魔法少女にあこがれて
この作品は『まんがライフSTORIA』のVol.34に読み切りが掲載され、Vol.35より連載。その後、同誌の休刊に伴い『ストーリアダッシュ』2019年9月20日から連載中の小野中彰大先生の漫画が原作のアニメです。私は原作未読なので、アニメが原作通りなのかアレンジされているのかは分かりません。ごめんなさい。
話を雑に説明すると、魔法少女に憧れていた少女が悪の幹部になって魔法少女をいたぶると言うものです。いたぶるけど、元々魔法少女のファンなので倒しはしないよと言うのがこの作品の特徴ですね。
言わば魔法少女のアンチテーゼ的な作品とも言えるでしょう。マスコットが悪側と魔法少女側で色違いなだけで同じ種族っぽかったり、どちらも同年齢でお互いに正体を知らないから普段は仲良く出来ていたりと、物語も面白いです。割とギャグ多めですし、肩の力を抜いて楽しめるんじゃないかな。
後、この作品はとてもエッチな話です。R15以上R18未満な感じでしょうか。よくこれアニメ化出来たなと言う声の多い作品でもあります。R18に相当していそうなシーンも出てきちゃったりしてますけど(汗)。
何故そこまでエッチなのかと言うと、主人公のうてなの攻撃がSMモチーフだからです。でもこれ、悪の敵幹部ならどうって事のない標準的な攻撃法ですよね。
この作品のもうひとつの特筆すべきところは、作中に男性が一切出てきません。モブですら女性オンリーです。これは潔いですなあ。キャラの家族でも母親は出ても父親は出てこないんです。
ここまで割り切っていると、そう言う特殊な異世界なのかなとすら思ってしまいます。男性の概念すらなさそう(汗)。作中で男性的なものが出たのはロボのプラモくらいでしょうか。
アニメのエッチ表現はむっちゃ攻めていて、今までのエッチなアニメ戦略より更にバージョンがあります。
規制バージョンと映像的な規制なしバージョン、これが今までのそれ系作品の売り方でしたよね。この作品はさらに音声の規制なしバージョンまであるんです。当然フル装備は円盤だけ。円盤には他にも特典がつくので無茶苦茶売れているって言う話です。そりゃあ、売れますわなあ。
確かにこのアニメ、たまに濡れ場でキャラの声が入っていなかったりもするんですよ。このシーンでは一体どんなやばい声を出しているんだろうと気になってしまうのも普通の反応ですよね。放送中にそんな声がテレビから流れたらけしからんと言う声も出かねませんし、無音放送はよく考えられた戦略とも言えます。
普通に聞ける声ですらヤバいレベルに達していますからねえ。円盤に収録されている声はどこまで過激なんだ……。収録現場はR18アニメ収録状態だっただろうなあ。
この手のアニメで大事なのは作画クオリティですけど、正直、回によってバラツキがあります。万策尽きたんかなと思う回もありました。ただ、最近は安定しているので、このままラストまでクオリティを維持して欲しいところです。
エロシーンは毎回しっかり高いレベルを維持してますけどね。そこは外したらあかんやろと言う事で。円盤だと作が悪い回とか修正されるんかな? エロシーンが更にエロくなってたりもするのかしら?
この作品は、原作ファンや百合アニメ、魔法少女モノが好きな人にオススメです。エッチ盛り盛りなのでスケベな人にもたまらん作品になっておりますよ。
エッチ系が駄目な人や百合が駄目な人には向きません。って、そう言う人は最初から見ないでしょうね。
私は毎週楽しく見ておりますよ。エッチ抜きでも面白いですしね。勿論エッチも否定しませんけど。
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