ライアー・ライアー
この作品は、久追遥希先生執筆のラノベが原作のアニメです。コミカライズもされているので、アニメはこっちを参考に作られているのかも知れません。ちなみに私はどちらも未見なので、アニメが原作に忠実なのかアレンジされているのかは分かりません。ごめんあさい。
放送前にあらすじを知った時は『よう実』みたいな作品かなと思っていたのですが、ひとつの学校の学年内で争うのではなく、複数の学校同士で争う学園ゲームバトルモノでした。
ここで『よう実』を例に出しましたけど、主人公はたまたまラッキーで実力者に勝っただけのヘタレって設定です。そのはずなのに、2戦目からはしっかり非凡な才能を見せて勝ち続けていると言うね。ここ、設定が生きてないじゃんよ?
嘘をついて実力者に見せかけているので、基本的にイカサマでバトルに勝ち続けているんですよね。その辺りは賭ケグルイ系の話になるのかもしれません。
イカサマを駆使して島でのトップを維持し続ける。それがこの物語の目的。主人公の緋呂斗はいきなりトップになってしまったため、一度でも負けると島を追放されてしまいます。なのであの手この手で負けられない戦いに身を投じる事になるのですな。
で、学校が舞台と言いつつ、勉強とかはどーでも良い設定なのも『よう実』と違うところです。物語はゲームに継ぐゲームで今のところあんまり深みはありません。これを面白いと思えるかどうかですね。
で、物語のメインになるこのゲームですけど、既存の現実にあるゲームは一切出てきません。そう言うところ、賭ケグルイっぽいですよね。勉強とか成績とかどーでもいいところも含めて、そっち系の話と言えます。
一応緋呂斗にも目的はあるんですけど、それが人探しなのでゲームに勝ち続けるだけで自然に見つかる流れになりそう。そのあたり、どうなのでしょうね。
物語の流れ自体は深いようで浅いですけど、その分、ゲームの駆け引きなどの描写は中々練られています。一度でも負けたら終わりな話なので、苦戦しても負けないんだろうなと主人公補正を信じて脳死で楽しめたり(汗)。
キャラクタが可愛くてハーレム要素もあったりするので、キャラの可愛さで見るのもアリかな。作画クオリティも悪くないですからね。
と言う訳で、この作品は原作ファンや創作ゲームバトルが好きな人にオススメです。キャラが可愛いので女の子目当てで見るのもいいかも。都合の良い展開もあったりするので、そう言うのが苦手な人には向かないかな。後、こう言う心理戦が苦手な人もオススメは出来ません。イカサマが嫌な人にもね。
私は割りと頭空っぽにして見ています。割り切って見たら結構楽しいですよ。
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