デキる猫は今日も憂鬱
この作品は、『水曜日のシリウス』2018年8月22日から連載中で『月刊少年シリウス』でも2021年12月号から連載中の山田ヒツジ先生の漫画が原作のアニメです。私は原作を未読なのでアニメが原作通りなのかアレンジされているかは分かりません。ごめんなさい。と、ここまではお約束でございます。
このアニメ、製作がハンドシェイカーのゴーハンズなんですよね。東京バビロン事件からようやく復帰出来たと言う事で。あの事件は本当に衝撃的でしたよね。
今期はゴーハンズ製作の原作モノアニメが2本同時に放送されています。ゴーハンズと言えば3Dと2Dの融合が半端ないのと、キャラデザの人に特徴があります。今期放送されている2作品でもその特徴が遺憾なく発揮されており、ゴーハンズの作品の特徴を知っている人ならひと目でゴーハンズアニメと分かる作りになっておりましたね。
つまり、癖の強いアニメスタジオなんです。なので好き嫌いがハッキリ分かれると思うのですが、私は割りと好きですねえ。
1話はそのCG技術の高さを見せつける演出がやりすぎていたように感じましたけど、 2話目以降はそう言う事もなく普通に楽しむ事が出来ています。1話に気合が入っていたのは、ゴーハンズの力を見せつけたかったからなのかしら?(汗)
作品のあらすじは、ヒロインの幸来が冬のある日に拾った黒猫がクマレベルの大きさに成長して、家事その他をやってくれるようになったと言う日常系作品です。幸来は仕事以外はポンコツで、黒猫の諭吉の事も一部の人以外には秘密にしているので、ごまかすやり取りとかを楽しむ感じの作品なんですね。
ちょっとくまみこに似てるかも。諭吉は喋りませんけど。
ゴーハンズアニメなので、キャラデザが原作の絵柄と言うよりキャラデザの人の絵柄になっちゃってるんですよね。これはもうひとつの今期ゴーハンズアニメ『好きな子がめがねを忘れた』でも一緒です。
ちょっと調べると、別にゴーハンズにはこの人しかキャラデザの人がいないと言う訳ではないみたいなのですが……。今はこのキャラデザの人を推している状況のようですね。
とは言え、人間キャラ以外はしっかり原作に寄せておりまして、猫の諭吉はしっかり猫っぽくて可愛いです。喋りませんけど頭が良くて字も読めるので筆談なら出来そうなんだけどなあ。
ただ、以心伝心で交流出来ているので、敢えて筆談をする必要もないのかも。
アニメ自体は普通に日常系で、この手の展開の作品が好きな人には刺さると思います。ゴーハンズ、日常系も行けるんだなあ。キャラも生き生きと描写されていてクオリティも高いですよ。
ゴーハンズは放送日までに完全納品する方針のようなので、今後も高いクオリティが維持されていそうです。安心して最後まで楽しめそう。
この作品は原作ファンや猫好きな人にオススメです。後は日常系の作品の好きな人にも。デカい猫が家事全般をこなすと言う作品ですので、そう言う設定がダメな人には向きませんね。
私は猫が好きなので、毎週楽しみに見ておりますよっ。面白いです。
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