 と言う訳で、この作品は原作ファンの人や、シリーズを追いかけていた人にオススメです。女人禁制の寄宿舎描写が好きな人も楽しめるかな。

 反面、女性が夢想する男子描写が苦手な人には向きません。それと、シリアス展開の中にしれっと紛れ込むシュールな笑いが苦手な人にも(汗)。


 私はクライマックスの展開を期待しながら見ておりますね。最近は話のテンポが早くなってきたので、期待しているシーンも割と早めに拝めるのかなと思ってしまいます。実際、どうなるのでしょうね。

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