はめつのおうこく
この作品は『月刊コミックガーデン』2019年5月号から連載中のyoruhashi先生の漫画が原作のアニメです。私は原作を未読なので、アニメが原作通りなのかアレンジされているのかは分かりません。ごめんなさい。
ジャンルはダークファンタジーなのですけど、かなり悪趣味な展開をしております。好き嫌いが分かれる作風ですね。私もそこまで熱中して見てはいないかな。
この作品、ラスボスが同作者の前の作品のヒロインだと言う情報をネットで見たのでちょっとネット辞書でその作品のあらすじだけ見てみたら、本作と物語の流れが似ておりました。似た設定の話を描いてしまう癖みたいなのがあるのかしら?
までも、それが編集の要望なら仕方ないのかな。真相は分かりませんけど。
物語は科学が発達した王国で魔女狩りが行われて主人公アドニスの師匠も殺されちゃって、アドニスが人類に復讐すると言う流れです。この作品、人が簡単に死にすぎるのです。主人公も容赦なく殺していくし、敵側も容赦なく殺していきます。慈悲はない。アイエェェ!
普通の物語みたいに不殺を信条にしているのはヒロインくらいで、だからこそアドニスの足を引っ張っていると言う構図です。
最初は何故敵対してもいないのに魔女が殺されなきゃいかんのかと思ってましたけど、物語の中盤でその謎は解けます。までも、本当にヒドい世界観ですから、物語の流れにはあんまり共感出来ておりません。別にハードな展開が嫌いって訳でもないのですけどねえ。
で、物語展開が嫌いなのに見続けている理由は、バトル描写が新鮮だから。アニメのクオリティは悪くないんですよ。だからこそ胸クソ展開もリアルに感じられるって言うね……。
個人的には見ていて気持ちのいい作品ではないのですけど、こう言う作風の好きな人にはどストライクなんじゃないかな。ネット上でもこの作品を高く評価している人がいましたしね。まあ、人気にならないとアニメ化はされないので、しっかり需要はあるのでしょう。
ハードな展開の作品なのでたまに息抜きでギャグシーンも挟まれるのですけど、個人的にはスベっているように感じます。残念。
アニメのクオリティは高いです。独特の絵柄なのにキャラ崩れとかありませんし。バトル演出も手に汗握ります。特に主人公の使う魔法描写はかっこいい。このバトルのためだけに見るのもアリかなと思います。
と言う訳で、この作品は原作ファンや復讐モノが好きな人、ハードなストーリー展開が好きな人にオススメです。厨二病的な主人公が好きな人にもオススメ出来るかも。
日常系が好きな人とか、殺伐とした展開が苦手な人にはオススメ出来ません。そう言う人は見ちゃダメです。
私はバトル目当てだけに見ておりますね。今後、物語に何かしらの救いがあるといいのですが。
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