バスタード
バスタードが令和の時代に復活したと言うので、ホイホイ見てしまいました。原作はジャンプ連載時に立ち読みしたくらいのアレでしかないので、ストーリーはほぼうろ覚え。なので令和アニメ版が原作に忠実かどうかはよく分かりません。多分忠実なんじゃないかな。自信はありませんけど。
で、作品を見た感想なんですけど、一番強く感じたのは『説明しすぎじゃね?』でした。多分今のアニメだったらここまで説明しない気がします。普通の作品って解説キャラが作品内の設定の解説を全て担っていると言うか、ベラベラと説明するキャラが限られているじゃないですか。
バスタードでは主要キャラ全員が解説キャラか?! てくらい入れ代わり立ち代わり解説しまくりますからね。原作読んでた時は全然違和感を感じなかったのに。これも時代ですかねえ……。
バスタードの魅力と言えば、派手な魔法戦や女子キャラのセクシィー描写、ダーク・シュナイダーの俺様な性格などですけど、一番に解説シーンが印象に残っちゃうのです。これって私だけでしょうか。
今時の異世界ファンタジーはラノベ原作モノが主流になっていて、その感覚で見るとバスタードはやっぱり古臭さを感じてしまう部分が出てしまいますね。
一番はやはり呪文詠唱バトル。今時は無詠唱が主流なので、唱えている間に攻撃しろやって感じで見てしまいます。漫画で読む分には面白いんですけどねー。
バスタードの魅力のひとつがお色気シーンなんですけど、令和版もしっかり力を入れて描写していましたね。一部では原作通りのお胸表現じゃないって不満も溜まっているようですけど(汗)。
ただ、原作はジャンプに連載していたのもあってセクシィシーンが凄くソフトでね。リアルに考えたらとっくにもっとアレな事になってるやろと思ったり思わなかったりです。追求すると18禁作品になってしまうので仕方ないですが。
総じて言うと、色々ともどかしいのです。相手の攻撃が終わってから自分の攻撃が出来るターン制バトルみたいで。それもあの時代の空気みたいなものなのでしょう。
まぁここまで色々と書いてきましたけど、30分があっと言う間に感じられましたし、何だかんだ言ってもとても楽しめました。ただ、原作を知らない若い人がどういう反応をしたかですね。原作を知っている私ですら古さを感じたくらいですし……。
ただ、逆にそれが新鮮かも知れません。楽しんで見てくれていたらいいのですけどね。
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