ミニオンズフィーバー
ミニオンズフィーバー、先週(※執筆時)の月曜に観てきました。実は私、怪盗グルーシリーズを観たのはこれが初めてなんですよね。第一作目の上映時、すごく観たかったのにタイミングが合わなくて。そこからズルズルと観ないままでした。
今回は上手くタイミングが合ったのですよ~。めでたしめでたし。
まそんな訳で、初めてのグルーは色々と訳分からんかったですけど、雰囲気で観られました。子供向けだけあってありえへん展開にもなりましたけど、ギャグだと思えばね。あははと笑い飛ばしましょって事で。
映画のクオリティは高かったですよ。流石看板タイトルです。ミニオンズって設定を考えた人は天才だなぁ。
ミニオンズって独自の言葉を使ってるって設定なのに、部分部分で普通の言葉を喋ってるんですね。英語っぽい言葉も日本語っぽい言葉も喋ってる。だから割とミニオンズ語も理解出来ました。一度でもこの作品を見たらみんなミニオンズが好きになるの、分かりましたわ。いいキャラですもん。
あらすじは、泥棒のトップを目指すグルーが憧れの悪党の仲間入りをしようとして逆に悪党を出し抜いてしまって、その後は悪党の内輪揉めに巻き込まれつつ最後は何となくいい感じになると言うもの。
構成がとても巧みで、物語を書く人にはとても参考になるんじゃないかな。無関係に思えた様々な要素が最後にうまくハマっていくところはすごかったです。出来の良いパズルみたいでした。
タイトルはミニオンズフィーバーですけど、特にフィーバーは感じられなかったかな。悪党のヴィシャス・シックスの衣装とかノリはまぁまぁフィーバーしてましたけど。
後、ミニオンズが単独で活躍するシーンも割りとフィーバーしていたかも。
今作はグルーが悪党の師匠を見つけて、その教えを受けて悪党として成長するって話なんですよね。その師匠も極悪人と言う描写ではなくて、いや、それっぽいシーンもあるんですけどグルーと触れ合う事で極悪要素がなくなっていくんです。
悪党を主役にした映画ってルパンもそうですけど、やっぱ最後にはもっと悪な悪党をぎゃふんと言わせる展開になるんですねえ。
グルーが成長するように、ミニオンズにも成長要素があります。彼らが出会ったカンフーの達人おばさんにカンフーを教えてもらうんですよ。予告でもそのシーンが一部映ってましたけど、割りとこの修行シーンが長いです。ミニオンズはへっぽこなのですけど、そのへっぽこなのが楽しかったですね。
ここで身に付けた技術がクライマックスで大活躍するんですよ。このシーンも必見です。楽しいですよ。
結果から言うと、とても楽しい映画でした。全シリーズ観たくなりましたね。今作のグルーは子供なので子供らしいシーンがいくつもあるんです。大人のグルーはどうなのかなって思いましたもん。
ファミリー向けの作品なので、そう言うのが苦手な人以外はみんな楽しめると思います。シリーズのファンの人にも、今作から観始める人にもオススメですよっ。
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