デッドマウント・デスプレイ
この作品は『ヤングガンガン』2017年21号から連載が始まった成田良悟先生原作、藤本新太先生作画の漫画が原作のアニメです。私は原作を知らないので、アニメが原作通りなのかアレンジされているのかは分かりません。ごめんなさい。
ただ、このアニメについてのコメントを見る限り、セクシー描写は抑えめになっているみたいですね。それ以外は分かりません。
作品のあらすじは、異世界でボス的存在だった主人公が勇者っぽい人に殺されて現代日本に転生。しかも殺されたばかりの少年の体に宿ってしまいます。で、殺した少女をサクッと返り討ちにして、そこから何とかこっちの世界で生きる事になったと言う感じの話です。ラノベでありがちな異世界転生の逆パターンですね。
異世界では悪のラスボスっぽかったのに、こっちの世界では普通に主人公ポジになるのがちょっと面白かったです。
主人公はこっちの世界では使う事の出来ない異能力を使えるのでチート無双になるかと思いきや、色々制限があってそこまで無双じゃないんですよね。その辺りは従来の物語の王道パターンに沿っているとも言えます。
なので、無双系の話が好きな人はあんまり好みじゃないかも知れません。作中じゃ主人公よりヤバいキャラも続々出てきますからねえ。
この作品、面白いかと言えば微妙なところです。色々なキャラが続々と出てきて、まだキャラ紹介的な展開だからなのかも知れません。警察でも手に負えないような馬鹿げた異能キャラが続々と出てきますのでね。
警察も割と有能ではあるのですけど、こいつらに相手が出来るの? みたいな。これから警察でもヤバいのが出てくるのかな?
作画は悪くないですし、演出もちゃんとしています。ただ、何となく地味な感じは受けますね。原作もそう言う作風なのかもですけど。作画崩れもないですし、クオリティは低くないんですけどね。堅実な感じです。
声優さんのイメージも合っていますし、普通に面白いですよ。あまり注目されていないのは、その地味さがちょっとネックになっているからなのかなぁ。
と言う訳で、このアニメは原作ファンやちょっと変わった切り口のバトルモノが好きな人にオススメです。主人公がそこまで強くはないので、無双系が好きな人にはオススメ出来ないかな。ハーレム的な展開もないので、そう言う作品が好きな人にも合わない気がします。
私は毎週普通に追いかけて見ていますね。個人的は感想は普通です。そこまでよくも悪くもない感じ。今後の展開で化けるといいな。
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